2018年10月18日 (木)

即効!英会話フレーズ 外来診療編

協和発酵キリンが運営しているKKスマイルというサイトにいくつか役に立ちそうな情報がありました(会員にならないといけないですが)。
製薬企業もこういう役に立つ情報を発信してもらえるとありがたいです。

2018年10月17日 (水)

古武弥四郎のお言葉と成宮先生の解釈

先ほどの記事に続いて、是非このサイトを見て頂ければと思います。
http://www5.mfour.med.kyoto-u.ac.jp/J/message/message3/message3.htm
“hard workと思索とオープンなこころが、君たちを、新しい場所へ運んでくれるのだ”
こういうことを後輩に伝えていける指導者にならねばならぬし、また、後輩もそれを理解して頑張って欲しい。一度の人生なので、しっかりチャレンジして自身の手で勝ち取って欲しいと願っています。

都道府県&市区町村魅力度ランキング2018 by ダイヤモンド社

このダイヤモンド社の雑誌は、医学系の記事はなかなかよく調べているなあ、と感心することがあります。

今回のランキングは、ネットでの限られた情報のため評価基準の詳細がわからないのですが、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 今回、都道府県のランキングでは大幅に順位を上げたところはなかったが、市区町村に関しては顕著に順位を上げたところが見られた。では、魅力度アップにはどのような要因が寄与しているのか。

 同調査を行ったブランド総合研究所の田中章雄社長によると、(1)世界遺産、(2)NHKの大河ドラマや連続テレビ小説(以下、朝ドラ)、(3)スポーツ、(4)国際的なイベントの4つが主な要因になっているという。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

のようなコメントからすると、こういうランキングなんて、たいした意味はないな、と思ってしまいます。

が、

Img_8dc73b949b27af3409b4757beec81ed

自分の住んでいる町が上位にあることはある意味うれしく、と同時にこれ以上人が増えるのは叶わんなあ、という思いもあります。先日京都のH旅館の大将と話をしていたら、昔のなじみのお客さんが最近は京都を敬遠している、とのこと。たしかに観光地化されすぎて、まるでアミューズメントパークみたいになってしまっているところが増えました。

また、町家風の旅館の数も増えて、なんだか人間の浅ましさのようなものを町を歩いていると感じてしまいます。

まあ、ぼくも、京都においては新参者なので大きな事は言えないですが。

そして、今朝、某雑誌の論文をぱらぱら読んでいたらうちらがやっていることと近い論文が出ていることに気付きました。かなりがっくりきました。スピードは本当に大切。研究のスピードを上げるためには無駄な実験をせずにゴールに一直線に向かうことが一番なのですが、そのセンスが元来高い人とそうでない人とではっきり分かれます。少なくとも大学院に入る20才も半ばになれば、それまでの生き方により、そのセンスはすでにある程度定まってしまっています。

では、センスが足りない場合はどうすれば良いのか。それはコントロールをしっかりおいた実験を繰り返し、失敗の経験を糧にして少しずつ身につけていくしか無い。そして全力で働くしか無い、というのは自明の事だと思います。

最後に、古武弥四郎先生のお言葉を借りて(これは早石研の座右の銘とも言うべきもの)。

本も読まねばならぬ。

考えてもみなければならぬ。

併し働くことはより大切である。

凡人は働かねばならぬ。

働くとは天然に親しむことである。

天然を見つめることである。

こうして始めて天然が見えるようになる。

2018年10月11日 (木)

NIKE シューズ

大迫選手の日本新、すばらしかったです。
どの程度かはわかりませんが、NIKEのシューズが支えているのは間違いないでしょう。
20181008_180124
この40km手前の映像をみてもわかりますが、みな同じシューズ。NIKE凄いです。
ということで、科学技術の発展を取り入れることの重要性はどの世界でも同じで、僕ら臨床家は、自分たちの疑問がどういう技術を取り入れれば解き明かせそうかを考えることもかなり大切になります。

2018年10月 9日 (火)

700,000時間 80年の人生

人生80年だとすると
24x365x80でざっくり700,000時間。僕はもうすぐ50なので、残り30年とすれば、250,000時間残されていることになります。
とはいえ、1/3は寝てます。そんなこんなを考えると残された時間は無限にはないということが良くわかります。
10年に一つはいい仕事をしたいと思っていますが、これから一つ二ついい仕事ができれば終了・・・、ということでもあります。
もう少し時間のことを意識して日常を過ごさないと。

2018年10月 8日 (月)

週末

大学で論文を読んだり、今日の午前は家内とちょっとトレランしたりして、また、仕事も溜まってしまっていることもあり、その後大学に戻ったりでゆっくり過ごしました。
村上春樹が騎士団長殺しの英訳版の発表前にNYでトークショーをしたみたいですね。
gentlemanの定義として以前、Norwegian Woodの中で、

“A gentleman is someone who does not what he wants to do, but what he should do.”

としていましたが、今回のトークショーでは、
Murakami joked that it's important for a gentleman and a novelist not to talk about the income tax he has paid, or write about ex-girlfriends or ex-wives, and not to think about the Nobel Literature Prize.
とのことです。
やっぱりN賞のこと、気になってるんですね。。。来年へ持ち越しです。

2018年10月 7日 (日)

HFSPの新presidentは長田重一先生

adachiさんのfacebookにより、いま、知りました。
http://www.hfsp.org/about-us/governance/board-trustees
「Natureとわたし」の記事も凄くいいですよね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

―― 成功したのは腕がよかったからですか。

長田氏: 修士ですから技術なんかない。緩衝液のpHを変えてみたり、塩の濃度を変えてみたりして、酵素の安定化、精製の最適条件を探していくという作業を、毎日繰り返しました。それが偶然うまくはまったのです。

―― でも失敗する人もいるわけですよね。

長田氏: 私の恩師の一人、早石修(はやいしおさむ)先生は、「研究者には『運、鈍、根』が必要だ」と言われました。「運」をつかむためには、半端な仕事ではうまくいかない。「根」気よく続けるのが大切だと。頭がよすぎてもダメ。よすぎると「こうすればこうなる」と思ってしまう。「鈍」、バカになってやること。そのとおりだと思います。

大学院の時代、実験がうまくいかなくて泣きたくなることが多々ありました。そんな時は、バイクに乗って横浜へ行き、海を見ながら泣きました。研究者は皆同じような経験をしていると思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

実験がうまくいかなくて涙が出るほどに打ち込んでいる研究者・大学院生は今一体どれくらいいるのでしょうか?

2018年10月 6日 (土)

Collegium Internationale Allergologicum (CIA)

CIA meetingでスペインのマヨルカ島へ。
そのため、本庶先生のノーベル賞受賞もマヨルカで知りました。
受賞発表の直後に、CIAのメンバーで祝福しました。
さて、このCIAという会議ですが、実は会員制となっていて、退会した人数分しか会員が補充されません。日本の会員は何人くらいなのかわからないのですが30名くらいはいるはずです。アレルギー・免疫の研究者が中心の会で、これまで日本人ではIgEの発見者である石坂公成先生や、IL-6の岸本忠三先生らの著名人が名を連ねています。僕は4年前に推薦していただいて会員になれました。2年に一回の開催で、二回連続で欠席すると除名になる、と聞いていましたので、前回参加できなかったこともあり、4年ぶりに参加しました。
Th_img_8804
relaxing lectureで、コンピューターやAI開発の歴史を聞きました。
I hear, I forget.
I see, I remember.
I do, I learn.
というところに納得しました。皮膚科は少なくともI see, I remember.のレベルまで日常診療でも明らかに到達できる珍しい科だと思います。
一方、I do, I learn.はやはり実験をしないとだめになっていくし、臨床も患者さんを実際に見ないとだんだんだめになっていく、ということです。
教授というのは非常によくなく、ダメになる典型のポストと言うことになります。
Th_img_8805
UCSFの時にお世話にあったJason Cyster先生がオーストラリアにいたとき(大学生のとき)にボスだった Thomas Wayne先生に偶然出会うことができました。
Th_img_8852
IgEの発見において、石坂先生と共に知られるJohannson先生と。以前、Swedenのご自宅に招いていただいたことがあります。
Th_img_8929
3日目の夜は日本人会。CIAではアレルギー学会と免疫学会の重鎮が仲良くされています。
この雰囲気を広めてもらって、もっとお互いがともに成長していくといいですね。
Th_img_8933
Steve Galli先生による石坂先生の追悼の特別講演もありました。
Th_img_9003
4日目の午後1-5時までフリータイムだったので、すかさず近くの山のてっぺんまで登りました。山があれば登りたくなります。いい汗をかきました。
Th_img_9034
最後の夜はdinner party. 欧米の華やかなpartyにおいて、僕はどうしても居心地が悪いです。英語力不足もありますが、やはり教養の問題ですね。こればかりは付け焼き刃で対処できません。ただ、こういう会にも継続的に参加していくと知り合いも増えてきて、親しくなっていくから不思議です。日本人は単に論文をかくだけでなく、もっとこういう場に出席して、個人として認知され、societyに受け入れてもらう努力をしないといけないと僕は思っています。

「文科省の予算に頼りきるのは限界」スキームによって国立大学の課題を解決する可能性も

この記事は興味深いです。
どうやって自衛していくべきか。
僕の場合、大学で研究ができなくなるのであれば、大学にいる意味がないと思っているのでこういうスキーム作りに関してはそれなりに理解しておかないといけないし、あるときには実際に行動に移さないといけないかもしれません。

2018年10月 5日 (金)

がんを消す免疫薬の真実 本庶佑/立花隆著

二年ほど前の文藝春秋の記事がebookとなっています。
本庶先生のお仕事や、この数年の科学政策や製薬業界における問題点に対する意見を知るには非常にわかりやすい内容となっています。
20181005_15539

2018年10月 3日 (水)

今回のノーベル賞の内容の紹介

巷にいろいろと情報が溢れかえっていますがどれも浅い中、小野先生の記事が突出しています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/onomasahiro/20181003-00099152/
42965156_1732973410164374_434195739
いつもイラストがかわいいなあ、と思います。

Poor basic science blamed for Korea's failure to produce Nobel Laureate

韓国の友人から本庶先生の受賞の祝福の言葉と共に、自国のサイエンスを嘆いていました。
この記事を紹介してくれました。
日本に比べて韓国は政府からの研究費は確実に増加しており、そして論文成果、そして大学の国際ランキングも上昇しています。日本からすると羨ましいくらいなのですが、この記事をよめば、応用研究に変調している、とのこと。これは本庶先生が危惧されている日本の状況と重なります。
そういう記事がはっきりでる韓国の方が、いま浮かれている日本よりも冷静で、これから10-20年間の科学政策が日本の将来を考えると本当に大切な時期を迎えています。
本庶先生が凄いのは、サイエンスだけでなく、ゴルフなどのスポーツ、ワイン、文学、政治など、なんでもやってしまうところです。山中先生のような国民からの親しみやすさはあまりないんじゃないかな、と思ったりしますが、自分の正しいとおもうことをずばっと言ってしまえるし、そしてそれを地でここまでやってこられたわけで、異次元です。

本庶先生のこと 独創的研究とは

http://brh.co.jp/s_library/interview/37/
の記事が詳しいかと思うのですが、でも、やはり、僕に取って、一番意味があったのは、この事件かと。。。
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/molonc/www/old/immune/OriginalityHonjo1.html
免疫学の研究を大学院でスタートしたころにこの記事を読んで、自分のやっている研究がどこまで独創的か、ということについてかなり考えさせられたことをまだはっきり覚えています。
あの記事を最初に読んでから、もう18年も経つんだなあ。

ノーベル賞 つづき

実は数年前、ノーベル財団から、医学・生理学賞にふさわしいテーマと人物の候補をあげて、さらにその理由を説明して欲しい、という手紙がきました。
最初は悪い冗談かと思いましたが、実はofficialなものだったので、丁寧に対応したことをふと思い出しました。
ノーベル財団は、ぼくのような下々のところまできちんと情報を張り巡らせて賞の選考を進めていることに感心したものです。
その時に僕が記載したのは、「生体応答の抑制因子とその臨床応用」というもので、PD1, CTLA4の本庶先生、Jim Allisonと、制御性T細胞の坂口志文先生の3名を候補に挙げさせていただきました(そういえば、confidentialにすること、と記載されていたような記憶がありますが、まあ、いいですよね)。
そのうちの二人が受賞となり、大変嬉しく思っております。坂口先生のお仕事が入ってもおかしくはなかったのでは、と個人的に感じたりしました。

2018年10月 2日 (火)

本庶先生のノーベル賞受賞インタビュー

英語のインタビューです。
https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2018/honjo/interview/
良いバイオマーカー探しと、更なるimmunotherapyの発展(奏功率をあげる事)が今後の課題とのこと。全くその通りだと思います。
今後しばらく免疫療法はさらなるブームが続き、また、本庶先生の科学政策などに関する提言が取りざたされることでしょうが、これを一時的なものにせずに、永続的に基礎研究に支援をすることに繋がることに期待したいです。

2018年10月 1日 (月)

本庶先生の記者会見

youtubeにupされています。
https://www.youtube.com/watch?v=lwcr6GF7r0k
研究のmotivationや心構えなどの人生哲学が伝えられています。現在の科学研究政策に対してもご自身の意見を述べられていて、これが政府の耳にも届くことを願います。
「好奇心を大切にして、そして自分の頭で納得がいくまで実験して考える」ことの重要性は、いつも自身にも言い聞かせています。
20181001_230626
ちなみに、昨年末に、ゴルフをご一緒させて頂いたときの写真です!
研究は言わずもがなですが、ゴルフも叶わないのが悔しい限り。。。

本庶先生 ノーベル賞

これほど嬉しいニュースはないです。
期待しすぎるとうまくいかなかったときにがっかりするというのもあって、期待を抑え気味にしていました。もう少し時間がかかるかと思いましたが、早く受賞が決まり本当に嬉しいです!
癌治療の歴史が変わったことを、ノーベル賞の選考委員の方々が重く受け止めてくれたということですね。
しばらく興奮冷め病まない。。。

2018年9月30日 (日)

ある男 平野啓一郎著

全作「マチネの終わりに」から約二年待っての新刊。
一気に読みました。この作家の引き出しの多さを改めて感じさせてもらいました。彼の最近のこだわりの「分人」をまた違う角度から捉えた作品で、読後感も凄くよいので今年の一押しです。
平野氏は、SNSでの意見からはかなり偏った思想の持ち主と見ていますが、作品の中では、例えば死刑制度に対しても賛成と反対の両意見を取り込んでこちらに考える機会を与えてくれます。

村上春樹氏と比較するのは間違っているかも知れませんが、平野氏が作品の中で描く人間像や作り出す世界観のようなものは、決してまさるとも劣らないと感じますし、また、重ねての言及になりますが、引き出しが多い。次はどんな世界を展開してくれるのかをとてもワクワクしながら待てる作家です。

2018年9月29日 (土)

信越五岳の写真 大会ホームページから

トレランってどんな感じなんですか?とよく聞かれます。
参加してみないとその魅力は絶対に伝わりません。これは研究や手術も同じだと思います。
ちょうど先日走った信越五岳の大会ホームページに写真がupされました。
http://www.sfmt100.com/result/2018report.php
上記のサイトに立ち寄ってくれれば簡単なのですが、それすら面倒だという方のために、その一部を。というか、写真に少しずつ解説を付け加えたいと思います。
Photo2018_0070
スタート地点。夜7時半スタートなので、みんなヘッドライトを点灯しています。
Photo2018_0075 
ホタルの群れみたいな感じでこれはこれで結構幻想的だったりします。
Photo2018_0131
こういう瞬間は自分が自然の一部となって、さらに自分が野性というか動物であることを意識します。前後に人がいなくなって孤独に走っているときが一番好きな瞬間です。
Photo2018_0151 
こういう急登も時にあります。これはレースによります。この大会は走れるコースが中心なので、こういうところはあまりないです。
Photo2018_0197
走れるところ。こういうところも気持ちいいです。 
Photo2018_0217 
この程度の登りをどれだけ走れるのかが実力の差がでるところです(本当は差がでるのは下りだと僕は思っていますが)。
Photo2018_0233
3時間おきくらいにエイドステーションがあります。ボランティアの方からコーラをもらったりすると、感謝の気持ちで一杯になります。
Photo2018_0266 
水たまりはこんなもんじゃないです。どろどろになります。僕も何度か派手にこけて、結構出血しました。ただ、擦り傷とかマメとか、足の爪がはがれるとか、そういった表面のケガはたいした事はないです。日にち薬で必ず治りますから。
Photo2018_0293
ゴール地点。トレラン界におけるレジェンドの鏑木毅さん。この人がいなかったら僕はトレランをやってなかったかも知れません。
同じ大会で走ることができただけでも幸せ。
41934074_2203713559703333_110019766
エイドステーションで苦しんでます。リタイアしたいと何度か思いましたが思いとどまってよかったです。
Th_470000208665
というわけで、28時間も走ってしまったわけですが、いつもゴールは最高。
これからもリタイアはしないぞ。

自分の時間の確保 ノーベル賞

今年はヨーロッパや米国の皮膚科学会からの座長や講演の依頼はお断りして国内での時間の確保に努めてみました。
おかげで自分自身の時間を確保することができ、自学の時間をより確保することができたように思います。
一方で、ヨーロッパなどの皮膚科の臨床の学会に合わせて多数開催される国際共同の臨床試験や各種学会や国際紙の会合には全く参加できませんでした。自分抜きにどんどん世の中の臨床試験が進んでいくこと自体はそれほど大きな問題ではないのですが、日本が国際臨床試験から外され、さらにはアジアにおける早期のマーケティングの場として日本から他のアジア諸国に移ってしまうリスクもない訳ではありません。
そう考えるとどのあたりが落としどころなのかな、というのは悩ましいところです。
あと、もうすぐノーベルウィークです。
医学生理学賞が気になります。ゲノム編集は化学賞かもしれないけど、裁判が解決したら遅かれ早かれ取るんでしょう。
日本からの医学生理学賞の可能性は、20%くらいかと思ったりします。何しろ、医学・生理学賞のカバーする範囲は広いので、それこそオリンピックの金メダリストの中で誰が一番凄いか?みたいな話になります。柔道・水泳・体操などいろいろな種目があるなかで誰が一番impactがあるのかを決めるのは僕には無理です。
本庶先生がとってくれれば僕は望外の喜びですが、まだ恩恵を被ることができる人が限られているので時期尚早という気もします。臨床系だと僕ならHIV薬の開発に貢献した満屋先生の存在は計り知れないと思います。坂口志文先生もよく取り上げられていますが、基礎研究のimpact プラス 臨床への貢献があって、という気がします。そうするとまだ時間がかかるかなあと。
基礎系では種目が多すぎてちょっと。。。森先生のお仕事は凄いのはわかりますが、僕にはあまりなじみがうすいというか。。。
もの凄い研究が10-20は最低でもあるのでその中から一つ、というのは大変な事ですね。無責任な予測をする暇があれば、自分の仕事を頑張るべきですね。

2018年9月28日 (金)

日本がん学会

がん関連の学会に参加するのは久しぶりです。
自分のhomeは免疫・アレルギー疾患ですが、うちの病棟で入院している患者さんの多くはがんであり、やはり皮膚科医(特に大学では)はがんをなんとかしないといけないと思ってきています。
もちろん僕は専門家ではないので、うちの教室員がどうすればこの領域で一流に成長してもらえるかということを考えてのことです。
そのためには今何が解決して無くて、また、どのようなアプローチ方法があるのかを適切に判断する必要があります。
今回の参加でその目的はある程度は達成できましたが、大変奥が深い領域ですのでこれからもこつこつ勉強を続けていこうと思っています。
Th_img_8701
スローガンは、「極めたるで、がん研究」。
極めることはできませんでした。。。

2018年9月27日 (木)

「医師臨床研修マッチング2018」中間結果ランキング by 日経メディカル

京大は今のところ人気三番手のようです。
この大学は、学閥も余り感じさせないし、自由な雰囲気があるので人気があるのも何となくうなずけます。京都という町自体も魅力があると思います。
研修した人達が将来どういう人生を辿っているのかをきちんと追跡調査ができると興味深いんですが、どうなんでしょうね。
Thumb_557909_daigaku

日本生化学会

分子生物学会と共に、大変勉強になりました。
また、脂質研究者と久しぶりに親睦が深められて、これも大変ありがたい事でした。
Th_img_8698
特別講演は、大村智先生、柳沢正史先生、森和俊先生とノーベル賞ホルダーやそのクラスの方々によるもので、これもまた素晴らしいものでした。
Th_img_8695
僕は毎日たくさん寝ているのですが、眠りが昔から浅く、随分と人生を損しているなあ、と思い続けています。
Th_img_8692
こういうのを見ると時代の移り変わりを感じます。

スカイライナー京成

以前よりも成田がちかくなり(都心からの交通が便利)、それに比べて関空は京都から遠く感じます。リニアモーターカーとか造ってくれんかな。。。
先日のったスカイライナー京成は乗り心地もよかったし、そこで使われていたCMソングもなかなかおしゃれでした。
たかはしほのかさんって、知らなかったです。

謙虚さがなくなる14の兆候 素心のすすめ 池田 繁美 2004

9に関しては理論が大切なことは多いので、わるいことではないと思いますが、なかなかよくできていますよね。
20180927_74338

2018年9月25日 (火)

ディープラーニングの判断根拠を理解する手法 日本生化学会

半年ほど前の記事ですが、参考になりました。
サイエンスは、面白い方向に向かっているなあ、と思います。
ちょうどハラリのホモ・デウスを読み始めたところなので、いろいろと腑に落ちます。
そして昨日、今日と生化学会に参加しますが、この学会はまだこの領域の侵入をあまりかんじさせません。平和な感じです。
ちなみに学部学生さんは生化学会無料ですから、ちょっとでも参加してみては?
京都国際会館で開催中です。
20180925_80352

2018年9月24日 (月)

信越五岳トレラン 100マイル

先日の週末に、ちょっくら100マイル走ってきました。
20180924_170447
昨年走ったUTMB(モンブランの周りを走るやつ)は3000m近くのところをうろうろするため、高山病になり、また一つ一つの山がでかい上に急登が多くて心身共に疲れ果てましたが、今回の信越五岳は楽しめました。もちろん途中しんどくて何度かリタイヤしたいなあ、と思ったりしたのですが。
100マイルレースのつらい点は、夜走らないといけない点です。特に今回のレースは夜7時半スタートですので普段だったらゆっくり寝ている時間にずっと走り続けなければなりません。
なぜこんなバカなことをしているんだろう、と夜は何度も思います。ただ、真っ暗闇の中を走っていると、自分の五感が研ぎ澄まされ、自分の野性を感じる事ができます。これは決して普段の生活では得られないものです。
ようやく4時頃になって少しずつ山際が明るくなっていく姿が目に入ると疲労の中にもエネルギーが少しずつ復活することを感じます。お天道さまへの感謝の気持ちも湧いてきます。
100マイルレースは、要するに自分との対話を続けることに他なりません。今回は28時間を要しましたが、その間、自分がこうして元気に生きていることに感謝したり(特に両親や家族ですね。。)、思い通りにならない自身に失望したり、食べ物を受け付けなくなってしまった自分を労ったり、応援してくれるボランティアや友人、家族に感謝したり。。。
ただ、最後の方は衰弱してほとんど何も考えられない状況になってしまってますが。
20180924_170159
100マイルレースを走っているときは、「こんな事はもう二度とやらない」と強く誓うのですが、次の日には次はどのレースに出ようかな、と考えたりしているわけで、自分がとことこん楽観的なんだということを実感します。

2018年9月23日 (日)

なぜ日本は人工知能研究で世界に勝てないか 東大・松尾豊さんが語る“根本的な原因”

松尾さんの意見、ごもっともなのだけど、これが現実と受け止める今はなさそう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日本は勝てない」現実と向き合う所からスタート

――米国や中国に比べ、日本は人工知能開発で遅れているといわれています。なぜ日本はこの競争に負けているのでしょうか。

松尾さん それは、日本がインターネットで世界に負けた理由と似ているのではないでしょうか。

 一つは、技術の取り入れ方が非常に遅い点。1990年代後半には若者たちが「これからはネットの時代だ!」と言っていたのに、上の年代の人たちが理解しませんでした。「信用できない」「オタクが使うだけ」と否定し、新しいものが生まれなかった。

 今もそれは同じです。一口にAI、人工知能といっても、新しい技術の中心であるディープラーニングに対して、従来の分野へのこだわりが強く、拒否感が強い人も大勢います。

 もう一つは、若い人が力を持っていない点。若い人が自分の裁量で自在に動けるような社会環境になっていません。彼らに裁量を与えて何かやらせれば絶対に何か起こるんですけど、それをやらせないから変化が起こらない。

 現状は、基本的にもう勝ちようがありません。その現実と向き合うところからスタートです。この25年、グローバルで勝った日本のIT・Web系企業はないじゃないですか。ずっと負け続けて、人工知能でも負け続けてますよね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これが現実と言うことです。臨床や基礎研究の領域にもdeep learningは入り込んできているので、早晩このあおりを僕らも受ける事は間違いないです。というか、もう受けてますね。

さらに、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 もちろん、大企業の上層部も国全体も、もっと技術を勉強した方がいいです。中国は全員が試験勉強中みたいな状態ですが、日本は勉強しませんよね。今持っている知識から1歩先、2歩先になってしまうと、もう分からない。勉強すれば理解できるのに、それをしない。普通に考えると勝てるわけないですよね。

 今は「自動車の仕組みを知らないのに、自動車立国になろう!」と言っているようなものですよ。「油で走るらしい」くらいの理解では立国は無理です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、追い打ちをかけるかの如く、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

――行政の政策や大企業の動きの遅さに対する不満を述べるより、自ら手を動かすべきだと。

 そうです。よく大企業向けに講演もしますが、「話してもどうせ行動しないだろうな」という気持ちもあります(笑)。一体いつまで僕の初歩的な話を聞いてるのだろうと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と続くわけです。

そして僕はどうしたかというと、この本をまず買ってみました。

「入門者のPython」

20180923_162436

何でもいいから一冊通して読んでみよう、と。

2018年9月22日 (土)

週末

連休ですね。こちらは仕事したり、ちょっとお散歩したりして凄そうと思っています。
reviewやeditorのhandling papers、依頼原稿などをできるだけ整理してしまって、借金生活から抜け出したいです(アカデミアの職には貯金生活というものがないのが残念)。

2018年9月21日 (金)

Visual Dermatology2018年臨時増刊号: 皮膚科本音トーク (Visual Dermatology臨時増刊号)

この本は、visual dermatologyの歴史の中でももっともユニークな企画の一つです。僕も「アトピー性皮膚炎の今とこれから」、「AIは皮膚科を滅ぼすか?」の二企画に参加させてもらいました。

塩原先生・江藤先生・今山先生らのぶっちゃけトークに比べると自分の到達しているところがまだまだひよっこだと思わざるを得ない。この企画はまた数年後に是非やりたいものです。
羅針盤 本音で語ってこそ楽しい 塩原 哲夫

1 アトピー性皮膚炎の今とこれから
椛島 健治(司会),加藤 則人,室田 浩之,福永 淳

2 外用薬本音トーク─プロが語る外用の極意
江藤 隆史(司会),古江 増隆,加藤 則人,五十嵐 敦之,塩原 哲夫

3 痒疹大激論─痒疹とはいったい何なのか?どうしたら治るのか?
塩原 哲夫(司会),佐藤 貴浩,青山 裕美,室田 浩之

4 AIは皮膚科を滅ぼすか?
椛島 健治(司会),藤本 学,山﨑 研志,古田 淳一

5 掌蹠膿疱症の治療─正解はどこにあるのか?
松永 佳世子(司会),照井 正,小林 里実,伊藤 明子

6 酒皶様皮膚炎の治療─あなたならどうする?
塩原 哲夫(司会),出光 俊郎,大久保 ゆかり,江藤 隆史,スペシャルゲスト

7 悪性腫瘍の追加切除に意味はあるか?
大原 國章(司会),八田 尚人,中村 泰大,藤澤 康弘,門野 岳史

8 鼎談:アトピー性皮膚炎患者の入浴について
塩原 哲夫(司会),今山 修平,江藤 隆史,スペシャルゲスト

9 患者1 人あたり診察時間,どのくらいかけてますか?─スキンケア指導,いぼの治療を含めて
大槻 マミ太郎(司会),石黒 和守,佐藤 佐由里,川瀬 正昭,岸本 恵美

Association of Clinical Specialty With Symptoms of Burnout and Career Choice Regret Among US Resident Physicians

JAMAから。
https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2702870
皮膚科はburnoutしている人の割合も、皮膚科を選んで公開している人の割合も他科に比べて圧倒的に低いことが示されています。
まあ、予想通りですね。
20180921_135928
20180921_141325_2

日本の皮膚研究も踏ん張り所

欧州の皮膚科学会のofficial journalのJEADV(IFは4.3)という雑誌があります。
僕もjournalのeditorial boardに入っているので(日本からは僕と慶應の天谷先生がメンバーっです)、editorial board meetingの資料が手に入ります。
20180920_82728
購読している施設は日本が微減で他国は増加傾向。これはまさに研究費の潤沢さを反映しているものと思われます。
掲載論文の投稿先に関する情報は国別のものがない(地域毎の解析)ので日本の状況を捉えるのは難しいですが、印象としては同様です。
日本からはletter to the editorは多いですが、きちんとまとまったoriginal articleの投稿は少ないです。これは京大も同じことで、症例報告はJEADVにそれなりに掲載されていますが、大規模臨床研究などは多くないのが現状。
アカデミアの疲弊だけのせいにしてはいけないですが、働きすぎればそれはそれで文句言われるみたいだし、じゃあ、どうしろというのでしょうか。
システムだけは欧米の真似をして、でも、メンタリティや能力がこれまでの日本人の状態からそれほど変わっていないのであれば、そりゃあ、国際競争力は下がりますよ。

2018年9月20日 (木)

富裕層がシンガポールに親子留学する理由 実は外国人も通いやすい"高学歴国"

僕が感じる事とかなり合致する記事です。
日本が本来目指すべき教育への投資において、シンガポールに完全に水をあけられてしまった形になります。
今既に10年は遅れを取っていると思いますし、これからもこの差は開くばかりなので、本当に残念な事です。
安部さんは三戦とのですが、オリンピックなどで浮かれている場合ではなく、もっと真面目にこの国の行く末を案じてください。

科学を志す人のために 早石修先生より

ある財団の審査をしていたのですが、そのときたまたま色々と調べていたら以下のサイトに遭遇しました。
http://www.rikuryo.or.jp/home/people/hayaishi0.html
研究者に興味のある方は是非。僕のような凡人のブログよりもずっと役に立つと思います。
以下、目次。
第1研究室: 恩師に学んだ教育の姿勢
第2研究室: 大学の選び方…
第3研究室: 握り飯より柿の種?
第4研究室: 焼跡で始めた生涯の研究
第5研究室: WHATではなくてHOW
第6研究室: ランチセミナールの効用
第7研究室: 研究は探偵小説?!
第8研究室: 睡眠に賭けた第二の人生
第9研究室: 研究の本質
第10研究室: 研究者の向き/不向き

2018年9月15日 (土)

座って内視鏡、自分で実験 イグ・ノーベル賞に長野の医師

日本人の活躍もなかなかあなどれません。
もと論文はこれです。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16377328
どういう選考委員がいるのか興味があります。
ときどき自分で採血したりする人はいますが、colonoscopyを自身でおこなって、その経験を生かしてcoloscopyの改良を図ったところが素晴らしいです。堀内先生は関連論文が結構ありました。

2018年9月14日 (金)

慶應医学賞 柳沢正史先生

受賞おめでとうございます。
エンドセリンとオレキシンという異なる二つの領域において鍵となる分子の発見のみならず、治療にも応用されているわけで、改めて凄い方だと思います。
研究者として凄いだけで無く、後輩の人材育成(いろいろな学会で後輩に発表のチャンスを積極的に与えられています)や科学に関する政策などでも歯に衣着せぬ意見を述べられます。僕に取ってのあこがれの先生ですね。。。
睡眠に関しては未知の事がたくさん残っており、今後の研究の発展もとても楽しみです。

2018年9月12日 (水)

自分のことだけ考える 堀江貴文著

内容はこれまでの彼の作品とさほどかわりません。それをわかってはいるのですが、たまに彼との対話を楽しみたくて読んでいます。

悪くいう人が多いですが、正直な人です。
ということで、少し。

「金持ちを貧乏にしても、貧乏な人は金持ちにならない」 byサッチャー
これは英語の方がわかりやすいです。
“The poor will not become rich, even if The rich are made poor.”

いいと思ったのは、「解決しなければならない課題は必ずその日のうちに解決する。だから、悩み事で不眠になる、という感覚はない」というところでしょうか。僕も同感で、研究していたときは、必ずデータはその日のうちに全て解析し、考察してから帰宅してました。これは大学院のみならず、留学中にもずっと続けていました。

そしていまはどうかというと、人事などの問題は、なかなか自分だけの考えでは解決しないことが多いので先延ばしにすることで、かえってストレスを溜めてしまっています。あかんですね。

もう一つ、「世の中には熱中できてない人が多すぎる」という点。これは先日小澤征爾さんも同様のことを述べられていました。全く同感です。死にものぐるいに熱中して何かを成しえた体験をせずにこの世を去るなんて僕には絶対にあり得ないです。

US OPEN ナブラチロワさんのコメント

冷静なコメントです。英語の記事で申し訳ないです。
Ms. Williams was absolutely marvelous toward Ms. Osaka after the match. A true champion at her best. But during the match — well, enough said. The way Ms. Osaka carried herself both during and after the match was truly inspiring.
とあります。大坂さんの振る舞いは本当に胸を打つものがありました。
昨日、USオープンの決勝の録画をみましたが、本当に素晴らしかった。わずか20歳の彼女に対して心から尊敬の念を抱きました。

ラスカー賞 2018

20180912_190145
発表されてますね。
http://www.laskerfoundation.org/
プロポフォールというのはちょっと意外でした。
histone modificationは妥当な選択です。
Cell誌などでも特集が組まれています。

2018年9月10日 (月)

甥っ子、姪っ子@博多

博多の妹familyと時間を過ごしてきました。幸せな時間でした。。。
Th_img_8515
子供って、勝手にどんどんうまくなっていくから感心します。ダブルでストライクを取ったりしてました。
Th_img_8516
まだ小さいのでボールを持つのが精一杯。
Th_img_8510
まだ一歳になったばかり。かわいくて仕方ないです。
Th_img_8520
お父ちゃんのもとですやすやしてました。
Th_img_8529
またあそびにいくヨ!

2018年9月 9日 (日)

大坂なおみ選手のUSオープン 優勝

寝過ごして試合をライブで見ることが叶わなかったのですが、嬉しいニュースでした。
スポーツ界で日本人が成功している人にはいくつかの共通点がある気がします。
とくに彼女は、長嶋茂雄ー青木功ー具志堅用高らのような天然系で、それがくだらない呪縛のような日本独特のプレッシャーから解放されているように見えます。
ちなみに海外のニュースは、彼女の優勝よりもSerenaと審判の確執の方がメインでした。
でも、最後には良いこともかいてありました。

Osaka, in her speech, apologized to the fans, acknowledging that most of the fans were rooting for Williams in her quest to set a career record.

“I know that she really wanted to have the 24th Grand Slam, right?” Osaka said later. “Everyone knows this. It’s on the commercials, it’s everywhere. When I step onto the court, I feel like a different person, right? I’m not a Serena fan. I’m just a tennis player playing another tennis player.”

Then, tearing up, she added, “Anyway, when I hugged her at the net, I felt like a little kid again.”

大坂選手がアメリカをはじめとする世界中のテニスファンのハートをつかむのは時間の問題と思います。

2018年9月 8日 (土)

乾癬学会

松山で開催されている乾癬学会に出席しました。
愛媛大の佐山会頭をはじめ、医局員の方々が素晴らしいorganizeをされていました。
Th_img_8462
特別講演の審良先生を囲んで。
Th_img_8464
会頭の佐山先生、島田組長、佐野先生。
Th_img_8473
その後は、Moon Growにて。Michelのピアノ、佐野先生のドラムセッション。
僕はのんびりリラックス。。。
今日は、Michel Gilliet先生、Eric Lan先生、岩倉洋一郎先生、山本圭先生らの特別講演やシンポジウムを楽しみました。
乾癬学会は参加者が1000人を越えていると思いますが、これは乾癬という疾患が皮膚科という枠を越えて関心を集めているからだと思います。
免疫学会の素晴らしい先生方や製薬企業の方の関心が高い事からもうかがえます。

2018年9月 7日 (金)

台風の爪痕

今回の台風はこれまで僕が経験した中でもっとも激しいものでした。
大阪の知人は未だに停電中だし、北海道の地震のときにちょっと不謹慎なのかもしれませんが、朝5時に起きて粟田口から将軍塚方面へお散歩に行ってきました。
ところが、この東山トレイルは倒木で完全にふさがっていて、さすがに諦めて引き返しました。しばらくこのルートは厳しそうです。
Th_img_8424

2018年9月 6日 (木)

永田和宏先生との対談 医学界新聞 「知の体力とは――日本の臨床・研究・教育の行方(仮題)」

11月2日発行予定の医学界新聞に「知の体力とは――日本の臨床・研究・教育の行方(仮題)」
というタイトルで永田先生との対談が掲載予定です。

先日、グランドプリンスホテルで収録がありました。

Th_20180903_145330_d75_0236

台風接近中で髪がぼさぼさになってしまっていますがそれは愛嬌で。。。
永田先生が凄いなあ、と思うのは、僕の喋りたいことを一瞬で理解してくれて、それを引き出してくれることです。これって人間力ですね。勉強しても身につくものではないです。

Th_img_8412

ホテルまでの往復はスーツをリュックに背負って、ジョギングしました。なんやかんやでまだ暑いので汗だくになりました。。。

医学界新聞の編集者のかたがランナーだとしって、一緒に撮影しました!
僕の世界は、いろいろなところで繋がっています。

2018年9月 4日 (火)

自然災害 本田圭佑の言葉

台風21号が接近しているとのことで、学校などが相次いで休校になっています。
どういう進路を取るのか正確に予測するのは不可能で、それ故、過剰な対応になってしまう可能性は十分あるわけですが、それでも早めの安全策をとる時代になっています。おそらくそれにより、けが人が出なくて済んだりすることもあると思います。しかしそれと同時に有形無形で失っているものも大きい。
世の中がリスクを徹底的に避ける(時には思考停止しているのではないかと思うこともあります)方向へと舵を切ることが普通になってきていて、そういう時代に、成功するかどうかわからない研究者を目指すことは一般のメンタリティとして益々難しくなるような気がします。
別に研究者に限らず、ある程度のリスクを取っても自分のやりたいことの実現を目指そうという若者は減っていくのかな、と思います。
そういう時代の中で、それでも僕はできるだけ自分で考えて決断していく方を選んでいきたいです(何も、反社会的な行動を取ろうというわけではないのですが)。
本田圭佑氏の記事がでていましたが、こういう記事を読んで、どう考え、どう実行するかは自分次第だと思います。
(追記 12時頃)
その後、もの凄い風雨になっています。休校などにして正解だったと思います。
これは危険!!
ということで、患者さんが無事に帰ることができるようにいつもよりも外来はピッチをあげて診察し、12時前に終了させました。

2018年9月 3日 (月)

島田眞路先生の日本皮膚科学会理事長退任記念山梨地方会

甲府にて開催されました。島田先生は3期6年に亘り理事長をおつとめになられました。長い間、新専門医制度の設立などに向けて多大なるご尽力を賜りました。
個人的には、国際皮膚科連合(ILDS)のアジア地域の理事選出、国際研究皮膚科学会(ISID)の東京開催のbiddingなどで、叱咤激励を受けたことが一生忘れられない思い出です。
Th_img_8370
島田前理事長と浜松医大前病院長の瀧川先生。
Th_img_8371
二次会にて。
Th_img_8377
国立国際医療センターの満屋先生の特別講演。スケールのでかさにいつも圧倒されます。
僕に取って、人生の豊かさの最も大切な要素の一つに「尊敬できる人が身近にいること」が挙がります。満屋先生とご一緒させていただくと、生きていく上でのモチベーションが凄く上がります。
Th_img_8401
楽しいひとときをどうもありがとうございました。

2018年8月27日 (月)

8月を振り返って

前半までは某大型研究費の申請準備で忙しかったですが、全体として、8月は海外出張もなく、自分の時間を持てることが多かったと思います。
いろいろと溜まっていた仕事も随分と整理でき、読みたくて山積みにしていたjournalやpaperもぼちぼち読めてきましたし、学会に参加して取っていたメモを見返して自身の作業仮説を立てたりすることもできました。
久しぶりに大学人としてあるべき生活だったのではないかと思います。ということは、やはりこれまでの出張づくしの生活は僕自身にとってマイナスの面も多大だったことがはっきりします。もちろん海外に行かざるを得ない事情で行く事が多いのでそう簡単にこれ以上出張を減らすことは難しいでしょうが、今年はアメリカ皮膚科学会(AAD)、欧州皮膚科学会(EADV)、アメリカアレルギー学会(AAAAI)などinviteされても断りましたが、これはこれでよかったと今は思っています。
さて、今日は久しぶりに大学から京都駅まで走りました。今年の夏は暑すぎて、出張の時にタクシーばかりだったのですが、心を改めて走ってみたわけですが気温は36度で、途中で汗が噴き出してきて走ったことを随分後悔しました。
快適に走れないのであまり楽しくもないし。。。

サイエンティストのブログリスト

僕が定期的に目にするブログのリストを紹介します。
以前は、最近の学生が頑張らないことなどへのぼやきが多い傾向でしたが、最近は自虐ネタ(?)が多い気が。。。
写真が多いの大きな特徴。個人の部屋も凄い。
以前ほどの激辛コメントはなりをひそめたものの、僕はずっとこのブログをチェックし続けてきました。
関西医大 麻酔科 廣田喜一先生のhome page
僕が医学部の学生時代からお世話になっている先生です。今まであった研究者の中でもとてつもなく全てにおいて凄い先生。たとえば、この記事は若い人に読んでもらいたいです。
「研究者がユニークな課題にチャレンジするか否かは、その研究者の知識や技術よりは、その人の性格や人生観に依存するfactorが大きいのではないかと思う。(勿論これらは生まれつきのものだけではなく、その人の経験によってつくられるものであるが)。驚くほど専門知識が豊富で、実験をすることもうまく、しかも、“自分にはしたい事がある”というので、何がしたいか聞いてみたら、全く月並みの研究計画を書いてきたので驚いたことがある。“こんな事は出来たところで、みんなの期待通りで、やらなくても分かっていることじゃないか!”と言ったことがある。他の人と同じことをやっていなければ安心出来ないエリートは、いくら知識があっても独創的にはなれないとみえる。」
「性格や人生観による」というところに僕は強く同感します。それ故、僕はいわゆる「教育者」という立場でありながら、後輩の育成にとって大切なのは「教育することではなく、彼らの素質を伸ばす機会を与えることか」と思ったりします。彼らの研究結果に対して物言いはすれど、基本的には放っておいてもいいんじゃないかと。週末などに寸暇を惜しんで研究する人もいればそうでない人もいて、これはもう、仕方ないと。。。最終的にサイエンスの世界で生き残っていくことは大変厳しいことなので、言われないとできないようでは、そもそも無理だと思う。

小野昌弘先生セミナー

約10年ぶりに皮膚科でセミナーをしてもらいました。
京大皮膚科の同門でありながら、現在イギリスのインペリアルカレッジロンドンの基礎医学の教室を主宰しています。
Th_img_8333
Th_img_8335
セミナーの前後は大学院生の研究の進捗についてdiscussion、そしてそのあとの懇親会にもつきあってもらいました。
現代の侍のような人物です。

2018年8月25日 (土)

読む力 - 現代の羅針盤となる150冊 松岡正剛 佐藤優著

タイトルとはあまり関係なく、知の巨匠の二人が幾つかのテーマをもとに言いたい放題の書。
こんな変人が世の中にいることに驚きつつ、そしてこのような人達がいてくれることはありがたいことだと感じるための書でしょうか。

たった一人の熱狂 見城徹著

当科の大日先生に教えてもらって読みました。幻冬舎の設立者。
暑苦しいほどの情熱のある人で、ただ、僕はこういう人はちょっと信用できないな、と思ってしまったりもするのですが(会ったこともないので間違っているかも)、それでも人生を送る上でのヒントはたくさん込められていると思います。

山はむらさき 平澤興著

元京大総長の平沢先生の自伝です。1900年生まれで僕が京大に入学した年に逝去された方です。錐体外路系の研究などをされた元京大の解剖学の教授です。

最近の僕の興味は、なぜ我々のメンタリティが軟弱になってしまったのか、ということです。
この本はわずか100ページちょっとですので1時間もあれば読めてしまうと思います。そこに描かれている昭和初期から中期にかけての大学の姿には、今失われてしまった何かを感じます。
いくつか気になったところを。
「学生を奮い立たせるためには、教師自らが燃えなければならない」
「迷いや煩悶は若い人には誰にでもある。それを乗り越えてこそ、はじめて望ましい人間が生まれる」
「趣味は学生諸君との楽しい生活」
などなど。。。
30歳で新潟医科大(今の新潟大)の教授になったそうで、今では考えられないですが、でも平沢先生のような教師の元であれば、教室員も幸せだったのでは、と思います。

「同調圧力の強さ」と「自尊意識の低さ」が日本の特徴

帰国子女の娘がクラスで浮いた存在に… 鴻上尚史が答えた戦略とは?

 

連載「鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」

の記事からです。少し長いのでお時間のある方はどうぞ。
日本社会にはびこるこの宿痾は、僕の周りにも存在するし、僕自身が加担している可能性も十分あります。

気をつけましょう。

若いときから仕事を選んでいると、いずれ仕事が来なくなる

免疫サマースクールで、某講師からの若者への助言でした。
たしかにそうだと思います。
ただ、すべて八方美人に振る舞うこともできないので、そのあたりで重要になってくるのはバランス感覚です。

2018年8月23日 (木)

台風

外の風が強いです。
大学に残っていてもどうせ風が休まるまでしばらくかかりそうなので、ぼちぼち帰ります。
夏なので、雨に濡れてもそんなに寒くなるわけでは無いし、傘をさしても無力なので、ぬれながら走って帰ろうと思います。

夏休み

2日だけ頂きました(診療所でのボランティアです)。そして、山登り!初日は北穂高、2日目は北尾根から奥・前穂高を登りました。人生最高に気持ちいい時間でした。
Th_dscn3115
岐阜大の診療所にお邪魔しました。
Th_img_7998
縄使いの達人、佐和ちゃん。いろいろとサポートしてもらいました。どうもありがとう。
Th_img_8005
遠い先までルートファインディングしてくださった横溝隊長。兄貴のような存在です。
Th_img_8059
東大の涸沢診療所で二泊。いつもいいメンバーに恵まれてます。
Th_img_8018
写真撮るのもちょっとちびります。
Th_dscn3094
表情の硬い私。性格が出るのだと思いますが、安全第一。
Th_p8031196
前穂高に到着したときは、超最高の気分でした!

Japan Singapore Skin Conference 2019

Th_japan_singapore_skin_conference_
詳細な詰めはこれからですが、上記のような学会をシンガポールと日本研究皮膚科学会の共催で開催予定です。なかなかいいプログラムになりそうなので、できるだけ多くの方に是非参加していただければと思います。

世界時価総合ランキング 平成30年間の栄枯盛衰

39851707_10213458009777371_57116647
週刊ダイヤモンドの記事です。この号の特集は読むに値します。presidentとかダイヤモンドと、ときどき買ってしまいます。
もうこのような時代は、少なくとも僕が生きている間にはやってこないと僕は確信するし、そしてみんなもそう思うはず。
あれって一体何だったんだろう。。。
そしていつかまた中国などに同じようなことが起こり、それによってまた世界経済が揺らぐ、、、みたいな歴史をおそらく繰り返していくんでしょう。

日本の研究力の衰退

この記事は、ここ最近の記事とは別の視点から日本の研究の衰退について触れています。
博士取得も減り、ポスドクのポストもあまり多く無く、そしてその後に若手が独立できるポストも少ないようでは、構造的にも世界を相手に対等にやるのは難しい。
大学、特に病院のポストも少なくて医者も疲弊していますが、life scienceを取り巻く状況はかなり厳しい。
医療をうける権利は全ての人にあると思いますが、悪性腫瘍にオプジーボなどを使って年間一千何百万円もの税金を投入する対象は誰でもよいのか、あるいはどこかで線引きして、むしろ若者の教育や医療従事者の待遇をもう少し改善するところに投資するべきなのか。
ちなみにイギリスでは人工透析についても年齢制限があったりしますし、日本で保険や高額医療の対象となる薬剤が他の多くの国では自費でしか用いる事ができません。
そして、いま、年間1000億以上の黒字の製薬企業が多数あるわけですが、これは多くの税金が投入されてのことです。このあたり、考え出すときりがないわけですが、とにかく、日本は教育や子育て環境の改善に財政を投資して欲しい、というのが僕の願いです。

免疫サマースクール

今年は第20回目ということで、すでに20年も続いています。
https://ss2018-jsi.jimdo.com/
僕自身が第三回のスクール生であり、また、今回が3回目(?)の講師としての参加となりました。
僕の頃は大学院生がほとんどでしたが、今年は大学の学生さんが多かったように思います。免疫学の重要性やおもしろさを感じる若者が増えることはいいことです。ただ、うちの教室や京大の学生さんは少ない印象。自分で貯めたお金をどこに使うべきか、というのは人それぞれの価値観もあるので押しつけることはしたくないですが、若い人は自身の成長に向けて投資して欲しいなあ、と思います。そういう意味ではこのスクールは極めていい機会になるんじゃないかと毎回参加して思います。
ちなみに講師陣は謝礼どころか、交通費や宿泊費なども学会から一切支給されませんので、真のボランティアです。それでも若い人達に何かを感じて欲しいとおもって参加されています。
僕は講師陣の中では本当にひよっこですから、自身が講師として参加すると同時に、先人と接することができることで、僕自身もいろいろな刺激を受けます。この会に講師として読んでもらえることは僕に取っての最高の名誉の一つで、これからもお声がけしてもらえる様に頑張っていこう。
Img_8251
知のマグマは解き放たれただろうか。。。オーガナイザーの鹿児島大の原先生、お疲れ様です。
Img_8258
Welcome party。
Img_8261
いつもシャッターチャンスを逃さない河本先生。
Th_img_8270
Free discussion!
Th_img_8305
2日目のランチのあと、若者達と一緒に14kmの登りのロードを一緒に走ってきました。
みんな速くて、最初は「俺についてこい」という感じだったのですが、途中からは、僕の方から「ちょっとペースを落とすぞ!」と逆の立場に。。。よくよく聞いてみると、みんな陸上の長距離の経験者だったり現役ランナーでした。いい修行になりました。
Th_img_8308
いい汗かきました。このあと、みんなで水風呂へ。
Th_img_8314
大体、毎回、部屋飲みの最後までつきあってくださるお二人。
そういえば、17年前に僕が参加したときも小安先生は毎晩遅くまでご一緒してくださってました。みんな相変わらずお元気です。

2018年8月19日 (日)

役に立つかどうか?

今回のあおば塾に参加して、若い人達の心配事の一つとして、「研究は役に立つか」という事が挙げられました。
これは言い換えると「研究は自分の人生にとって役に立つかどうか教えてください」ということだと理解しています。その気持ちはわかるんだけど、役に立つかどうかというのは「自分次第」というのが一番明確な答えになります。
というのも、どのような機会も生かすも殺すも自分次第だと思うからです。ただ、そういってしまうと元も子もないですね。
役に立つかどうか、という質問とは少しずれるかも知れませんが、研究をすることは、臨床や日常生活において「見方が広がる」という可能性はあります。サイエンティフィックな思考のプロセスが身につけば、情報というものをそもそも盲目的に信じなくなります。コントロールをおいて客観的な結論を導こうと考えるようになります。サイエンティフィックな思考が至上というわけではないですが、できないよりはできる方がいいのでは、というのが僕の意見です。
従って、自分に取って役に立つかどうかはわかりませんが、様々な視点から臨床経過を考えられる医者の存在はありがたく、社会にとっては役に立つ存在になれるかも知れません。
一方で、僕はEBMとか有意差があればそれが正しい、みたいなことを振りかざす医療はあまりなじめません。そもそもp<0.05なんて、患者にとってはn=1の一度きりの人生なので、有意差があるというのはある意味、たいした意味をなしません。
僕は自分の感性や直観を大切にしつつ、時にサイエンティフィックな思考を交えて自分の直観はどれくらいただしそうかをもう一度問い直して、そして決断する、というプロセスを経ることが多いです。そのバランス感覚は難しいです。
話を元に戻しますが、役に立つかどうか、というような質問はあまりいい問いとは言えず、そんなことを心配するのではなく、実際にやってみて、自分でそこから何かを抽出することにエネルギーを費やす方がずっと良い人生だと思います。

あおば塾

日本研究皮膚科学会が主催する第二回あおば塾に講師として参加させて頂きました。
http://www.jsid.org/educational_programs/info_aoba.html
home pageにも記載されているとおりでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あおば塾」では、皮膚科研究の開始を希望している若手はもとより、研究開始を迷っている若手も含めて全国から集まっていただき、第一に皮膚科研究の楽しさ、美しさを体験してもらいたいと考えています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
将来研究するかどうかまだわからない人にも参加してもらい、そして、実際にELISAを手を動かしてやってもらったり、若手セミナー委員の活躍は目を見張るものがありました。
Th_img_8206
最初は日本研究皮膚科学会理事長の森田先生の講演から。
Img_8213
夜は屋形船で東京湾クルーズ。
Th_img_8226
2日目は実習まで!!!
Img_8231
締めはみんなでバーベキュー。
こんなに至れり尽くせりのサマーキャンプはないでしょう!
来年も開催されますから、全国の若手皮膚科医のご参加を願っています!
かさねがさね、実行を担当している若手セミナー委員のご尽力に心から感謝しています。
そして、今回のあおば塾を通して人生の何かのきっかけをつかんでくれれば望外の喜びです。

2018年8月18日 (土)

トランスジャパンアルプスレース

2年に一度開催されるTJARが行われています。
http://www.tjar.jp/
日本海から駿河湾までの415km。その間に剱岳などいくつもの山を越えます。今年の優勝者は6日ちょっとです。知り合いが数名出場していましたが、強者ばかりで、それでもみんな苦戦しています。
こんなことをして一体何になるのかとみんなは思うかも知れませんが、ありきたりかもしれませんが、僕はすごいとおもいます。昨年はUTMBの170kmの大会でもう本当にぼろぼろになりましたが、それをさらに倍以上続ける、というのはこれは本当に凄い。
いつかチャレンジしてみたいという気持ちもないわけではないですが、今はさすがに仕事が忙しいので無理で、かといって、定年退官後とかだともちろん体が動かないだろうからやっぱり無理ですね。。。。

2018年8月16日 (木)

生体イメージング研究会

いろいろとあって、ブログの更新がめっきり滞っています。
今日は大文字ですが、天気予報は雨らしいです。最近自然災害による各種行事の中止が多いので、今日の天気が少し心配です。
先日は、生体イメージング研究会がありました。今回は京大が担当でしたが、当科の本田君、朝比奈君がしっかりオーガナイズしてくれました。
Img_8160
Img_0755 
discussionとその後の打ち上げが盛り上がる充実した会ですので毎回楽しみにしています。
あと、行方不明になっていた2歳の男の子がボランティアの方に救出されたようですね。朝のニュースでちらっと見ましたが、心温まりました。。。

2018年8月10日 (金)

‘Uninformed nonsense’ about HPV vaccine is endangering lives

HPVワクチンに関するゆがんだ報道は、日本だけの問題ではないようですが、それにたいしてしっかりものをいえるトップがいるのは大きな違いです。

サマータイム

アメリカにいるときに、サマータイムのおかげで、仕事が終わった後でゴルフをしたり、みんなと気軽に飲みに行ったりしやすかった記憶が強くあり、オリンピックに向けてのサマータイム導入って、なかなかいいじゃない、と思ったりもしたのですが、この記事を読んで、無理か、、、という気持ちに傾きました。
flex time制をうまく利用して、早く出勤し、早く帰ればいいだけの話かもしれませんね。

2018年8月 8日 (水)

インパクトの高い論文数分析による日本の研究機関ランキング 免疫部門

こんなサイトがあるんですね。
たかがランキングですが、されど、、、という感じもあります。
免疫では阪大と理研がトップ2で、これは僕の印象ともぴったり合います。
たくさん引用される仕事というのは一般にいい仕事だと思います。
まだ日本は大学の名前で受験生は入学先を選ぶ傾向があります。○○を勉強したいから○○大学を目指す、というような受験者が増えてもよさそうなものなのに、その点、日本は医学部の学生をみていてもnaiveというかおさないというか、、、。まあ自分自身を振り返ってみても、僕自身もそうだったので何とも言えないです。

順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文の
割合
1 大阪大学 60 4.8%
2 国立研究開発法人 理化学研究所 33 4.4%
3 東京大学 30 2.2%
4 京都大学 27 3.0%
5 慶應義塾大学 18 3.6%
6 千葉大学 12 2.7%
7 北海道大学 9 1.3%
8 順天堂大学 8 1.6%
9 日本医科大学 7 4.5%
9 東京医科歯科大学 7 1.6%
9 九州大学 7 1.4%

2018年8月 4日 (土)

世界各国比較|医師の男女比ランキング・年代・診療科別

診療科別では皮膚科がぶっちぎりで一位でした。
20180804_135821
一方で、日本はいまだに女医さんの割合が多国に比して圧倒的に低い。
東京医大の入試における女性受験者の一律減点が話題になりましたが、結局病院はブラック企業なので、それに耐えられるのは現在の日本社会においては男性の方が有利、という事情を反映しての事と思います。
大学病院は他国に比べて圧倒的にスタッフの数が少なく、それなのに臨床・研究・教育を求められていて、これは本当に大変な訳で、もっと医療の構造を変えないともうどうしようもないところまで来ています。

杭州市から渋滞が消えた!人工知能が交通信号を制御する

こういうの、とてもいいですね。
日本も導入して欲しい。
その一方、こんなバカなことをいっている日本人が情けない。

2018年7月31日 (火)

AUM Shinrikyo cases still not closed: Author Haruki Murakami

村上氏のコメントは英語なら無料でアクセスできます。
が、日本語は有料でした。
林被告のことが多く綴られてい
One thing I remember very well about the trial of Yasuo Hayashi was the constant presence of his mother. Someone told me, "That is Hayashi's mother." A petit woman, she was often sitting in a seat in front of me. She never budged a bit throughout the proceedings, perhaps looking toward her son in the defendant's seat. The only time she did not appear in the court was the day when the judgment was announced. I wonder if she sensed that an ultimate penalty was going to be handed down on her son, and could not bear to hear it with her own ears. I feel pains when I think of her -- Is she still doing fine? What is she feeling regarding the news of the execution?ます
ます(彼はサリン関係者の中で唯一の終身刑で、死刑にはなってません)。ここは新鮮でした。
後のコメントは概ね既に目にした内容かと思いますが、村上春樹氏がこうして英語で発信することの意義は大きいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

If there was any intention of "bringing a closure to those cases," or an ulterior motive of making the institution called the death penalty a more permanent one by using this opportunity, that is wrong, and the existence of such a strategy must never be allowed.

There are many things we, including myself, have to learn from in connection with those AUM-related cases, and the death of the 13 individuals did not close the door to such a learning process. What we should do is to think deeply again about the meaning of "unfortunate and unlucky" while facing their deaths and feeling the weight of their lives that are gone forever.

If there was any intention of "bringing a closure to those cases," or an ulterior motive of making the institution called the death penalty a more permanent one by using this opportunity, that is wrong, and the existence of such a strategy must never be allowed.

    There are many things we, including myself, have to learn from in connection with those AUM-related cases, and the death of the 13 individuals did not close the door to such a learning process. What we should do is to think deeply again about the meaning of "unfortunate and unlucky" while facing their deaths and feeling the weight of their lives that are gone forever.

If there was any intention of "bringing a closure to those cases," or an ulterior motive of making the institution called the death penalty a more permanent one by using this opportunity, that is wrong, and the existence of such a strategy must never be allowed.

    There are many things we, including myself, have to learn from in connection with those AUM-related cases, and the death of the 13 individuals did not close the door to such a learning process. What we should do is to think deeply again about the meaning of "unfortunate and unlucky" while facing their deaths and feeling the weight of their lives that are gone forever.

One thing I remember very well about the trial of Yasuo Hayashi was the constant presence of his mother. Someone told me, "That is Hayashi's mother." A petit woman, she was often sitting in a seat in front of me. She never budged a bit throughout the proceedings, perhaps looking toward her son in the defendant's seat. The only time she did not appear in the court was the day when the judgment was announced. I wonder if she sensed that an ultimate penalty was going to be handed down on her son, and could not bear to hear it with her own ears. I feel pains when I think of her -- Is she still doing fine? What is she feeling regarding the news of the execution?

If there was any intention of "bringing a closure to those cases," or an ulterior motive of making the institution called the death penalty a more permanent one by using this opportunity, that is wrong, and the existence of such a strategy must never be allowed.

    There are many things we, including myself, have to learn from in connection with those AUM-related cases, and the death of the 13 individuals did not close the door to such a learning process. What we should do is to think deeply again about the meaning of "unfortunate and unlucky" while facing their deaths and feeling the weight of their lives that are gone forever.

One thing I remember very well about the trial of Yasuo Hayashi was the constant presence of his mother. Someone told me, "That is Hayashi's mother." A petit woman, she was often sitting in a seat in front of me. She never budged a bit throughout the proceedings, perhaps looking toward her son in the defendant's seat. The only time she did not appear in the court was the day when the judgment was announced. I wonder if she sensed that an ultimate penalty was going to be handed down on her son, and could not bear to hear it with her own ears. I feel pains when I think of her -- Is she still doing fine? What is she feeling regarding the news of the execution?
One thing I remember very well about the trial of Yasuo Hayashi was the constant presence of his mother. Someone told me, "That is Hayashi's mother." A petit woman, she was often sitting in a seat in front of me. She never budged a bit throughout the proceedings, perhaps looking toward her son in the defendant's seat. The only time she did not appear in the court was the day when the judgment was announced. I wonder if she sensed that an ultimate penalty was going to be handed down on her son, and could not bear to hear it with her own ears. I feel pains when I think of her -- Is she still doing fine? What is she feeling regarding the news of the execution?
One thing I remember very well about the trial of Yasuo Hayashi was the constant presence of his mother. Someone told me, "That is Hayashi's mother." A petit woman, she was often sitting in a seat in front of me. She never budged a bit throughout the proceedings, perhaps looking toward her son in the defendant's seat. The only time she did not appear in the court was the day when the judgment was announced. I wonder if she sensed that an ultimate penalty was going to be handed down on her son, and could not bear to hear it with her own ears. I feel pains when I think of her -- Is she still doing fine? What is she feeling regarding the news of the execution?
One thing I remember very well about the trial of Yasuo Hayashi was the constant presence of his mother. Someone told me, "That is Hayashi's mother." A petit woman, she was often sitting in a seat in front of me. She never budged a bit throughout the proceedings, perhaps looking toward her son in the defendant's seat. The only time she did not appear in the court was the day when the judgment was announced. I wonder if she sensed that an ultimate penalty was going to be handed down on her son, and could not bear to hear it with her own ears. I feel pains when I think of her -- Is she still doing fine? What is she feeling regarding the news of the execution?
One thing I remember very well about the trial of Yasuo Hayashi was the constant presence of his mother. Someone told me, "That is Hayashi's mother." A petit woman, she was often sitting in a seat in front of me. She never budged a bit throughout the proceedings, perhaps looking toward her son in the defendant's seat. The only time she did not appear in the court was the day when the judgment was announced. I wonder if she sensed that an ultimate penalty was going to be handed down on her son, and could not bear to hear it with her own ears. I feel pains when I think of her -- Is she still doing fine? What is she feeling regarding the news of the execution?
One thing I remember very well about the trial of Yasuo Hayashi was the constant presence of his mother. Someone told me, "That is Hayashi's mother." A petit woman, she was often sitting in a seat in front of me. She never budged a bit throughout the proceedings, perhaps looking toward her son in the defendant's seat. The only time she did not appear in the court was the day when the judgment was announced. I wonder if she sensed that an ultimate penalty was going to be handed down on her son, and could not bear to hear it with her own ears. I feel pains when I think of her -- Is she still doing fine? What is she feeling regarding the news of the execution?

2018年7月30日 (月)

たがのわ 多賀先生のあったか子育てアドバイス 多賀一之著

医学部の学生の4回生の時に、3ヶ月ほど米国のNIHキャンパスにあるFDAというところに留学する機会を頂きました。実は留学するまでに研究室に一年間ほどぼちぼちと通わせていただいていましたが、授業や部活、アルバイトなどもあり、研究の魅力というものをそれほど感じる事はできぬままでした。
米国では、金沢大の小児科出身の多賀一之(たがかずゆき)先生にご指導いただき、僕の研究に対する思いが大きくそこで変わりました。
仮説を立て、実験し、結果を丁寧に観察して、そして自身の仮説が正しかったかを検証する。というプロセスを学ばせていただきました。学生にそこまでしっかり教育することはとても大変なことなのに、本当に感謝しています。
また、当時の多賀先生のボスのGiovanna Tosato先生も大変優しい先生でした。いいボスに恵まれて、僕は研究というものを将来やりたいと思って残りの学生生活を過ごし、そして皮膚科への入局を決める事になったのだと思います。
多賀先生との出会いがなければ間違いなく僕の人生は変わっていました。

さて、多賀先生はいま、石川県で小児科を開業されていますが、その傍ら、講演会を年に100回近く、そして子育てに関する書籍まで出版されています。エネルギーはいまもあふれ出んばかりです。

この「たがのわ」という本も第二巻が出版されています。僕の妹家族に、アマゾンでプレゼントしてみました。。。

あたらしい皮膚科学 第三版 清水宏著

言わずもがなの名著です。この成書がある限り、他の教科書をつくる必要はもはやないのでは、と思えるくらいです(治療に関しては別ですが、治療の詳細はこの教科書のout of scopeで、それで僕も正しい路線と思います)。
第三版になり、さらに写真も増えました。皮膚科医であろうがなかろうが、手元におくことを強くお勧めしたいです。
(医学部の学生さんにもそう説明しています)

2018年7月29日 (日)

グローバル企業にとっての日本の存在

最近、いろいろなグローバル企業の方と会う機会が多いのですが、彼ら(欧米人がほとんど)にとっての日本の意義について尋ねるようにしています。
日本の良い点
1.臨床研究をきちんと実施するのでデータの信頼性が高い
2.honestな国民性
悪い点
1.コミュニケーション能力(語学の問題や、意思表示をきちんとしないこと。たとえばわからないことをわからないと言わないので誤解が生じる)
2.PMDAとのやり取りで時間を要する(最近は改善されているらしい)
とまあ、大体いつも同じ答えが返ってきます。あと、よく言われるのは、「皮膚科においては、日本のサイエンスはトップレベル」とのことで、皮膚科領域は国際共同治験などにおいて、日本は欠かせない、という点。あまり他科と比較をするつもりはないですが、少なくとも現時点では日本は世界のskin biologyの研究社会の中できちんとプレゼンスを保てています。
先人の努力のおかげで今が有り、この良い状況を次の世代に引き継がないといけないと思っています。
ただ、僕の次のgenerationは、まだまだ存在感が薄い。研究のテーマが小さい。と僕は思います。
僕自身のことを棚に上げているとは思いますが、それでも次世代に向けてもっと僕は思ったことをはっきり伝えて行かないといけないと最近感じ始めました。それはうちの教室のメンバーにも同様です。論文のimpact factorを増やすことがメインの目標になってしまってはいないか。
そういったことを、僕ら自身も反省しつつ、そして、次の世代にも助言していかないといけない訳で、僕も、随分と老けてしまったわけです。

2018年7月28日 (土)

オウム真理教の結末

13人の死刑執行という形で一区切りとなりました。
僕としては非常に後味の悪いものを感じます。
今回の事件の犠牲者は、サリンなどの被害を受けた方々だけでなく、オウム真理教に集信した人達とその家族など多岐にわたります。死刑執行された人の中には深く反省している人もいたようです。いじめやパワハラを身近でみた場合にそこにどこまで立ち向かえるのか。人間はそんなに強いわけではなく、誰にでも彼らのようになった可能性はありえます。
キリスト教信者ではないですが、ふと聖書の一節を思い出しました(ヨハネによる福音書、第8章の1~11節)。
-------------------------------------------------
イエスはオリーブ山へ行かれた。 
朝早く、再び神殿の境内に入られると、民衆が皆、
御自分のところにやって来たので、座って教え始められた。
そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、
姦通の現場で捕らえられた女を連れて来て、真ん中に立たせ、
イエスに言った。 
「先生、この女は姦通をしているときに捕まりました。 
こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。
ところで、あなたはどうお考えになりますか。」
イエスを試して、訴える口実を得るために、こう言ったのである。
イエスはかがみ込み、指で地面に何か書き始められた。
しかし、彼らがしつこく問い続けるので、
イエスは身を起こして言われた。 
「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、
まず、この女に石を投げなさい。」 
そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。 
これを聞いた者は、年長者から始まって、
一人また一人と、立ち去ってしまい、
イエスひとりと、真ん中にいた女が残った。 
イエスは、身を起こして言われた。 
「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。 
だれもあなたを罪に定めなかったのか。」
女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。
「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。
これからは、もう罪を犯してはならない。」
-----------------------------------------------
今回の死刑執行がなければオウム事件は徐々にみんなの記憶から忘れ去られていくだけだったかも知れませんので、このタイミングで死刑執行が行われたことで総括する機会が得られたのはなんとも複雑な思いがします。
死刑は基本的に反対の立場なのですが、それも自分がまだ関係者になっていないからだけからかも知れず、ただ、そんな中でも、今回の死刑は朝原氏だけでも十分だったように僕は感じます。
あと、こういうマインドコントロールに陥る危険性は、閉鎖空間におかれるときが一番高いと思います。医師は医局、サラリーマンは一つの会社内で生きていくことが多いですが、日本はそういう社会的な流動性が少ないです。北朝鮮はまさにそうですが、日本という国もちょっとあぶないよなあ、、と良く思います。

2018年7月27日 (金)

World Cupのtop 10 goals

https://www.youtube.com/watch?v=Vw34wMAqWzc
第7位と2位が日本がらみ。。。特に7位は忘れられない悪夢です。

2018年7月26日 (木)

日本サイトカイン・インターフェロン学会

今回で三回目の参加かな、と思います。
100名ちょっと参加者なので、しっかり落ち着いて学問できます。僕はこの規模の学会が一番好きです。
Th_img_7866
学会場は秋葉原駅前。
iphoneの充電用のcableを忘れてきたのですが(そんなことばかり)、一瞬で手に入れることができました。さすがはあきばです。
280円でした。
Th_img_7867
会頭は、東京理科大の久保先生。
これまで共同研究もたくさんさせて頂いています。
Th_img_7870
お昼はちょっとぬけて神田のまつやでやまかけそば。ここのそばはおいしいんですよね−。

2018年7月25日 (水)

皮膚がん闘病ブログ

日経のこの記事を見るまでこのブログの存在を知りませんでした。
http://www.dearmelanoma.com/
英語のサイトなので申し訳ないです。
メラノーマの予防において、皮膚科医の責任は大きいです。

シンガポール出張

今回も共同研究の打ち合わせやラボの進捗状況の他、Florent Ginhoux labとの合同lab meeting、製薬企業の方と研究のdiscussion、National skin centreでのCPC、AMEDの方とdiscussionなど、あっという間に時間が過ぎました。
また、須田先生にお食事に連れて行っていたことは、とてもうれしいことでした。日本にいると、どうしても僕がリーダー的な役割を果たさないといけない場面が多いのですが、シンガポールでは、一緒にいることで自分が成長できる方と一緒に過ごせる時間が多いです。それが凄く僕に取ってはかけがえのないことです。
37592884_1778188972303354_514016891

2018年7月23日 (月)

浅利慶太さんが遺したメッセージ「個性を失ってしまった日本への遺言」

二年前の記事です。
ーーーーーーーーーー
演劇の世界では、素質と能力に恵まれた若い役者は増えたけれど、「祈り」がない。演劇を愛し、芝居に全身全霊で魂を注ぎ込むというより、職業として役者を選んでいるのかもしれません。
ーーーーーーーーーー
医療や研究にも通じると思います。僕自身、僕のお師匠さんである成宮先生やJason Cyster先生に「全身全霊で魂を注ぎ込む」点で勝てない。
サイエンスの能力でもかなわないのに、spiritの点でも追いつけないのであれば、結果は見えています。
ただ、まだまだ僕らには時間は残されていますから、諦めずに頑張ろう。

2018年7月22日 (日)

京大先生シアター

手前味噌で恐縮ですが。。。
http://www.kyoto-u.ac.jp/explore/theater/
1分ちょっとの動画(クリックするとlinkします)となります。
20180722_124526
僕自身が実際に顕微鏡を覗くことはもはやなくなりましたが、一応そういう感じで制作されました。研究に興味を持ってくれる人が増えるといいなあ、と思っています。

2018年7月21日 (土)

高校野球 小倉高校

高校野球の夏が始まっています。この暑い中、がんばってます。
途中で転校したものの、北九州の小倉高校が県大会でベスト4まで進みました。
https://baseball.yahoo.co.jp/hsb/local/game/C170057/top?year=2018
結局ここで止まりましたが、それでも検討したと思います。
将来野球で食べていける人はほんの一握りでも、それでも、野球少年は甲子園を夢見て全力で頑張ります。何かを失いがながらも一つのことに打ち込むことは、失うもの以上に何かがあると思います。
箱根駅伝も同じ気持ちで見詰めています。
社会人になったら、急に僕らは冷めたふりをして振る舞いがちですが、それは僕はよしと思わないです。
僕らの世界だったら、手術でも、研究でも何でもいいから、とことん熱く生きて行きたい。いろいろ言い訳もあって、なかなかそれができていない自分自身がもどかしい。
今は、100マイルとか走っているときはそういう状態ですが、仕事がそうならないと本当はだめ。

2018年7月20日 (金)

医の心―私の人生航路と果てしなき海図 井村裕夫著

僕が大学を卒業するときに京大総長だった井村先生の自伝です。今自身がこうして大学で教官を務めているわけですが、何が自分に欠けているのかを自省する良い機会となりました。
特に印象に残ったのは、沼正作先生との会話です。
「近頃の若い人は簡単にデータが出る研究を好む傾向があるが、思い切って困難案問題に挑戦して欲しい。京都大学は登山や探検で有名であり、それで命を落とすこともある。研究では失敗しても命まではおとさないのであるから是非思い切った挑戦をするべきであると若い人に伝えて欲しい」
この言葉が、沼先生の井村先生の遺言となったそうです。この言葉は今の自分にも重い意味があります。

日野原先生との思い出の中では先見性と行動力、努力の重要さを感じました。「飛行機の中でワインを飲んで寝ていてはダメ。印象が強い間に文章にしなさい」とのことでして、僕は全くダメ人間です。

翠川先生は京大の教授の中でも、非常に情熱的、行動的、かつ思いやりのある方だったようで、翠川先生のお名前はしばしばうかがってきましたが、実際にお目にかかることはなかったのが残念です。今の教授会が、客観的にみて、どこが良くて悪いのか、そういうことをもっと知りたい思いに駆られました。

2018年7月19日 (木)

京都 暑い

暑さに強いことを自慢してきましたが、さすがに暑いです。40度近くまで上昇しているようで。。。
こちらは皮膚科の教科書の執筆を請け合ってしまい、それで結構時間を取られてしまっています。沼正作先生は、講演や執筆依頼を全て断って研究に専念したそうです。見習いたい。

聖路加病院長・福井氏「『医療の質』の議論が二の次で危惧」

この記事、同感です。
「時間の論議だけが進むと、目の前の患者が苦しんでいるにもかかわらず、現場を立ち去る医師が出てくるのではないかと危惧している」
日本にもそういう医者はいますし、アメリカではもっとそのあたりはドライでした。

日本発新薬

日本の製薬会社からいい新薬が開発されるのはうれしいことです。
M&Aばかりで成長をはかるのは僕はあまりすきではないです。企業としては仕方の無いところもあるのでしょうが。
新薬開発はがんや難治性稀少疾患、あるいは痴呆などの中枢系に対する分子標的薬が中心になってきている印象です。
そのため、薬剤は高い。一方、小分子化合物だとかなり安価になるので、僕はそちらの開発も続けて欲しいと切に願います。
皮膚科領域だとどうでしょうか。アトピー性皮膚炎などの患者数が多い疾患は、まずは安価な薬剤でコントロールをはかり、それでもうまく治療できない重症の患者には、生物学的製剤の導入、という流れにならないと医療経済もなりたちません。IL-4受容体の中和抗体もその方向性で進んでいます。
これからも続々と開発されているアトピー性皮膚炎の治療薬は、その多くが高額医療になること必至のため、その恩恵にあずかれない患者が多数います。
低分子化合物の開発は、これからむしろアカデミアの出番が来るのではないかと考えます。まだ僕も定年までしばらくあるので、ユニークなターゲットを見つけて、安価な薬剤開発に繋げることが一つの夢です。

2018年7月18日 (水)

海外からの移住者(6ヶ月以上滞在だったか?)

先日新聞で、20代の約5%、東京に至っては約10%が日本国籍を持たないとのこと。
思っていたよりもはるかに高い数字でした。
ちょっと調べて見ると興味深い報告書がありました。かなり踏み込んだ内容になっています。
主に新宿区に中国・韓国籍の方がたくさん居住していることがわかりますし、また、この件に関して、すでにいろいろな議論がなされていることがわかります。
たとえば以下の内容は賛同します(細かい文言で気に入らないところはありますが)。
京都のホテルの宿泊者も半数以上が外国人です。鎖国でなく、どうやってグローバルな共存をはかるかを建設的に考えて行くしかないと僕は思っています。
我々の研究室も徐々にインターナショナルな方に向かっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※多文化共生推進検討
委員会での主な意見
・東京に定住する外国人の子供は、日本語支援や教育を適切に受けることにより、グローバル人材となり、東京の発展を支える存在になる。
日本語が話せない子供たちを、そのまま放置すると、学校に行けない、就職できないということにつながる。
・今後、外国人支援だけでなく、まちづくりへの積極的なかかわりについても考えないと、多文化共生というのは進まない。
・海外からの赴任や長期勤務で来日する外国人は東京の経済のために貢献してくれている。シンガポールや香港などアジアの他の地域では、外国人の力を活かし、経済活動を盛り上げているところがある。東京都でも外国から優秀な人材を受け入れられる体制づくりが必要である。

グローバル人材の育成について
〇東京の発展のためには、日本人もグローバル化する必要がある。
経済活動の面で日本人と外国人を別々に考えるのではなく、共に支え合って共に活躍していく意識が不可欠である。
東京のグローバル企業においては、外国人だけでビジネスができるものではなく、外国人と日本人がビジネスパートナーとして働くことで、大きな成果を挙げることができる。
東京を支えるグローバル人材の育成東京において、日本人と外国人
の相互理解の上で協力し活躍していくためには、その中核となる
世界で通用するグローバル人材を育成することが必要である。そのためには、学校教育段階から、英語力向上のための学習、海外生活や異文化交流体験、日本の歴史・伝統・文化の理解などを通じ、国際感覚豊かな若者を育成する必要がある

2018年7月16日 (月)

愛媛大学 学生講義

年に一度の医学部学生講義でした。前の方に座っている人は真面目に聞いている人が多いように感じます。
出席している学生さんの多くとはもう二度と会うこともない訳なので、皮膚という臓器の魅力と、学生時代の自由な時間の大切さをお伝えすることを目指しています。
ただ、なかなかそれは難しい。ちょうど昨日、町田康が「会話の骨法」という記事を出してましたが、講義も同じようなものです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 これはあくまでも推測だが、年をとったからといって自然に話がうまくなるということはないかららしい。どういうことかというと、常にちょっと無理目、高めの課題を自らに課し、それに向かって努力精進を重ねてきた人間と、頭脳や身体が疲弊するのを避けて常に低めの目標を設定し、ゆとり教育ならぬ、ゆとり人生、を生きてきた人間とでは、様々な点で差や違いが生じるということで、つまりただただ年をとったからといって話が上手になるということはないのである。それが証拠に私よりも随分と年下の人が上手な話をなさる。

 そんなことで年をとったのにもかかわらず話がカラ下手で、人前で話をする度に赤恥をかき続けている。だからなるべく人前で話をしないようにしているが、そういう姿勢が今日の事態を招いたのであって、どうしたらよいのかわからないまま保留状態にして薄目でかき氷を食べるなどしている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ということで、講義もかなりがんばらないといつまで経ってもうまくならないということです。

毎年講義の後は、愛媛大の医局の先生方とセミナーやdiscussionをして、そのあとみんなでお食事にいっています。

Th_img_7675

早めに到着したメンバーで先に乾杯している写真。

2018年7月13日 (金)

SPIN meeting

Th_flyer_promotion_spin_2019
なかなか面白そうな学会です。inviteしていただいたので、参加の予定です。
http://www.spindermatology.org/spip.php?page=breves_portail&id_relaxbreve=385


SPIN 2019 Programme

 

Day 1 - Thursday, 25th April

 

9:30-11:30 - Educational course on psoriasis

Chairs: Esteban Daudén/Tamar Nijsten (Netherlands)

1. genetics/pathogenesis – Paola di Meglio (UK)

2. comorbidities - Tiago Torres (Portugal)

3. topical therapy - Rolland Gyulai (Hungary)

4. systemic therapy - Cesar Gonzalez (Colombia)

5. biologic therapy - David Moreno (Spain)

 

11:30-12:30 Sponsored Symposia

12.30-14.00 Welcome reception

 

14.00-14:10 – Congress Opening:

Fondation René Touraine Welcome and update on SPIN – Thomas Luger and Jo Lambert

 

14:10-16.00 – Plenary 1: Genetics and pathogenesis in psoriasis and atopic dermatitis

Chairs: Pedro Herranz (Spain) / Georg Stingl (Austria)

1. Genetics in psoriasis and atopic dermatitis - Jonathan Barker (UK)

2. New developments in immunopathogenesis of psoriasis – Curdin Conrad (Switzerland)

3. Genetics and immunopathogenesis of pustular variants of psoriasis - Hervé Bachelez (France)

4. Autoimmunity vs autoinflammation in psoriasis - Lars French (Switzerland)

5. Pathogenesis in psoriasis and atopic dermatitis. Similarities and differences - Emma Guttman-Yassky (USA)

 

16.30-18.00 – Focus Session 1: Epidemiology and registries

Chairs: Seijo-Dávila P (Spain) / Luigi Naldi (Italy)

1. Comorbidity connection in major inflammatory skin diseases - Alexander Egeberg (Denmark)

2. Epidemiology of major inflammatory skin diseases in emerging countries – Alur  Kumar (India)

3. Epidemiology of major inflammatory skin diseases anno 2019 - Ignacio Garcia Doval (Spain)

4. Registries in major inflammatory skin diseases - Phyllis Spuls (Netherlands)

Free communications (3 x 5' + discussion) 

 

16.30-18.00 – Focus Session 2: Advances in target-oriented therapy

Chairs: Romana Ceovic (Croatia)/ Skaidra Valiukeviciene (Lithuania)

1. Atopic dermatitis - Thomas Bieber (Germany)

2. Psoriasis – Andrea Chiricozzi (Italy)

3. Psoriatic arthritis – Henning Boehncke (Geneva)

4. Biomarkers in psoriasis and atopic dermatitis - M Stahle (Sweden) or Catherine Smith (UK)

Free communications (3 x 5' + discussion)

 

16.30-18.00 – Patient Association’s Meeting

 

 

 

Day 2 - Friday, 26th April 

 

08.30-10.00 – Focus Session 3: Autoinflammation and autoimmunity

Chairs: Lara Ferrandiz (Spain), Richard Warren (UK)

1. Autoimmunity in psoriasis - Jörg Prinz (Germany)

2. Live imaging of cutaneous Immune-responses – Kenji Kabashima (Kyoto)

3. Microbiome in major inflammatory skin diseases – (Thomas Luger (Münster))

4. Autoinflammation and autoimmunity in psoriasis vs hidradenitis suppurativa - A Martorell (Spain)

Free communications (3 x 5' + discussion) 

 

08.30-10.00 – Focus Session 4: Beyond the skin

Chairs: Paolo Gisondi (Italy), Jakob Thyssen (Denmark)

1. Psychological and psychiatric comorbidities in major inflammatory skin diseases - Marta Garcia-Bustinduy (Spain)

2. Liver disease and musculoskeletal disease in psoriasis - Paolo Gisondi (Italy)

3. Cardiovascular comorbidities in major inflammatory skin diseases – S Piaserico (Italy)

4. Comorbidities in major inflammatory skin diseases other than psoriasis- JM Carrascosa (Spain)

Free communications (3 x 5' + discussion) 

 

10.30-12.30 – Plenary 2: Novelties in therapeutics

Chairs: P de la Cueva (Spain) / T Luger (Germany)

1. Anti TNF and small molecules in psoriasis - Sandra Phillips (Germany)

2. Anti IL17 in psoriasis - Carle Paul (France)

3. Anti p40/anti p19 in psoriasis - Kristian Reich (Germany)

4. New molecules in atopic dermatitis - Diamant Thaçi (Germany)

5. What drug for what patient? - Mark Lebwohl (USA)

 

12.30-14.00 Lunch break / Sponsored Symposia

 

14.00-15.30  Focus Session 5 - Topical treatments and physical modalities of treatment

Chairs: JM Carrascosa (Spain), Lajos Kemeny (Hungary)

1. Topical therapy in psoriasis and atopic dermatitis - Lars Iversen (Denmark)

2. UVB in psoriasis and atopic dermatitis – Piergiacomo Calzavara (Italy)

3. (Innovative) sources of phototherapy in psoriasis and atopic dermatitis- Lajos Kemeny (Hungary) 

4. Physical treatment modalities in hidradenitis suppurativa - Gregor Jemec (Denmark) or Errol Prens (Netherlands)

Free communications (3 x 5' + discussion)

 

14.00-15.30 – Focus Session 6 – Advances in systemic non biologic therapeutic agents in psoriasis and atopic dermatitis

Chairs: Raquel Rivera (Spain), Martine Bagot (France)

1. Fumarates/acitretin- Peter van de Kerkhof (Netherlands)

2. CsA /MMF /azathioprine - Cesar Gonzalez (Colombia)

3. MTX –Rolland Gyulai (Hungary)

4. Apremilast and -inibs - Richard Langley (Canada)

Free communications (3 x 5' + discussion) 

 

 

15.30-18.00: SPIN Forum

Chairs: Louis Dubertret (France), Chih-ho Hong (Canada)

Format:

- Speakers from Europe/Asia/America/Africa

- 5-6 Short presentations of 10 mins each, from different speakers/world areas revealing their reality and main problems regarding one hot-topic for discussion

- The role of the chairs (or panel) will be to stimulate the participation from the audience/ sharing the experience/ ask for proposals and ideas to potentially be developed by the SPIN (15 min for each topic)

 

1. Limitations on access to conventional/biologic therapy around the world 

Maria Lorna Frez (Phillipines), Nejib Doss (Tunisia), Nelida Raimondo (Argentina) 

2. Screening and follow up for conventional/biologic therapy 

Carlos Muñoz (Esp), Zheng Min (China ), Emad Elgamal (Egypt)

3.Infections in patients under immunosuppressive drugs: learning from difference

Marta Ferran (Esp), Fernado Valenzuela ( Chili) + Ibrahim Almukahal (Lybia)

Discussion

 

15.30-18.00: How do I manage?

Chairs: Lluis Puig (Spain), Chris Griffiths (UK)

Expert Panel: Mark Lebwohl (USA), Alur Kumar (India), 1 patient representative for psoriasis, 1 patient representative for atopic dermatitis

 

1. Pregnancy – Angela Londoño (Colombia)

2. Childhood psoriasis - Marieke Seyger (Netherlands)

3. Chronic hepatic diseases - Eva Vilarassa (Spain)

4. Chronic infections – Fatimata Ly (Senegal)

5. Nail psoriasis - Marcel Pasch (Netherlands)

6. Recalcitrant atopic dermatitis - Esther Serra (Spain)

 

 

Day 3 - Saturday, 27th April

 

08.30-10.00 – Focus Session 7: Treatment goals/guidelines in major inflammatory skin diseases

Chairs: Luis Puig (Spain), Christian Vestergaard (Denmark)

1. Treatment goals in psoriasis -  Ulrich Mrowietz (Germany)

2. Guideline variability across countries- Jay Wu (USA)

3. Drug survival - Elke de Jong (Netherlands)

4. Treatment outcomes and goals in atopic dermatitis – Alan Irvine (Ireland)

Free communications (3 x 5' + discussion)  

 

08.30-10.00 – Focus Session 8: Individualized therapy in major inflammatory skin diseases

Chairs: Jan Gutermuth, Lone Skov (Denmark)

1. Treat to target - Alexander Nast (Germany)

2. Transitioning between biologics - Ronald Vender (Canada)

3. Combination therapy - Pablo Coto (Spain)

4. Therapeutic drug monitoring – Ann Gils (Belgium)

 Free communications (3 x 5' + discussion)  

 

10.30-12.30 – Plenary 3: Outcomes in psoriasis

Chairs: J Lambert - Ulrich Mrowietz

1. Intro to value based healthcare, applied to a chronic disease model - Fred Van Eenennaam

2. Patient relevant outcome measures in psoriasis (IDEOM) – Alice Gottlieb

3. The integrated practice unit in psoriasis - Ulrich Mrowietz (Germany)

4. Can we justify the cost of a value based psoriasis approach? - Matthias Augustin (Germany)

 

12.30-14.00 Lunch break / Sponsored Symposia

 

14.00-15.30 – Focus Session 9: Empowering HCPs in leadership and management

Chair: Jo Lambert, Volker Steinkraus

1. How to build an effective clinical team? - Volker Steinkraus (Germany)

2. How to use resources effectively? - Jo Lambert (Belgium)

3. How to deal with non-adherence in patients? – Rachael Thorneloe (UK)

4. How to organise multidisciplinary teams? – Amanda Lim (Australia)

 

 

14.00-15.30 – Focus Session 10: Special situations: children, pregnancy, old age, cancer patients in major inflammatory skin diseases

Chairs: I Belinchon (Spain), Hugo Schonenberger De Oliveira (Portugal)

1. Pediatric patients with severe major inflammatory skin diseases - Brian Kirby (Ireland)

2. Paradoxical reactions - Alexander Navarini (Switzerland)

3. Scalp and genital psoriasis - Lorna Frez (Philippines)

4. Old age/cancer patients – Yves Poulin (Canada)

 Free communications (3 x 5' + discussion)  

 

16.00-18.00 - Plenary 4: Late breaking abstracts

 

2018年7月12日 (木)

日本炎症・再生学会

東京・新宿にて開催されています。
皮膚科としては19年ぶりに慶應大学皮膚科の天谷教授が会頭に選出されました。
今年のプログラムは、特別講演に山中先生、Howard Chang先生、宮脇敦史先生、Kathleen Caron先生という超豪華メンバーです。
シンポジウムや教育講演もどれもサイエンスのレベルが高く、天谷先生をはじめ、プログラム委員らが高いところを目指していることが強く伝わってきます(あまり貢献できませんでしたが僕もプログラム委員です)。
さらに、皮膚という臓器の重要さも参加者に伝わったのではないかと思います。
天谷先生をはじめ、世の中の素晴らしい方々は、何かにフォーカスし、それを完璧なまでに準備して成功させますし、そしてその成功が、多くの人に幸せや利益をもたらすことを最近よく知らされます。しかも、いやいややるのではなく、その大変な過程も楽しみながら進められています。これも見習えるものであればそうしたいです。人生、楽しみながら生きていきたいです。
Th_img_7643

2018年7月 7日 (土)

豪雨

京都は、市内(というか左京区)はそれほどの豪雨という感覚はなかったのですが、西日本は大変な被害を受けています。
京都も北部地区の豪雨の影響で、鴨川はかなり危険な状況になってましたが、漸くおちつきました。
Th_img_7581
Th_img_7582
最近は自然災害の程度が激しくなってきているように感じます。
数十年に一度の豪雨、とのことでしたが、次が数十年後ではなさそう。

石坂公成先生

IgEの発見者の石坂先生がお亡くなりになられました。
僕がアレルギーを研究している理由の間違いなく一つとして石坂先生の存在があります。
医学部学生(3回生)の時に、何か研究をしてみたいと思ったわけですが、免疫・アレルギーに興味があったので、いろいろと研究室を探したところ、石坂先生のお弟子さんの淀井淳司先生と巡り会えました。
それ故、僕はある意味孫弟子にあたります。
2016年6月19日に日本アレルギー学会で、IgE発見50周年記念シンポジウムの会食でお会いしましたのが最後となりました。
20180707_95016
これからも、アレルギー研究の発展に少しでも貢献したいと思います。
また、僕は、石坂先生の「我々の歩いて来た道―ある免疫学者の回想」を何度も読みました。
 

2018年7月 6日 (金)

他科医から訊かれるこの皮膚病はなに? (皮膚科フォトクリニックシリーズ) 宮地良樹編集

いわゆる「宮地本」の最新作(の一つ)となります。
この2−3ヶ月はほとんど読書ができず、ベッドで読書をする余裕もなくネオチしてしまっています。ですので教科書の紹介です。

さて、この教本ですが、皮膚科よりもむしろ他科の先生が読むといいのではないかと思っています。あるいは、専門医を未取得の皮膚科レジデントの方など。本当は医学部の学生さんも、これくらい勉強しておいて欲しいところです。

日本語雑誌

毎日のように原稿や編集の依頼が来ます。
それなりに、どの雑誌も日本人研究者の役になっているのだと思いますが、本来であれば、originalの英語の論文を読めばすむことで、日本語の雑誌を含め、そもそもjournalが多すぎるように感じています。
今日は朝から依頼原稿などを4つほどすませましたが、なんとなく虚しさが残り、これは、僕の一時の気分的なものなのか、やはり、本質的なものなのか。
ともあれ、これからは仕事をもう少し絞って、やると決めたことに集中したいと思っています。こんなこと、このブログにずっと書き続けていて、それ故に、少しずつ仕事を辞退してはいるのですが、それでもまだまだ全然断捨離できてないです。
意志薄弱ということですね。

サッカーネタ

テレビを滅多にみないので、ベルギー戦後のことがどう報道されているのかあまり関知してなかったのですが、昨日銭湯に行ったらたまたま関連の番組をやってました。西野監督は続投せず、凄くすがすがしい顔でのインタビューをうけており、大変なプレッシャーを受けていたのだろうと察しました。
あと、僕も含めて多くの人が「よくがんばった」と思っていますが、本気でその上を目指すなら、このままでは大変だろうということは、素人の僕でもよくわかります。
もっとセルジオ越後氏などの意見も採り上げていいと思うし
https://www.hochi.co.jp/entertainment/20180703-OHT1T50166.html
オシムさんのコメントは、やはりちゃうなあ、と思っています。
https://www.hochi.co.jp/soccer/worldcup/CO034055/20180704-OHT1T50090.html
今後の世代交代、どうなるのか楽しみです。
ただ、体格の違いはgeneticにどうしようもないところがありますね。闘莉王とか、ラグビーの日本代表みたいなチームづくりも大切なのかも。

次期監督にはカリスマよりも、ロジックのしっかりした人になって欲しい。

と、そんなことより、自分の教室をしっかりしないといけないです。ただ、サッカーをみていても、やはり自身の教室運営と重ねてしまうのがこれはもう性というか、どうしようもないです。

今日で、僕の恩師の成宮周先生が会頭をつとめられた国際薬理学会も終了です。凄い演者が世界中から参加されてます。

2018年7月 4日 (水)

サッカー 日本代表

ちょっと報告が遅くなりましたが、
ワールドカップのベルギー戦、しびれました。
既に、多くの記事などがでているので、今更僕がここで何をいっても仕方ないと思いますが。。。
今回の試合を見ていて、
海外組でプレーする日本の選手層が増え、頼もしく感じられたことと、海外を経験した選手層のが益々厚くなって欲しいと思いました。これは研究者にも同じ思いを抱きます。
監督も同様。これから長谷部や本田のような素晴らしい選手が、将来コーチングの世界でも海外を経験していってくれるとまた違う日本代表が生まれるのではないかと期待します。
それにしても、サッカーというスポーツは凄いです。観戦していてここまで熱くなれるスポーツは他にないです。特に中高時代、僕はサッカーぎらいでした(ヒトとしての進化の証でもある手を使えない競技の存在そのものが理解できなかったので)が、今となっては考えを改めています。
ただ、サッカーをプレイするのは苦手です。他の球技は大体得意なのですが。
4年に一度のワールドカップ。次回も日本が本戦に出場できるのか保証は全くないわけですが、また出場してほしいし、応援します。

2018年7月 2日 (月)

外国人家政婦 サッカー

騒がれた割に、270名というのはなんとも寂しい数です。
この市場は僕はもっと拡大されるべきと思っています。
仮に日本語があまりできなくても、英語が話せればいいという家庭もあるかも知れません。
なまりはありますが、子供の英語教育にもわるくないでしょうし。
今回のワールドカップのポーランド戦の最後の10分が話題になっているようで、いろいろな意見がでていて大変興味深いです。
スポーツには日本人のあり方を考える機会まで与えてくれることがまず素晴らしいです。
どの意見にも一理あります。個人的には、ルールに則って勝負をしているわけだし、博打にでてそれに勝ったのだから、僕は評価しています。もちろん他の選択もたくさんあっただろうけど、勝負の世界でたらればをいっても仕方ないです。
というわけで、外国人家政婦を含め、形にこだわりすぎて前に進むことができずにくすぶっている日本のいろいろな現況を考えると、今回のサッカーは、良い教訓のようにも思えます。

2018年6月30日 (土)

アトピー性皮膚炎バブル

アトピー性皮膚炎に関する仕事は、実は、僕が医学部の学生時代にまでさかのぼります。
アレルギーに興味があって、IgEの発見者の石坂公成先生のお弟子さんであった淀井淳司先生の門を3回生のときに尋ねました。かれこれ27年ほど前のことです。
アトピー性皮膚炎は、プロトピック軟膏の開発以来、大きな治療の進展がなかったわけですが、漸く今年になってDupilumab(商品名はデュピクセント)が承認され、これを契機に今後も新薬開発が目白押しです。
患者さんに取っても、そして皮膚科医に取っても治療の選択肢が増えることはとてもありがたい事です。ただ、以前、アトピービジネスという言葉がはやりましたが、今の様相は第二次アトピービジネス、という感じがしないわけでもありません。
さておき、アトピー性皮膚炎関連の国際的な会合や治験が急激に増加しました。アトピー性皮膚炎関連の論文も随分増えたと思います。
アトピー性皮膚炎の治療アトピー性皮膚炎の総論などで、海外の友人達との共同論文も増えています。
この流れが単なるバブルに終わらせないために、どうすべきかを意識するようにしています。

2018年6月27日 (水)

運の流れ

昔から僕は運の流れというものを強く信じています。麻雀でもそうです。
さて、今日はふとビールをこぼした際に、keyboardの"a"が不能になりました。
そのあと、コンピューターをシャットダウンした後で、passwordにaが含まれているために再起動が不能になるという事態に陥っています。
出張中にこの状況はしゃれにならないのですが、いろいろな障害をなんとか乗り越えて、今に至っています。
こういうケースではsleep modeをまず切って少なくともそれなりに作業ができるようにすることが大切と感じました。
ショーもない話で失礼。

2018年6月26日 (火)

経験を通して取捨選択

教授になってから3年が過ぎました。
その間、教授でなければ経験できなかったであろう事を良いこと、悪いことを含めて本当に色々と経験させていただきました。
大学の仕事、日本皮膚科学会、研究皮膚科学会、ILDS等の国際関連の学会、journalのeditor、臨床試験、などこれ以上働けないと思うくらい限界のところでやってきています。
ただ、これらの仕事は、医局の後輩や秘書さん、それに本当に助けられながらなんとか前に進めている感じです。みんなのサポートがなければ絶対不可能です。その恩返しを少しずつこれからなんとかしていきたいと思っています。彼らの成長を妨げずに応援していくことが一番なのでしょうが、いろいろな仕事をお願いしてしまうことが多いので、それは邪魔していることになるかもしれません。
みんなは、いろいろな仕事を投げられても前向きに受け止めてもらえるかなあ、、、。
とにかく今年は、いろいろと失敗も多かったです。
そして、これからも仕事が減るとはとても思えないので、断るべき時ははっきり断らないといけないでしょうし、また、やるといった場合は、これまで以上にその仕事をきちんとやり遂げていかないといけない責任も増してきています。
今年も年内はほぼスケジュールが全て詰まってしまっています。来年以降、これまでの経験をきちんと生かしてスケジュールを考えていきたいと思います(が、どうなることやらわかりません)。

«仕事の蓄積

アマゾン

かばの本棚

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31