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2009年5月

2009年5月31日 (日)

とある日曜日

朝、東京出張から帰京。
昼は、キンカーオという七条大橋西詰のタイ料理屋に行き、その後ラボで一仕事。
庶民的なタイ料理を食べるならいまのところここが一番おいしいと思います。
特に辛い料理は○です。
そういえば、昨日も慶應病院ちかくのメーヤウにいってタイカレーを食べたな。
旅行好きである理由の一つに日本で食べることのできない現地の変わった料理が食べられる、というのがあるのですが、だからこそ、東南アジアはやはり好きです。アフリカはつらかったなぁ、そういう意味で。

意外とアメリカはよかったです。SFなんかは、大抵本場に近い各国料理があるから。その点日本のアジア料理は子供っぽい味、というか、日本人向けにアレンジしすぎているというか、いただけないところが多い。

そして夕方久しぶりに床屋に行きました。が、その間ずっと寝てました・・・。

アトピーの班会議

厚労省の「バリア機能障害によるアトピー性疾患病態解明に関する研究」の班会議でした。慶應皮膚科の天谷先生が班長をされていますが、tight junction, filaggrin, atopic dermatitisのマウスモデル、genetic levelからの解析など、最先端の研究が目白押しです。そんな中、自分の発表のレベルがくだらないとまずいな、という緊張感がとても強くあります。年二回の発表はかなりのプレッシャーになっていますが、勉強になることが多くて本当に楽しみにしています。
最初の3題の演題が終了した時点で1時間半ほど予定より時間が遅れてしまうくらいdiscussionが白熱するわけですが、こちらもdiscussionを楽しみに来ているので全く問題なし。

天谷先生と一つ今一緒に研究していますが、その研究の意義付けなどを明確にする事に対するその要求レベルの高さは、留学時代を思い出させてくれます・・・。
二次会まで盛り上がりました。
研究の世界というのは頑張って一歩進むと、一つ世界が広がり、そしてそこでまたひとがんばりすると、また見えてくる世界が広がってきますよね。こういう班に加えてもらってうれしいです。

さて、話は変わって、先日のブログに対する「たにさん」からのコメントですが、
———————————————
わたくしのボスも先生のブログに立ち寄っていると申しておりました。happy01
———————————————
えっ?先日のKishimoto sympoでY先生とすれ違いましたが、そんな雰囲気全く伝わりませんでしたよ・・・。

とうことで、シャイな僕はますます対人恐怖症になりそうです。

2009年5月28日 (木)

Lipid mediatorの国際学会(PLM2009)


昨日は多久和陽先生と一緒にS1Pのセッションの座長をさせていただきました。osteoblastのイメージングで世界を牽引する石井優さん、FTY720を作られた千葉さんをはじめ、S1P2と血管新生で多久和先生、Julia Saba先生やS1P1のKOを作られたRichard Proia先生など、非常に興味深かったです。脂質の世界はhairなど皮膚がらみのphenotypeが結構認められますし、それがヒトの遺伝疾患とも関連してきたりして、多領域との有機的つながりがみられてきました。

なんやかんやで10年近くlipidをやってますが、今が一番面白く感じます。

事務局長の有田さんお疲れ様でした。

2009年5月26日 (火)

最後の授業

就寝前の睡眠薬代わりの読書ですが、
Randy Pauschの最後の授業を読みました。
月田先生のことをずっと思い出しながら。
小さな小さなクローディン発見物語は後輩にあげてしまったけど、やはり手元においておきたいので、再度購入します。

Randy Pauschの方は、
http://www.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA
上記のYoutubeだと無料ですね。

死の宣告をうけてから、彼の人生は変わった、という事だけど、僕らも遅かれ早かれ、確実に死に向かっているわけですよね。そんなことを意識しながら生きている人はあまりいないと思いますけど。

Kishimoto symposium2

今日も以前のbossのJasonの講演や研究の話を何人かの方とさせてもらい、楽しい時間を過ごせました。
ただ、自分の仕事もまだ片付いていないことや、また、東京出張が今週あと2回あるので、途中で帰らせてもらいました。
1-2ヶ月motivationを維持するのに十分なエネルギーを蓄えました。

話は変わって、阪大A研の凄く優秀なscientistであるUさん(腸管免疫)が、このブログに立ち寄ってくださっているとのこと。正直こちらから提供できるようなものは何もなく、本当にお恥ずかしい限り。
ただ、腸管と皮膚のクロストークは絶対あるので、これからもおつきあいお願いします。

あと、こういうシンポジウムを企画してくださった方にとても感謝します。
参加費も無料ですし。
現在研究皮膚科学会で、若手向けの合宿を企画していますが、なかなか大変な作業です。特に今回は第一回目なので、より大変というのもあると思うけど・・・。
これまで当たり前のような気持ちで参加していた小さな研究会もいろいろな方のボランティア活動で支えられています。

2009年5月25日 (月)

Kishimoto symposium

大阪での免疫シンポジウムに参加しています。
一つ目の目的はH君の留学予定先のボスとのinterviewの付き添いです。
僕にとっての右腕が来年留学するのは痛いですが、彼が成長して戻ってくることを期待しています。
もう一つの大きな目的が留学中のボスだったJason Cyster先生とdiscussionすることで、今作成中の論文についていくつか貴重なコメントをもらいました。
相変わらずsharp.....そして物腰は昔と変わらずおだやか。トップレベルのサイエンスとの距離は一考に縮まりませんが、今後自分の研究の方向性はより明確になってきています。
やはり皮膚科医として、より臨床のアイデアを取り入れていこうと思います。

シンポジウムそのものもqualityがとても高く、また、参加者の面々をみていると、同世代の知人ががんばっている姿を肌で感じることができて気合いが入ります。

2009年5月23日 (土)

M先生からのおみやげ

4時頃出張から大学に戻ってみると、机の上にいくつか封筒が。
あけてみると本を作るのが趣味である某M先生から3つの依頼原稿というおみやげが・・・。
そういえば、今年に入ってからまだ6つしか依頼原稿を受けていないので、M先生も最近お疲れなのかと思いきや、やはり油断大敵、おそるべし・・・。
ありがたく頂戴し(幸い自分の得意領域でした)、一気に書き上げました。
がっ、我が愛しの「雲母湯」はもう閉まっている。残念。

音楽の殿堂も

僕のお気に入りのlive hall「Zepp」も仙台ではリングと化すんですね。
凄いな。

今日は朝仙台をでて、その後横浜で論文の打ち合わせをしました。
自分にとっての試金石となる重要な論文がそろそろまとまりそうです。
これから京都に戻るところ。
今日の実験で、おそらく一通り実験終了のはずです。


Kc3b0048


仙台出張

仙台で厚労省の班会議に参加してきました。
留学時代よりお世話になっている小笠原先生が班長をされている会で、金属アレルギーの診断や治療につなげる事を目的にしています。小笠原先生のラボも見学させてもらいましたが、壁が少なくて、しかもガラス張りなので、閉塞感のない、本当に素晴らしいラボでした。ちょっとショックなくらいです。ただ、僕らの同世代が教授になって、アメリカに負けないような環境をつくることができる、というのは、大きな夢と希望を与えてくれます。

また、厚労省の班の運営というのは大変だと思いますが、現在のメンバーは大変素晴らしく、別の視点で物事を見ることができるようになり、異分野交流の大切さを改めて感じました。全く新しいことができそうなコラボの話もできたので、また楽しみが増えました。

一方、仙台は、僕の好きな町の一つです。駅から離れた安宿にとまりましたので、駅までのんびりぶらぶらと散歩しながら向かいましたが、緑が多いし、何度か道を尋ねたのですが、みんな親切ですし。

昨日の昼は牛タンを食べに行きましたが、食べログでチェックした、太助。店に入ってみて、なんか見覚えがあると思ったら、10年ほど前に、何かの学会で宮地先生に連れてきてもらった店でした。
恐らく始めて宮地先生と二人で話をしたときだったので、ちょっと緊張したのを覚えています。僕にもうぶな頃がありました。

2009年5月21日 (木)

swine fluその後

出張帰りに、京都駅を歩けば、日本人の2-3割の人がきちんとマスクをしています。
欧米人も100人近くすれ違いましたが一人もマスクをしていません。

九州ではまだ発生例がでてないためか、お国柄か、マスク姿はほとんど見かけませんでした。

京大は、swine fluに対して迅速な対応がなされていて、第四版が発表されましたが、現状を十分理解した内容だと思います。見直しました。


平成21年5月20日

センター
各  専攻分野  等御中
附属施設

医学研究科事務部長
増 地 公 一

  新型インフルエンザに対する京都大学の方針(第4版)等について

標記の件にかかる続報(第4版)が京都大学ホームページにアップされましたので、お知らせします。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090520_2.htm

なお、現在、自宅待機(教職員は就業規則に基づく就業禁止)措置を受けている学生、教職員等のうち、今回の方針に基づくと本日から登校、就業可能となる場合については、発熱等の症状がある場合を除き、5月21日(木)から登校、就業されるよう併せて周知願います。



方針(第4版)の概要は以下のとおりです。

1.学生等の授業について(現時点で授業休止等の措置は行いません。)
・今後、新型インフルエンザの流行状況等により、授業休止等を行う場合があること。

2.学生、教職員等又はその家族が新型インフルエンザに感染した(疑いを含む)場合について
(1)学生、教職員等が感染(疑いを含む)した場合
�最寄りの保健所等の発熱相談センターに連絡のうえ、その指示に従う。
�新型インフルエンザと診断された場合は、入院又は自宅療養(教職員は就業禁止)するとともに、症状が改善(解熱)し、48時間の経過観察(教職員は就業禁止)後に、登校、就業する。
�当該者の濃厚接触者は、最後の接触後96時間の自宅待機による経過観察後、症状が現れなければ登校、就業する。

(2)学生、教職員の家族が新型インフルエンザと診断された場合
・当該学生、教職員は、治癒又は最後の接触後96時間の自宅待機による経過観察後、症状が現れなければ登校、就業する。

(3)上記(1)�、(2)にかかわらず、やむを得ない事情により、96時間以内に登校、就業する必要がある場合は、医学研究科安全管理担当に問診票を提出し、登校、就業の可否について判断を受ける。

3.今後の海外渡航について
・発生国に限らず、海外渡航については、関係情報を踏まえ、自粛を含め再検討を求める。

4.発生国から帰国(入国)した場合
・帰国後の自宅待機(就業禁止)の措置は行わない。
・帰国(入国)時に発熱等の症状がある場合は、上記2.(1)��により対応すること。 
                                        以上

2009年5月20日 (水)

リスクを冒してまでも・・・?


明日の京都皮膚アレルギー研究会も中止となりました。
結局浜崎あゆみなどのコンサートも中止になっているようです(昨日の朝の段階では決行となっていたのですけどね)。こういうときは、riskを追わないといろいろな会は決行できないですが、そのriskを追ってやることにどれだけのメリットがあるかを正しく判断しないといけないわけですよね。こういうことは、経験を積んできた人生の達人は様々な失敗をみてきているでしょうから、比較的すんなりと決断できるかも知れませんが、僕のような若輩者は試行錯誤、という感じがします。
そもそも生来の冒険好きですので、仕方ないです。学生時代は海外にいくと、危険だから、絶対行くな、といわれると必ずそこに行ってしまう・・・、という感じで、ここには絶対にかけないし、人にも絶対言えない経験もたくさんしてきています。実験もいろいろ試してありとあらゆると言っていいくらいの失敗をしてきました(そうであるが故に、他人の実験の失敗の原因解明が比較的適切にできる、というメリットもあります)し、そういうことで、僕らのような若手(最近は僕もそう呼ばれなくなってきましたが)は、チャレンジ精神を失ってしまうには早すぎます。
ただ、今は、そのリスクを冒してまで得られるものが何なのか、がはっきりした場合に限ってやるように心がけていますが。
しかしながら、いつまでこの騒ぎはいつまでつづくのでしょうか・・・?ほんとにねぇ。
今日は産業医大出張です。みんなの仕事はどれくらい進んだかな? 

2009年5月19日 (火)

How to write an effective referee report

JCIにこんな記事が出ています。
http://www.jci.org/articles/view/39424
ある意味当たり前の内容ですが、これまであまり論文のreviewをされたことがない方には参考になると思います。

2009年5月18日 (月)

swine fluその後

一気に拡大して、大学や周辺の病院でもいろいろな対策が取られてきています。
また、麻酔科学会は神戸開催なので延期になるかも知れない、とのことで、ただならぬ状況です。

今のウイルスの毒性であれば、比較的問題ないでしょうが、変異するとどうなるか・・・。ただ、インフルエンザというものは、そもそもそういうものだと理解していますが。

特に医療従事者は、この手の問題に対して繊細にならないといけないのでしょう。ただ、具体的に従来のインフルエンザの対応以上に何をなすべきかははっきりしたことは言えないはずで、そういうことを許さなくてヒステリック、あるいはパニックを起こしたかのようなresponseをしてしまうマスコミなどしばらくはこの一見は落着しそうにありません。

修学旅行や学会などが中止されたり延期されていく、という事に対して、今は僕自身答えを持ち合わせないですが、同様のことがまたいずれ何年か何十年後後にもおこるでしょうから、今回の経験からいろいろと学ぶことを見つけていこうとは思っています。

2009年5月17日 (日)

日曜日

さすがに今日は、ラボも静かなものです。
誰にも自分のペース配分があるでしょうから、それで全く問題ないと思います。

以前も書いたと思いますが、あまり僕はガス抜きが必要ないタイプの人間のようで、銭湯で20分でも使ってビールか缶酎ハイを一杯でも飲めば復活します。
以前留学していたときは週末ゴルフをしたりしていましたが、息抜きというよりは非常にseriousにやっていて、上手にならないと気が済まないのでむしろストレスがかかるくらいでした。

こういう生活がいつから始まったのかよくわかりませんが、そういう傾向は小学校6年の頃にはすでにあったような気がします。一分でも一秒でも無駄にしたくない、という思いはしかしながら、まわりを見えなくさせますし、つきあいにくい人間にもなってしまいがちです。そこまでは至っていないと思うのですが・・・。
こういうときいつも思い出すのは留学の時のボスだったJason Cysterですね・・・。彼は僕なんかと全く比べものにならないくらい密度の濃い研究生活を送っていました。
そう考えれば、ぼくもまだまだ努力が足りないと言うことになります。

恐らく、僕は彼からの呪縛から解き放たれることはないでしょう・・・。そういう意味で留学というのはやはり一生の財産でした。

日曜日

リンク: クイック投稿 | ブログサービス[ココログ].

亥鼻山の住人先生からのコメントです

さすがにみなさまもコメントまでは読まないと思うので、時々こうしてmain textの方にもコピペさせてもらいます。
亥鼻山の先生には、論文のreviewを時々お願いしておりますが、大体24時間以内で素晴らしいコメントが返ってきますのでさすがです・・・・。

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「血を吐く位まで一緒にがんばろうな」と言ったのは,私でしょうか? 自分ではあまり記憶がないのですが,この数日間,この言葉に束縛されています。せめて,この台詞が「血を吐く位までがんばれ」であったなら。
 
自分の記憶では,「朝は来なくても良いし,夜も早く帰って良い。何故なら努力は求めない。必要なのは結果だけだ。」とは言っておりますが‥‥。とは言っても,本当に朝現れないF君(彼も,今や医長ですね)にヤキモキして,電話をかける度に,「今,大学の駐車場です」と何度も返答されました。

最も,「頑張ります」と元気に言ってくれた新人さんに気を良くして,1週間で潰したのは事実です。それ以来,体調を崩されては仕事が進まないと反省しているのですが,4月の1週目にS君が潰れたのは,前日の花見が寒かったからですよね。

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先日,京大に電話を入れて,聞き慣れない秘書さんの声に,時が確実に流れていることを痛感しました。ホームページ改訂の話にも,まさに時の流れを感じます。

千葉大学皮膚科のホームページも,相変わらず私が手作りしているので,良かったら見に来て下さい。
http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/dermatology/

ただし,千葉大学皮膚科のホームページが発信するメッセージは,「一緒に千葉で皮膚科をやってくれる新人君,頼むから来て〜!」という心からの叫びであって,患者さん向けの情報としては,もっぱら「混んでいるから,来ないで下さい」になってしまっています。

だいたい,浦安にある某テーマパークでも,ファーストパスを受け取って30分枠の予約券さえあれば,2時間以上も待つことはないと思うと,本当に申し訳なく思います。せめて,待っただけの甲斐があったと感じて貰える診療をしたいと思うのですが,実際には,どうなのでしょう。
でも,「内科よりも,どこよりも皮膚科が混んでますから覚悟しています」と涼しい顔で待ってくれる,他科のついで受診の貴方が外の病院を受診してくれたら,本当は少しは待ち時間が緩和するのですけど‥‥。

紫野温泉

一昨日の夕方からは溜まった論文などを読もうと決めていろいろ読んでいたら、気付いたら2時。
Sさんに借りていた理系白書も読みました。2003年に発売されて約6年経過していますが、かつてに比べれば、若手の研究者はチャンスを与えられていると改めて感じます。
いい訳はできないですね。

2時になっても未だやってる銭湯がありますから、のんびり浸かりました。
紫野温泉
http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/e9ea9144237bfb5d2eb32fdf697ec4c9/

僕の行きつけの雲母湯に比べると恐らくお湯の温度は41-2℃で、水風呂が21℃くらい、と多少の物足りなさはありますが(ちなみに雲母湯はお湯43℃、水風呂17-9℃くらい。お湯は43℃以上、水風呂は19℃以下、できれば17度以下が理想)、それでも十分満足。
ちなみにマッサージ風呂の完成度はかなり高いです。
ジェットの吹き出し口は水面に近いところにないと肩や首にあたらないので、そこが大切なポイントなのですが、よくわかっていらっしゃる。

2009年5月15日 (金)

iPSの世界

Stem cells: Fast and furious
Nature. 2009 Apr 23;458(7241):962-5.
http://www.nature.com/news/2009/090422/full/458962a.html

Jaenischのラボなんかでも“Every day in the lab people are worried about getting scooped.”
だそうな・・・。ぞっとします。
しかしながら、それくらいのimpactのある仕事であったことは間違いなく、いずれは、iPSから皮膚が作られる時代もそう遠くない時代に訪れるのでしょう。

また、最近はこの手の仕事が増えてきていますね。
Genetic architecture of mouse skin inflammation and tumour susceptibility.
Quigley DA, To MD, Pérez-Losada J, Pelorosso FG, Mao JH, Nagase H, Ginzinger DG, Balmain A.
Nature. 2009 Mar 26;458(7237):505-8.

post genome時代を象徴した仕事だと思いますが、確かにこれからは一分子に固執するのではなく、systemicに物事を捉えて、その中から重要なmoleculeを抽出することによって、本質的なことが解明されやすくなるはず。
こういう発想は早めに取り入れるべきですね。

Being Bob Langer

今日は久しぶりに手が空いたので溜まったNatureなどをぱらぱら読んでました。
Being Bob Langer
Nature. 2009 Mar 5;458(7234):22-4
http://www.nature.com/news/2009/090304/full/458022a.html
なんて読んでると、世の中にはこれだけ忙しい人がいるわけですね・・・。

“If people feel good about themselves, they will solve problems.”とのこと。
納得です。

“The most important thing you can learn is fundamentals.”
耳が痛いです・・・。

そして若い人へ
"Even mistakes teach you to be better."

京大皮膚科のHP


現在松村先生が中心になって、京大皮膚科のHPの刷新を図っています。これまでのHPも大変良かったと思うのですが、今後のversionは患者さんにも役にたつ情報を盛り込もう、という大きな意図があります。スタッフ一同で患者さん向けの疾患の説明のコーナーを作ったりしています。
アップまでもうしばらくかかると思いますが、皆様お楽しみに!

(現在のHPはhttp://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~skin/index.htmlで、神戸先生の手作りです)

2009年5月14日 (木)

前向きに生きないと・・・

父親より、最近終わったことをとやかく言ってもしゃーないやろ、というようなメールをもらい、確かにそうですね。
それでは実際普段の生活がどうかというと、結構気合いを入れて仕事をしています。同様にラボのメンバーもそうで、男共は、5人おりますが、そのうち4−5人が(自分も含めて)毎日12-2時位までラボで頑張っています。
時々ふとこのペースで働くと体をこわすんじゃないか、とみんなのことが心配になりますが、誰かの言葉で、「働きすぎて死んだ人はいない」とのこと・・・。しかし最近は過労死もあるし、そう簡単に割り切れるものではないけれど、ただ、若いうちはがんばれるだけ頑張ったらいいのだと思う。
C大の某先生は、入り立ての大学院生に、「血を吐く位まで一緒にがんばろうな」といっていましたが、それだけ頑張ろうとする上司と共に仕事に打ち込めることは、僕は幸せなことだと感じます(ただ、その彼はK先生と研究を始めて一週間で体調を崩されたそうですが)。
僕の研究室も同様で、世界のビッグラボと対等に戦っていくためにはもちろんvisionも大切だけど、1.5倍は頑張らないとダメでしょう。良くアメリカ人は週末休んであまり働かない、なんていいますが、確かにそういう人もいますけど、少なくとも僕の留学していたラボで土日をまるまる休む、なんて人はいなかったように思います。

ということで各人に生活スタイルは完全に任せてつつ、若さを謳歌してがんばっていってほしいし、僕も頑張ります。宮地先生、戸倉先生、北島先生、天谷先生など多くの先生に40前後が仕事において一番脂がのる時期だ、と助言されてきています。やっと僕もその域に近づきつつあるのでしょうか?
この1−2年は正念場です。

2009年5月12日 (火)

SIDその後(3)

某M先生より、
SID(米国研究皮膚科学会)は結局日本人125名がキャンセルしたとのことです。ただ、東大や愛媛大は制約がないようで参加されたようですね。各大学の対応の違いも興味深いです。

と書いたところで京大のHPを改めてチェックしてみたら、
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090512_1.htm
と軟化しています。

さらに、M先生より、以下のような記事を紹介してもらいました。
参考になります。


「今の状況は政府が招いたパニック」- 厚労省検疫官・木村盛世氏に聞く◆Vol.9

「大本営発表」を繰り返す厚労省、医療者からの正しい情報発信が重要

2009年5月11日 聞き手・橋本佳子(m3.com編集長)

この記事に対する現在のメッセージ数: 33件
 「新型インフルエンザで封じ込め対策は無意味。今の検疫は人権侵害と問題視され
る可能性はないのか」。今の政府の対策を強く批判するのは、現役の厚生労働省検疫
官(東京空港検疫所支所・検疫医療専門職)で、医師の木村盛世氏。WHO(世界保健機
関)が推奨していない機内検疫を中止し、国内対策に重点を置くべきだと主張する。
「厚労省は大本営発表を繰り返すだけ」と問題視する木村氏は、「医療者自らがWHOや
CDC(米国疾病対策センター)などの情報を入手し、情報発信していくことが必要」と
説く(2009年5月10日にインタビュー)。


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筑波大学医学群卒業。米国ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程
修了(MPH[;公衆衛生学修士号)。内科医として勤務後、米国CDC多施設研究プロジェ
クトコーディネーター、財団法人結核予防会、厚労省大臣官房統計情報部を経て、厚
労省検疫官。専門は感染症疫学。
 ——今の機内検疫などの封じ込め対策は無意味だと指摘されています。例えば、国
際的には機内検疫などは行われていません。5月7日にWHOは改めて見解を示しており、
(1)検疫に、疾患の広がりを減らす機能があるとは考えていない、(2)国際交通に
大きな影響を及ぼす方策を取っている国は、WHOに公衆衛生的理由と、その行為のエビ
デンスを提出しなければならない、としています(WHOのホームページ)。

 歴史上、新型インフルエンザで封じ込め対策が有効だった例はありません。WHOは検
疫、国境封鎖には意味がないと以前から指摘しており、現在、検疫を実施しているの
は日本などごく一部の国です。WHOのほか、米保健福祉省(HHS;United States
Department of Health and Human Services)の最高責任者も務め、WHO天然痘根絶
チーム初代部長のD.A..ヘンダーソン率いるバイオディフェンスチームでも、検疫は有
効ではないとしています(Center for Biosecurityのホームページ)。また2003年の
SARSの流行時でも、検疫が有効でなかったという報告があります(CDCのホームページ)。

 さらに、CDCでは、5月5日に、学校閉鎖などは推奨しないとの声明も出しています
(米保健福祉省のホームページ)。

 ——なぜ封じ込め対策は有効ではないのでしょうか。

 インフルエンザの臨床症状は咳や発熱などですが、これらを呈する疾患は多々あ
り、新型インフルエンザに特有の症状はない上、季節性のインフルエンザと新型イン
フルエンザは症状からでは区別が付きません。また、迅速診断キットの精度も100%で
はなく、潜伏期間の問題もあります。WHOでは潜伏期間は最長1週間と言っていますの
で、3泊4日など短期間で帰国する人は検疫で把握することは難しい。また最近では、
1週間で世界各国を周るビジネスマンもいますが、今の機内検疫はまん延国(メキシ
コ、米国、カナダ)からの便が対象なので、彼らが途中でまん延国に立ち寄ったとし
ても機内検疫を受けないことになります。

 インフルエンザは、日本語で言えば、流行性感冒。幸い、今回の新型インフルエン
ザは弱毒性です。にもかかわらず、政府は「日本で一人でも、流行性感冒の患者を発
生させない」という姿勢なのですから、不可能なことを求めているのであり、狂気の
沙汰としか思えません。インフルエンザ対策では、「いかに集団として免疫を獲得す
るか」を目指すことが必要です。その間、健康被害の発生を最小限に抑える、つまり
感染者の数を抑え、かつ重症者を出さないかという姿勢が重要。「一人も感染者を出
さない」のは無理なことなのです。

 封じ込め対策が有効なのは、天然痘など、見ただけで診断が付き、かつワクチンが
有効であるなど感染拡大防止策が確立している疾患に限られます。

 ——政府は、検疫のためにサーモグラフィーを今回新たに151台購入したそうです
(5月8日の参議院厚生労働委員会での民主党・足立信也氏の質問に対する厚労省の回
答)。

 従来、サーモモグラフィーは1台約180万円だったのですが、今回購入したのは、新
型インフルエンザ対応機種ということで、約300万円だったと聞いています。しかし、
臨床試験などで有効性が確かめられたのでしょうか。

 また、機内検疫には国立病院の医師なども動員されていますが、それよりも国内対
策、あるいは日常診療に携わっていただくべきではないでしょうか。

 機内検疫、停留措置や隔離は、検疫法に基づいて実施されていますが、検疫法は飛
行機での渡航が一般的でない時代の法律。それを現代に当てはめているわけです。先
日のBBC(英国国営放送)では、日本と同じく島国である英国のヒースロー空港と成田
空港を比較していました。ヒースロー空港では機内検疫などは実施していません。あ
の報道を観た人には、日本の検疫は異様に映ったのではないでしょうか。停留対象と
なった方の人権問題などに発展する懸念もあります。

 ——では今、どんな対策に力を入れるべきなのでしょうか。

 先ほども言いましたように、今回の新型インフルエンザのウイルスは弱毒性ですか
ら、まずパニックにならないようにすること。今、一番、パニックに陥っているのは
政府ですが。疑い患者が出れば、「シロかクロか」と言う目で見る。それを記者会見
し、マスコミも報道する。まるで罪人のように扱っています。

 そして、機内検疫などをやめ、国内の体制整備を行うことです。国民に対しては、
具合が悪かったら、自宅静養するよう呼びかける。流行性感冒の基本はホームケアで
す。また「咳エチケット」、つまり自身が咳などをしている人にはマスクの着用を徹
底させることです。でも、なぜか日本は全く症状がない方がマスクをしています。マ
スクが感染予防になるというエビデンスはないのですが。

 今はパニック状態に近いですから、それを沈めるため、また新型インフルエンザの
第二波でウイルスが強毒化する可能性は否定できませんし、高病原性の鳥インフルエ
ンザの流行に備えて、発熱外来の整備を進めることも重要です。どうしても薬がほし
い患者、重症化しそうな患者にはそこに来てもらう。

 「発熱外来」という発想がどこから来たのかは不明ですが、日本の医療機関の多く
は個室の診察室を持っていないので、通常の外来とは別に、新型インフルエンザの疑
い患者を診る場所は必要でしょう。例えば、国立国際医療センターなど公立病院の敷
地に、陰圧室を持つプレハブを建てる。同センターには国際医療協力局があり、発展
途上国に医師を派遣しています。国内が「非常事態」であれば、こうした医師を呼び
戻し、各地の発熱外来での診察に当たってもらえばいいわけです。彼らは感染症の患
者を見るのは専門ですから。

 こうした体制を整備しないまま、今の対策を続けることは、新型インフルエンザ以
外の一般の患者、免疫力が低下した患者は「犠牲になってもいい」と言っていること
と同じです。

 発熱外来などの整備が遅れるのは、法的な問題もあります。検疫法は厚労省の直轄
ですが、国内で患者が発生した後は感染症法の管轄。厚労省は単に「やれ」と言えば
いいわけで、それを実施するのは都道府県です。予算などがなければ、容易には進み
ません。

 ——厚労省が5月9日に事務連絡を出しました。迅速診断キットでA型陰性の場合は、
まん延国への渡航者との接触歴など、疫学的関連の有無など慎重に調べることを求め
る内容です。

 これは、「今、日本の新型インフルエンザの感染者は一人もいない」という前提で
の対策でしょう。

 ——なぜ日本での対策は、水際対策と国内対策がアンバランスであり、国際的に見
ても特異な形になっているのでしょうか。

 米国は、医療の面では問題がありますが、少なくても公衆衛生については世界のト
ップです。公衆衛生は「国防」です。つまり海外から、未知のウイルス、細菌が入っ
てきて、国内社会が混乱するのを避けるために、CDCを中心に公衆衛生に取り組んでい
るわけです。WHOも結局は各国政府の寄り合い所帯であり、CDCなどの動きを見ている
状況です。

 しかし、日本には「国防」という発想がなく、公衆衛生の専門家が厚労省で指揮し
ているわけではありません。私は、ハンセン病とHIV感染、日本は過去二度も誤った感
染症対策をしてきたと思っています。今回が三度目になる懸念を持っています。

 ——最後に、医療者に向けて今、注意すべき点などがあれば、お願いします。

 今の厚労省の発表は、太平洋戦争時の「大本営発表」と同じ。「厚労省の言うこと
は信じるな」と言いたいくらいです。医療者には知的レベルが高い人が多いですか
ら、WHOやCDCなど海外のしかるべき機関から、正しい情報を直接入手していただきた
いと思います。そして、マスコミ、国民に正しい知識を持ってもらうよう、多くの医
療者から情報発信をしていけば、今の状況が改善するのではないでしょうか。私自身
も、様々な形で情報発信していきたいと考えています。

2009年5月11日 (月)

ねねの湯と吉野屋

外勤帰りに「ねねの湯」に行ってきました。神戸サウナとは比較になりませんが、それでも普通の銭湯よりは良いのでこれからも時に顔を出すと思います。6月に全面改装なのでちょっと期待しています。
そのあとは、いつもの吉野家。最低週一回は通っています。
京都周辺では、南インター近くのところが僕は一番好きですね。
次が、外環、そしてその次が北大路でしょうか。
各店舗でかなり味付けが違うので、微妙な違いがこれまたよし。

それにしてもはやい時間に銭湯に行くと疲れがリセットされるので、1日が2回あるようで、仕事がはかどります。

ところで小沢さんやめちゃいましたね。この数年間は彼はほとんど存在感がなくて、豪腕ぶりをちょっと期待していましたが、肩すかしを食らった気分です。
それにしても説明が全体に足りないですね。これでは国民もついてこれないでしょう。リーダーは周りに理解してもらってなんぼのもんですから。
あまり政治的な事はこのブログには書かないようにしていますが、今回はちょっとだけ。

2009年5月10日 (日)

今日は神戸

ちょっと用事があり、神戸へ。
むら玄という蕎麦屋に行く。
http://r.tabelog.com/hyogo/A2803/A280302/28006799/
それから神戸サウナでまたもやマッサージを受けてそのままサウナで仕事を少々。
マッサージのおかげで首がスムーズに回るようになりました。
これで研究費の巡りもよくなるかな?

夜は、生粋という寿司屋にて
http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280105/28006305/

これから大学に戻りちょっと仕事して帰ります。


GWも終わり

ところで、ご意見番は、スイスに行かれるようですね。
http://mitsuhiro.exblog.jp/11499000/
自分自身を不甲斐ないと僕も感じます。
医療従事者でなければ強行突破したかな・・・・。

こういう問題を考えること、発信すること、そして実際に行動することは大きな違いがありますね。

とにかく今回は僕は気持ちを切り換えることにして、また、ラボの行けなかったみんなにも気分を変えてもらい、学会で発表する予定だったものを論文にまとめてもらっています。
我々にはやらないといけない大切なことはたくさんあって、そのどれかを失うことになっても他にやるべき事はあるわけです。

GWはもう終わりますが、みんな頑張ってくれています。
ただ、いろいろなこととのバランスをうまく取ってください。
ラボのメンバーの一人は昨日(土曜日)仕事をするときにパートナーとけんかになったとか・・・。

僕は毎日戦い敗れていますが。

2009年5月 8日 (金)

これくらいなら許されるかっ?(2)

当事者のM先生より、

よくこんな写真がありましたね。もちろん、「削除不要」です。

とのコメントをいただきましたので、写真は生き残ることになりました。

約10年前の写真ですね。

そうそう、京大でも200人くらいの教職員が海外出張をキャンセルしたとか。
ブダペストでの欧州研究皮膚科学会(9月)に演題を登録しましたが、これもキャンセルになったりするようなことがあるんでしょうか・・・・?
ちょっと心配です。


2009年5月 7日 (木)

Journal of Dermatologyのon line化

ついにあと少しでJournal of Dermatologyの投稿がon line化されます。
この日本皮膚科学会が有する国際誌は、これまで紙投稿で、これはこれで味が合ったのですが、on line化されて、投稿数も増えることでしょう。
それにより、section editorとしても僕の仕事量も増えるのでしょうが、それはそれでがんばります。
chief editorは何しろS大先生ですから・・・。

swine flu ご意見番のブログでは・・・

やはり「喝」が入っていました。
http://mitsuhiro.exblog.jp/11485193/

一刻も早く終息に向かって欲しいです。
(対象は、swine fluのみならず、大学や国の対応もです)
そうしないと、浦島太郎になってしまいかねません。


2009年5月 6日 (水)

これくらいなら許されるかっ?

結局何人かから、いけるのでいいから写真をだしてとのご要望があり、

これならぎりOKだろう・・・とふんではみたものの、当事者から苦情のメールがくれば、削除いたします。


20090506185658


写真整理

以前の写真を撮りながら旅行をするのが趣味だったので、大量の写真があり、近いうち引っ越すのでこれを機にscannerで取り込んで捨てていくことにしました。
すると、こんな写真が・・・。

僕がシアトルで内科のレジデントをしていたときに淀井教授とH先生がご一緒にSFに来られたんですよね・・・。10年以上も前の話です・・・。

他にもここに貼り付けたい写真がわんさか出てきましたが、いろいろとあるので止めておきます。
僕がオーベンの時に忘年会でやった芸の写真などは受けるんだけどこれもやめておきます。

20090506214830


GWと論文づくり

Swine fluの影響がなければ今頃はカナダに・・・、なんてことはもう言うまい。
気持ちをすっかり切り換えて今日は溜まったdesk workに励みました。
仕事は結構はかどって、おかげで一つ論文がいいところまで進みました。あとは、本田君とTさんいmethodやfigure legendの追加と、いくつか追加のデータが必要だけど、順調にいけば今月中に論文を出せると思います。
大塚君にもちょっと手伝ってもらっていて、そちらももう少しで結果が出そう。
一昨日前に神戸サウナでマッサージしてもらってから体の疲れが本当に良くとれました。やはり定期的にマッサージが必要な気がします。

さて、今は谷崎君も論文のfigure作りに一生懸命です。論文を作るにもいろいろなステップがありますが、きちんとしたfigureとfigure legend, materials and methodsがきちんとかければ、大学院生としてはまずは合格点です。
そしてこの作業をできるだけ早く経験しておくことが重要です。論文レベルのfigureとlab meetingレベルのfigure(あるいは実験の完成度)は大きな違いがあるし、また、論理の展開がうまくいっているかどうかはfigureを並べてみてわかることが多いからです。
あとになって、いかに無駄な実験をたくさんしてきたか、あるいは、必要な実験を忘れていたかに気付くことが良くあると思いますが、これはやはり論文作りを早めに経験して場数をたくさん踏むことが重要です。


2009年5月 5日 (火)

成宮研PGグループの送別会

今日は、成宮研のプロスタグランジン(PG)グループの送別会でした。
僕が大学院に入学したときからずっとお世話になっていた松岡先生が去られるのは本当に寂しい限りです。
長い間お世話になりました。

また、北岡さんはiPSの研究へshiftするとのこと。新たなチャレンジを頑張って欲しいです。
今回参加したメンバーはPGグループの中でも比較的昔からいたOB系が多くて、現在呼吸器の小賀先生、本田君、坂田君、やおさんの計7名で、気軽になんだかいつもと変わらない雰囲気で話し合えました。
でも、このメンバーで集まれるのももしかしたらもう最後かも知れないです。

やおさんは、nature medicineに最近PGE2-EP4シグナルとTh分化で論文がアクセプトされています。おめでとう。また、小賀先生もそろそろ投稿中の論文の結果が来そうで楽しみですね。アクセプトになったらお祝いしましょう。

昨日は同級生の植村君と二人でワイン3本空けて、それからも延々とシェリーなどをずっとのみながら、仕事の楽しさを語らってました。お互い何をやっているのか全然知り合えていないのですが、それでもこの世界を生きていくわくわく感は共有できます。彼も4月からPIになったばかりで、お互いこれからの2−3年が勝負所です。

ということで、今日は飲み会に行くまでの間に論文をある程度のところまで一つまとめました。
これは僕が理研のTさんと2年ちょっと前からスタートさせてきた研究で、皮膚科的には結構いけてると思っています。
Catrinも今日、論文をある程度まとめて持ってきてくれたので、明日はこれらの仕事を中心に進めていく予定。
祝日ながら、メンバーのほとんど全員が顔を出していました。よいvisionをもってhard workすれば後は結果はついてきます。


2009年5月 3日 (日)

中川君の結婚式

神戸オリエンタルホテルにて。家族思いが伝わるとてもいい結婚式でした。
彼も2年後に僕らの研究室に入る予定で、彼のようなユニークなキャラは大歓迎です。
2年後を楽しみにしています。

また、結婚式前は久しぶりに、神戸サウナに行って、マッサージしてもらいました。
最近は肩と首がかちこちになっていて、凄くつらくて銭湯のジェットバスでほぐしていましたが、さすがに付け焼き刃的な治療では無理で、今回きちんとほぐしてもらって本当に良かったです。

これから神戸大のCOEでラボを持った同級生のU君の家に遊びに行ってJrを拝見させてもらい、それから二人独身気分で三ノ宮に繰り出す予定。

2009年5月 2日 (土)

SIDその後(2)


某先生から以下のようなコメントもいただきました。

「京大も普通の大学に転落しましたね。
まあ最近はめだったこともありませんが。
基礎は学術優先でいいのではと思いますが、大学は文科省、厚生省にかいならせてお
り、従順すぎる反応ですね。」

ぐさっ・・・・。


まだ悔しさがおさまらないのですが、その怒りを昇華するためにはさっさと論文にまとめていくしかない、と割り切りました。

2009年5月 1日 (金)

SIDその後

京都大学の方から、
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090501_2.htm
のような告知がでて、実質の禁止令ととれる内容で、キャンセルせざるを得なくなりました。
「帰国日を含め以後7日間は、自宅で待機(教職員は就業禁止)するものとします。」
って、それは、行くな、ということでしょう・・・。

ずるいよね、大人のやり方は・・・、という気分です。
京都大学総務部リスク管理担当の方とも直接話し合いましたが、結局phase5からランクが下がらない限り、この決定内容は変わらないそうです。

この件に対する対応は各大学でさまざまで、帰国後の自宅待機を要請しているところはあまりないですね。京大も昔と変わって世の中に素直に対応するようになったものだと感じます。

最終的には普通のインフルエンザとさほど変わらなかった・・・という結論に落ち着く気がします。
だって、毎年何万人の人が従来のインフルエンザでなくなっているのか、それに、我々に渡航後の自宅待機を命じたって、海外から他に人々は続々とやってきているわけだし、ましてやメキシコから続々と日本人が帰ってきているわけだから、京大関係者だけ「自宅で一週間待機」はないでしょう・・・。

と思うのですが、でも、自分がいざ管理者になったら、そういう対応をとっていく(保身のためも含めて)しかないのかも知れません。

こどものかばしまとおとなのかばしまが入り乱れて訳がわからない気持ちですが、いずれにせよ、本田君のplenary(日本のラボからは唯一の採択)、中島さんと白石さんのoral(これもimmunologyのセッションでは日本のラボからのoralもほとんどなかったですから)発表をとても楽しみにしていたので、残念で仕方ありません。

拠点の諮問委員会

今日は僕の所属している創薬融合拠点の諮問委員会が行われました。
久しぶりに井村先生や笹月先生、市川先生などにお会いしましたが、もちろんこちらは評価される側ですから、しっかりプレゼンにつとめるだけでお話しするわけでもなく、この拠点がきちんと延長されて欲しいと願うのみです。

さてさて、問題のswine fluですが、ついに日本でもみつかったっぽいですね。
人というのはなぞのものに非常におそれをなすもので、これはある意味当然の反応だし、仕方ないと思います。ただ、そもそも世界で何十万人もの人が入院し、何万人もの人が死亡している従来のインフルエンザはいったい何なのか・・・、という気もします。

SIDの方はタミフルの予防投与をしながら参加を考えています、今のところ。

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