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2008年12月

2008年12月31日 (水)

今年の総括2

今年の1月に一年の目標を掲げました。どんなものだったでしょう・・・。

1.産業医大の業績を1.4倍にする

1.4倍になったかどうかはわかりませんが、みんなががんばったので、よしとしましょう。○です。

2.研究面で、一つは誰にも出来ないような困難なテーマに取り組みチャレンジ精神を失わない

これはしっかりやっています。○です。

3.後輩の指導をしっかりする:どんなに自分が忙しいときでも質問されたらその日のうちにベストの対応をする

これは、可能な限りやったと思いますが、疲れていてちょっと不機嫌だったり、ばたばたしていてきちんと答えることができなかったことがあるので△です。

4.依頼原稿、論文のreview、後輩の持ってきた論文はその週末までに仕上げる

依頼原稿が慢性的に溜まりましたが、どうしても仕事の優先順位をつけると後回しにせざるを得ないときもあるので、仕方なかったです。○です。

5.臨床症例から自分なりのアイデアを提案し、それに対し納得がいくまで掘り下げ、2−3つは論文を書いて臨床医学の発展に貢献する

そういう気持ちは切らせてないと思うのですが・・・。どうでしょう。来年はもう少し頑張らないと行けないという意味で△とします。

6.皮膚科に限定せず、免疫学会、癌学会、分子生物学会など基礎医学者の参加する学会に積極的に参加し知識の幅を広げる

これはこの一年間もっとも心がけたところです。癌学会には参加できず、また、分子生物学会も1日しか参加していないので、もっと貪欲にならないと行けないと感じました。△です。

7.近くおとずれる新しい環境の中で自分を見失わず両立をしっかりはかる

産業医大と京大の二つの環境において、両者において最大限の努力を続けました。○にさせてください。

8.ユーモアを忘れない

これはまだまだだめです。×

9.趣味を大切にする

これは時間の許す限り本を読んだりしていましたが、こんなものは目標にするべきものではなかったかも知れません。ただ、狭い世界にとどまらないようにする、という姿勢はきちんと保てなかったときがあったので、△。

10.体重70kgを越えない

何とか・・・。最近めっきり体を動かしていないので、ちょっと食べるとすぐに数キロふえて、走ると膝が痛くなります。○


ということで、10点中7あたり。
自分にあまいですね・・・。


大晦日

のんびり論文を読んだりSさんの論文を書き始めたりしています。
あと、研究室の自分の机周りの掃除をしました。すっきりして気持ちが晴れます。
なかなか優雅な時間です。

ただ今日はさすがに8時頃に帰って銭湯に行き、そのあとは、紅白をみながら部屋の掃除をします。
この一年は本当にあっという間でした。

皆様よいお年をお迎えください。

2008年12月30日 (火)

借金が0に 今年の総括

今年あと1日を残して、やっと依頼原稿やreview freeの状態になりました。
一年間で依頼原稿23個(去年16個)、講演などの発表36回(去年46回)と数えたくないreview...。
今年は話す機会が減りましたが、その分M先生からの攻撃で原稿が増えました。
あと、自分が関わった英文論文は一年で30を越えました。産業医大での戸倉先生をはじめ、医局員のみんなの力の結集です。お疲れ様。そしてこれからも頑張っていきましょう。

ただ、大きな懸念は、今年の後半めっきり自分が深く関わった基礎研究論文を書く機会が減ったことです。
ラボを移動したから仕方がないのだけど、来年はマジでがんばるべし。

2008年12月29日 (月)

12月29日 やる人はやる

今年も残りわずかとなり、僕らのいる拠点も多くの人は冬休みモードに入っています。
これはこれで全く問題ないです。

しかしながら、うちの部屋は、ほぼ全員がラボに来ていました。これは僕からのプレッシャーというわけでなく、多分、自主的なんだと思います(??)。

研究は目標までの長いみちのりをゆっくり刻んでいってもいいし、できるだけ頑張って前に進めていってもどちらでもいいのですが、僕らのような臨床との二足の草鞋をはいている研究者にとって、こういう休みが一番仕事がはかどるわけで、こういうチャンスをいかにものにできるかが結構大切なポイントになることがあります。

Nさんは子供を実家にあずけてソーティングしていましたが、これが終われば、あとは分化実験を残すのみです。いい仕事にまとまりつつあります。
H君は昨日わざわざ東京に行って実験の下ごしらえをして、今日の実験に臨みました。つめの実験で、これがうまくいけば、論文の大筋はかけます。
T君は最近実験しすぎてたまってしまったデータ解析です。

僕も昨日一つ依頼原稿を書き終え、今日も別の依頼原稿の大筋ができました。後者は「腸管免疫と皮膚との関わりについて」であり、こういうテーマの場合、参考資料があまりないので、準備に時間がかかるのですが、やる気がでます。

研究はもちろん結果が大切であることはまちがいないのですが、プロセスも非常に大切にしたいと思っています。数年の研究では運も大きく左右するので、ついてないときはどうしても結果がついてこないときがありますが、うちのラボのメンバーをみていると、みんな一生懸命頑張っているので(つまりプロセスそのものはしっかりできているので)、あとは、結果をうまく導いてあげることができるかどうか・・・・。

どう考えても僕が一番頑張らないと行けないですね。

2008年12月28日 (日)

長島型掌蹠角化症

今年は'"Nagashima-type" keratosis as a novel entity in the palmoplantar keratoderma category'という論文をarchives of dermatologyに掲載したことが結構感慨深いです。この疾患はせっかく杏林大(慶應出身)の長島先生が見つけられた疾患なのに、日本でしか基本的に認知されていませんでした。しかも海外にみられるmal de Meledaという疾患とも鑑別もはっきりしていなかったのですが、坂部君の力により、Meleda病とは異なる独立疾患であろう、ということを始めて提唱したものです。
その後、免疫組織学的解析の追加論文を書いて、また、先日新たに見つかった家族例の論文もアクセプトになりました。
これでこの疾患もある程度海外の人からも認知されることと思います。一段落です。

あとは、原因遺伝子を同定することですが、これはK大のH先生に大いに期待しているのですが、なかなかlinkage analysisも大家系がみつからないと大変ですよね・・・。

現実逃避の時 メメント・モリ

先週はちょっと忙しくて、そういうときは決まってふらりと生協、恵文社(http://www.keibunsha-books.com/)、ガケ書房などに行って本をあさります・・・。
一昨日は生協に行って買い込みました。

たくさん買って、どれを読むか寝る前に考えるのが結構幸せな訳ですが、中でも一つ、「メメント・モリ」(藤原新也)の英語版は自分がどう感じるか興味があります。
「決壊」を読んでからは骨のある作品を読んでないので。

大学の時に海外にふらふら行ってましたが、その後で行った国について触れてある彼の作品を読むと随分と共感しました。
メメント・モリー死を想えーというのは、大学生の時に旅行で死を覚悟する体験を何度かしてからか、ずっとそれなりに無意識的に体にしみついているものです(どの位で死を覚悟すべきと感じるのかわかりませんが、拳銃を突きつけられたり、3日間監禁されたり、自分の乗っていたバスがパレスチナ人に銃撃にあったりした時は死ぬかも・・・、と感じました)。
成宮先生のおっしゃるところのToday is the first day of the rest of your lifeとある意味近いのかな。

何とか年賀状も書き終えたし、これからは溜めてしまっていた原稿やらを片付けていきます(ちなみにうちの上さんは年賀状を書きません。どんなにえらい人から年賀状をもらっても返事すら書かない・・・、うらやましいような気がちょっぴりします)。


2008年12月27日 (土)

北大皮膚科

恐らく多くの人が、日本の皮膚科でどこが今一番波にのっているか、と聞かれたら「北大」と答えるのではなかろうか?
4つの研究室からなり、各研究室が約10名のスタッフや研究助手さんからなり、論文もほぼ毎週のように出ているし、Nature MedicineやJCIといった一流のjournalにも皮膚科の教室内での仕事から排出している。

京大のような大学院生が一流の基礎の研究室で仕事をする環境とは異なるので単純に比較することが難しいが、北大の勢いというものはやはり凄いものがあり、現在の自分のように皮膚科医のみのメンバーで戦っているものにとっては良き目標となる。
先日北大皮膚科の教授の清水先生と一緒に長い時間話す機会があったのだけど、彼の徹底した合理化精神は今後の臨床教室がどうやって生き残っていくべきか、という問題に対して様々な答えを呈示しているように感じる。

大学のスタッフは本当に忙しい。外来、病棟、カンファレンス、医学部の学生の教育、学会、医局員の指導、そしてそれに付随する様々paper workがある。研究費も獲得しなければならないので申請書作りもする。そして大学人として求められる研究と論文づくりがある。
そうすると、自分のみでやれる事にはどうしても限りが出てくるので、自分の研究の目的を理解してくれて、一緒に頑張ってくれる仲間に頼らざるを得ない。しかもそれがある程度長期に渡って・・・・。これまでは、アイデア先行で実験自体の量はそれほど多くなくてもいい論文になる可能性があったものの、最近の論文は大抵大量の実験量が要求されている。
北大のシステムは手を動かす時間が限られた臨床医をサポートすべく多くの実験助手さんがいて、彼らもたくさん仕事をしてくれる(ただ、大学院生は失敗したりして成長するものだから、学位をとるくらいのレベルになるまではやはり自分で何でもやらないとダメだと思うが・・・)。さらに中ボスも非常に優秀な人材がそろっているので、的確な指示を出しているはず。そうであれば、やはりその教室は栄えるはず。

今の自分の環境は、多くのメンバーがいてくれて、北大の環境と比べても全く遜色ないものになっている。さらにいうと、僕の理想は、他からの血をもっと混ぜること。今のメンバーのbackgroundはみんな違ってとても面白い(Cさんに加わってもらって研究の幅が広がりそうでこれからが本当に楽しみ)。これからもどんどん混ぜて行きたい。これができるのが京大の強みだと思うので。
ベストの環境を与えてもらっている限り、そうなるといい訳はできません。
来年は正念場です。


2008年12月26日 (金)

阿部先生のご講演

先日の「哲学の径カンファ」の懇親会の一コマです。
阿部先生どうもありがとうございました。
たいしたおもてなしもできず申し訳ございません。

家内にもよく、「あなたは人をもてなす精神が欠けている」との指摘を受けて困っております・・・Dsc01908


2008年12月23日 (火)

なぜ,今,研究なのか?2 千葉大神戸先生より

前回の僕のメールに千葉大の神戸先生からありがたいコメントをいただきましたので、転載します。
山形大の先生にまで自分の恥部がさらされているようで心苦しい限りですが、ちょっぴりうれしくも感じています。
これからも少しは世のために役にたつ人間になれるように頑張りたいです。

ーーーーーー
(以下、神戸先生より)
お疲れ様です。

先日,山形に出張した際,まさにプレゼンテーションの掟が披露された時でしたので,朝その内容をホテルで読んで我が身を振り返り,ちょっと冷や汗でした。その講演会の前日に,雪が舞う山形にて医局員を囲んでの飲み会を企画して貰いました。その際に山形の先生一同と,このブログを読んでいるという話で盛り上がりました。これからも,「若手皮膚科医」を鼓舞するような話題を期待しています。

なぜ,今,研究なのか?

研修制度施行後に,(都会で)皮膚科医を志望する医師が増えていると言われる一方で,大学が魅力的でないと感じられる(?)今の現状で,大学とは何かを見直すと,やはりアカデミックであるということなのでしょう。
医師として今後何年間も研鑽を積んで行くのであれば,研究的視点にたってモノを眺める,目の前で起こっている現象を科学的に観察できるという姿勢を,是非身につけて欲しいという気持ちなのでしょうが,それをアピールできる環境を用意できていないのが,大学の現状なのかもしれません。

将来を選択するということは,「何を目指すか」であると同時に,「何を犠牲にするのか」でもある訳ですが,現時点では,大学での研究の代償として,実地に役立つ臨床力を捨てていると感じさせてしまっているのかもしれません。誰も最初から,藪医者人生を目指している訳ではありませんから(‥‥と,信じたい)。
研究を通じてこそ得られた臨床力をアピールできる先生方を,身近に感じてもらうことこそ大切なのだと思いますが,そういった目標とすべき存在と出会える機会が少ないと研修医の先生方の素直な知性が訴えているのだと思います。

さらに,日々の業務に追われる毎日では,たとえ知的好奇心にあふれた若者が居たとしても,ただ疲弊させ,貴重な時間を浪費させててしまっているのも事実です。利益や効率化を追求する姿勢によって,大学が大学らしさを失っていることにこそ,問題があるのかもしれません。

自らは臨床力を磨くこと!
後輩には,時間的・金銭的余裕を与えること!
‥‥,実際には,どうなのでしょう。
恥ずかしいです。

2008年12月22日 (月)

次の出張 なぜ,今,研究なのか?

某学会主催の「若手研究者を育てる会(仮称)」の企画に携わっている関係で、次の出張に入っています。自分も若手だと思っていたのですが、そろそろ自分は若手のカテゴリーには入らなくなってきているようですね・・・・。

某先生と一緒に準備を進めてきて、今回は、他の数人のお偉いさん方と一緒に打ち合わせをしたり、実際に予定している会場の方と相談したりとそれなりにばたばたする予定です。
みんな忙しい中こうやって集まって、次の世代の人がいかに研究に興味をもってくれるか、ということを真剣に考えていますが、なかなかこれはこれで大きな問題です。

「研究には興味がありません」と軽く自分で壁を作ってしまう人が多いですが、一度もやってみないでそうあたまごなしに決めつけるのは、残念なこと。みんながみんな10年も20年も研究をやる必要はないと思うけど、そういう環境にしばらく身を置いて疾患というものを内面から捉えようとする時間というものはそれなりに意味があると、まあ、ありきたりのことかも知れませんが、僕はそう思います。

研究に興味がない=臨床疾患の本態が何であるかを探ろうとする意欲がないこと、と僕は同じに近いと感じています。
おそらく、研究をすること=大学にずっと残ってむずかしいことをやろうとしていること、のような印象をもっていて、それゆえに、研究に興味がない、という発想になってしまうのでしょう。
そういう意味では、医局内での研究というものに対する意識の変革を図らないとならないのだと思います。

昔と違い、今は簡単に患者の血清中のサイトカインを定量したり、組織を染めたり、末梢血をFACSしたりすることが、容易にできます。
真菌の培養をすることも、リンパ球や表皮角化細胞を培養するのもさして手間などは変わらないのですが、真菌の培養をすることは、一般業務ですが、リンパ球を培養することは研究と思っているかも知れませんが、全てはつながっています。
そういう垣根をとりはらっていくと、意外と研究の多くはシンプルなもので、誰でもやれるものだと思います。

さて、話はもどり、若手研究者を育てる、というようなたいそうなことは、なかなか難しいですが、上に書いたように、疾患をより深く知るための手段を教える機会をつくってあげて、そういう中でより興味がある人が大学院に入るなりして深めていく、というような感じであればそれはそれで僕は理想的な姿の一つではないかと思います。

そして、そういう思いのある人が全国から集まって、みんなで話し合いの場をつくることができればいいのではないか、というのが、今企画しようとしている会のコンセプトです。

既に、免疫学会や生化学会などではこの手のセミナーが功を奏していますよね。僕も免疫若手の会は参加して本当に良かったと思っていますから。
まだ企画段階ですので、なんともいえませんが、そういう会にできればいいなと思っています。

2008年12月19日 (金)

ひさしぶりの出張

産業医大にちょっと久しぶりの出張となった。JRを利用しての出張は快適で、確かにトンネルが多いものの、仕事をして疲れたらちょっと外を眺めるとやはり日本の車窓はのどかでいい(けど、新幹線は速すぎてあっという間に景色が変わってしまうのが残念)。
ラボミーティングでは、みんなの研究がどれくらい進んでいるのか楽しみ。
先日の皮膚科でのラボミーティングでは、子育てと研究を両立しているNさんの発表は総じて良くできていました。
産業医大のM先生も素晴らしい仕事をしたし、今も神経と免疫の関係できちんとscientificにアプローチしていい結果を出しています。
どんな環境であれ、気持ち次第でいい仕事はできるはず。

若さにはかないません・・・

少しずつ仕事が収束に向かいつつあり、後一つで依頼原稿も終わるし、来週の進捗報告会で今年の発表も終わりです。
しかしながら、投稿した幾つかの論文がアクセプトにならず、その再投稿に追われ、それはそれでちょっぴり苦痛でもあります。最近はオンライン投稿があたりまえになり、その分てまは随分省けているのですが、impact factorのたかいjournalは軒並み投稿数が増え、reviewerのqualityが明らかに下がってきています。実際僕がhandlingしている論文も、著名な先生は、以前に比べてdeclineしてくることが増えました。理由の一つにreviewの依頼が来ているからだと思います。
また、日本の大学関係者は以前に比べてdutyが明らかに増えました。外来でも検査一つにしろ、同意書などが要求されることが多いので、なかなかスムーズに回りませんし、教育関係の仕事も少なくなることはありません。
そんなこんなでほとんど論文を読まずにreviewする輩が増えています。
投稿料を取ってある程度selectionをかけるなどの対策をしないとこのボランティア精神に支えられたreviewシステムは近いうち破綻するでしょう。

さてさて、そんな感じで夜も12時前に大学を出ることはむずかしく、よりどころの銭湯にも行けていません。一昨日も1時半くらいまでいましたが、うちのラボのT君、H君はまだ残っていて、結局sorting等に時間がかかりT君は2時半、H君はなんと5時に帰ったそうです。それでも結構次の日けろっとして朝から外来しているあたり、僕にはそんなことまねできません。
必ずしも夜遅くまで仕事することを礼賛するわけではないですが、僕も留学が終わるまでは、実験に失敗したりすると悔しくて、そのまますぐにやり直しの実験をはじめたり、取ったデータはその日に全て解析するまでは家に帰らない(というか気になって帰りたくない)タイプだったので、生活はめちゃくちゃでした。
研究は人生のある一時期しか打ち込むことはできないので、やりたいだけやらせてあげてます。


2008年12月15日 (月)

がびーん、京都シティハーフマラソン

この3年くらいあまり体を動かしていなかったので、最近時々大学まで走ったりして体を動かすようにしています。ちょっと足が戻りつつあるので、久しぶりにハーフマラソンに参加しようと思ってネットで申し込もうとしたら・・・・、
「定員になったので参加募集を締めきります」とのこと。
がびーんです。
勝手に隣で走ったろかな・・とも思いましたが、大人げないのでやめます。
前日東京で皮膚免疫の研究会があるので、そのまま東京で友達と飲むことにします。

某先生の誕生日

某M教授の誕生日(12月12日)をお祝いして、みんなでケーキを食べました。
×7歳とのことです。
まだまだ気はお若いようで、自ら17歳の誕生日と宣っておられましたが、プラスアラフォー(ジャスフォー)ですね。
おめでとうございます。

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2008年12月14日 (日)

気分減退・・・

せっかくBMBでエネルギーをもらったのに、次の日に論文のreview3つ、依頼原稿2つが送られてきて、さらに次の日に、ここには記せない気分のおもーくなる仕事がズドーンと来てしまい(2週間くらいまるまるかかってしまう仕事です)、このところ2時くらいまで仕事をして、帰りにすきやで牛丼とサラダという日々が続いています。
Review3つと依頼原稿は一つは終わったので、明日からはもう少し早く帰るようにしますが、なんとも気分は減退せざるを得ません。
隣の席の研究員の方には先生最近疲れてますね・・・、とか、産業医大のM先生には最近はフェロモンが感じられなくなった、などと訳のわからないことまで言われる始末。
忙しくてもばれないように空元気をはっていこう、とも思うのですが、ここに書いてしまった時点でばれますよね。
ということで、とにかく仕事を集中して、早く終わらせるように頑張るしかないです。

2008年12月12日 (金)

BMB(分子生物学会・生化学会合同集会)に参加して

九大の横溝先生、臨床研の村上先生に呼んでいただいて、「新たな脂質の機能」におけるシンポジウムで話をさせてもらいました。
脂質という領域は、僕の大学院時代からの師匠である成宮先生ら日本人が世界を牽引し続けた領域です。受容体欠損マウスの解析などが進み、この分野の仕事は一旦落ち着いたのかと思いきや、現在は、彼らの弟子の世代が新たな領域をどんどん開拓していることに驚かされました。
免疫はサイトカインやケモカインを軸に話を進めていく時代が続いていて、そこに群がる人口たるやもの凄いものがあり、常に激しい競争が繰り広げられます。
一方、代謝経路などが免疫学者には複雑と感じられるのか、脂質メディエーターと免疫の仕事はそれほど活発であるとは言い難い状況です。
しかしながら、今回の発表でもいくつかびっくりするような新たな機能が報告され、これらが一体皮膚でどのような役割を果たしているのか気になりました。
研究を本格的に始めてから約10年ですが、10年という期間を皮膚と免疫と脂質に注ぎ続けてきたのはそれなりに意義があったとつくづく思います。
これまでは個人的な思いつきで実験を行っていましたが、だんだんとつきあってくださる人の幅が広がり、それに応じて自分が貢献できるものも増してきていると感じます。10年やってやっと少しずつ皮膚免疫のことを自分なりの解釈と言葉を持って話が出来るようになったような気がします。
何事も継続は非常に重要で、どんなにつらくても関わりを持ち続けていくと、必ず道が開けてきます。

2008年12月11日 (木)

哲学の径カンファ

若手の研究へのモチベーションを高める、臨床から研究への橋渡しを促進する、ということを目的に、「哲学の径カンファレンス」というものを開催させていただきました。
第一回の今回は北大の阿部理一郎先生を迎え、physician scientistを目指してー再生医療からアトピー性皮膚炎までーというタイトルでご講演を賜りました。
若い専修医の方もたくさん参加してくれ、彼らの心に少しでも研究への思いが高まってくれれば心よりうれしく思います。
こういう企画をするときは、誰も来てくれなかったらどうしよう・・・などと少しひるむ気持ちが起こりましたが、実際にやってみて、本当に良かったと思っています。
ただ、今の時点では、僕の自己満足のレベルであって、これから実際に、今日参加してくれた方が、これからの皮膚科医としての人生で、今日の日が何か意味があることが重要だと思います。あとは、僕らが今後どうフォローしていくかですね。

阿部先生は最高の講演をしてくださりました。ありがとうございました。
今少しほろ酔いで帰ってきたところでブログをかいているのでちょっと怖いです。
明日は6時おきでBMBの学会で話をしています。熊ノ郷先生の12箇条は守られていませんが、ベストを尽くしたいと思います、って、本当に前日にこんなに酔っぱらっていて大丈夫か???

2008年12月 8日 (月)

Rhoの世界

自分が成宮研で大学院生だった7-10年ほど前は、同じ研究室でRhoを研究しているグループの仕事にほとんど興味を持っていませんでした。
細胞がどう動くか、等という問題は皮膚科医にとってあまりにかけ離れたテーマだと感じたのと、自分が実際にそういうcell biologyをやってみないとその分野の仕事のおもしろみや方法が理解できないのと、いろいろな理由が考えられるわけですが、最近になって感じるのは、この領域は実は本質的なところでやはり皮膚と深く関わっている、ということです。
皮膚がんの転移や、樹状細胞などの炎症細胞の動きに関しては、ケモカインくらいのレベルで満足していましたが、最近の自分はだんだん興味がその下流にやっと向かいはじめています。
大学院時代はRhoの話は全く頭に入っていなかったので惜しいことをしたわけですが、もともと自分は興味がないことはまったく出来ないたちなので、それはそれで仕方がなく、今少しずつ、この分野も勉強しつつあります。
今日はBMBの前のためか、3つもRhoのセミナーがあって、もう満腹状態です。

2008年12月 6日 (土)

プレゼンテーション12箇条

僕はプレゼンがあまり上手でなくそれには理由があるわけで、
熊ノ郷先生の「プレゼン12箇条」
http://www.biken.osaka-u.ac.jp/lab/immunopathology/presen.html
を読めば、それはそれはいろいろかけているところがあらわになってくるわけです。
思えば、成宮先生ですら、大切なプレゼンの前は、みんなの前でプレゼンの予行をされてました。
みんなにどう思う?と聞いてくれるのですが、さすがになかなかそこで意見を言える人は少なかったですが・・・。

次回の発表はBMB2008です。これで今年の自分の公での発表は終了になります。

2008年12月 5日 (金)

学会後・・・

丸3日間学会で仕事をしていなかったらやはり溜まりまくってました。とりあえず、この二日間で4つの論文のreviewをしたり、研究がらみのメールのやり取りをしたり(まだ返事かけていないものもあります。すみません、考え中です)、後輩の論文でrejectになったものを別の雑誌に投稿したりとなんか対してproductiveなことをしていないのに随分忙しく感じられました。
何とか週末には、免疫学会中に考えたことを整理すること、ラボメンバーに今後いかに実験を組み直していくべきかを具体的に指示できるようにいろいろ考えたいと思います。
もう12月。時が経つのは早すぎる。

2008年12月 4日 (木)

免疫学会2 Steinman先生

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彼の存在無しに、樹状細胞領域の研究のこのような進展はありえません。
誰に対しても温かく接してくれて、みんなに慕われて・・・・。
僕もうれしそうな顔をしています。

2008年12月 3日 (水)

免疫学会

二日目が終了しました。
自分の居場所は、免疫学会と、研究皮膚科学会の二つですので、この会に参加することを楽しみに仕事をしているというのもあるくらいです。
いろいろな方とあって、話をして元気をいただいています。
そして若手にはできるだけ元気を与えるようにしています。

あと、留学中のボスだったJason Cysterもシンポジストで来てくれていて、昼間に3時間近く自分の研究の相談などにのってもらいました。Jasonにつたない英語でプレゼンしている自分を振り返って実験に没頭していた3年前の自分にタイムスリップした気持ちになりました。
彼はサイエンスのみならず、ボスとして心から尊敬出きる人物で、眠りかけていた情熱が再燃してきました。

どんどん自分で手を動かせる時間が減ってきていて寂しい限りですが、実験の一番の醍醐味は自分で自分のアイデアを検証することです。結果が出たときのその瞬間の興奮は自分で実験していないとダメなんですよね。

ちょっと立場が変わりつつありますが、その気持ちを後輩がデータを持ってきたときに同じように感じることができるかどうかが、ボスとしての大切な資質だと思います。

ちょっとほろ酔い気味なので、支離滅裂な文章かも知れません。免疫学会でこっちが本当にはずかしくなるような先生に僕のブログをみてもらったりしてたこともあるみたいで、居心地がめちゃ悪いです。

ブログの価値も僕の仕事ぶりで変わってくる所もあると思うので、最大限の努力を惜しまずに頑張りたいと思います。

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