「日本浄土」
藤原新也さんは、最近過去の自分の予想が当たったことを自慢することが多く、僕の気持ちは少し離れかけていたけど、やはり気になって読んでしまった。
尾道、門司、能登などの地を舞台にした彼の旅とそこでの出会いなどについて書かれていて、彼も少しずつ自分の死を意識している感じがして、以前のとがった彼とは違う面が出ていました。「何も願わないで手を合わせる」あたりから作風が随分変わったなあ・・・。
藤原新也は高校生の時に高校の友人のAくんに勧められて読んだ「乳の海」からだから、もうかれこれ20年が経つわけで、その人を直接知らないにもかかわらずこれだけ人の人格形成に影響を与えることができる作家というものは凄いと言わざるを得ないです。
さて、京大に来てはや7ヶ月・・・。時が経つのは早いもの。大学院3年生のT君の学位論文のことが気になります。きちんと4年で卒業させてあげたい。

