2018年1月18日 (木)

Curonという会社による遠隔診療システム

この会社が、「京都大学と共同」と称して、脂漏性皮膚炎の遠隔医療システムを行おうとしているようです。
既に開業医を中心に多くの医療機関にパンフレットや案内などを行っているようですが、少なくとも、京大の皮膚科は一切関わっていません。

なかには、京都大学との共同研究と書かれているので、断りにくく思っている医療機関もあったりするようで、全く以てひどい話だと思います。
これはちょっと許せないですね。

2018年1月17日 (水)

ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート PRICE:¥59,400(税込)

定価で59400円で転売の恐れがありって、一体どういうこと?
という感じです。

http://www.bbm-japan.com/_ct/17142469

でも、マラソンやってる人って、ここしかお金のかけ所がないんですよね。。。
たとえばトライアスロンとか、チャリで100万とかかけるわけで、それと比べれば安いものかも。。。

でも、僕は、さすがにこれは買わないです。

ランニング・サイエンス ジョン・ブルーワー著

これまで散々いろいろなランニングの本を読んできましたが、これが一番わかりやすくランニングに関する科学を解説してくれています。
イラストも多いし、比較的エビデンスもしっかりしています。
個人的には、カフェインの効用とか、体重とランニングエコノミーの関係、食で気をつけるべきことなどが役に立ちました。
おそらくどんなレベルの人にも有益と思います。ちょっと高いかも知れませんが、こういうのでタイムがよくなったり、普段の練習の意識が変わるのであれば、十分有益と言えるかと。。。

箱根駅伝 支える思いに共感 鏑木毅

トレイルランニングを愛好する人で鏑木さんの存在を知らない人はいないと断言できるくらいの英雄です。
その鏑木さんの日経の記事です。
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20180117&ng=DGKKZO25786340X10C18A1KNTP00

鏑木さんは早稲田に二浪で入学し、箱根駅伝を目指すも夢を果たせなかったのですが、後に、世界でもっとも有名な100マイルレースで3位という輝かしい記録を成し遂げました。
今後日本から鏑木さんの3位を越える成績を残せる人は、(いろいろな理由から)出てこないと思われます。

彼が愛されるのは、もちろんランナーとしての素晴らしい成績もあるのですが、むしろそのお人柄。

彼の記事の最後では、
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今思えば競技スポーツの世界で成功できるのはほんの一握りの選手で、多くの選手は程度こそあれ無念さを抱いたまま次のステージに進むのだとわかる。当時はそんな冷静な分析はできなかった。長い自信喪失の日々の末、30歳前に野山を駆けるトレイルランニングと出合い、世界3位にまで到達できたのは、思い返せば箱根駅伝での挫折があったからに違いない。

 もちろん、失敗して負のエネルギーを抱き続けているだけでは単なる挫折に終わり、自己否定につながりかねない。その悔しさを自己の内面で新たな目標に向かうプラスの力に変えられれば、それは貴重な体験となる。青春期をスポーツに費やす本当の意義はここにあるのかもしれない。

 テレビで観戦し、彼らの新しいステージが一層、光り輝くものになってほしいと切に願いながら新年の2日間を過ごした。

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スポーツでもなんでも同じだと思います。そして青春期とも関係なく、夢の実現に向けて費やすことはどんなことでも無駄では無いと断言したいです。

臨床でも、研究でも、趣味でもなんでも僕はかまわないです。

ということで、今日は、別大でのサブスリーを目指して農学部グランドにいってぐるぐる15km走りました。大体1km4分ペースで一時間。夜9時までライトアップされているので京大の陸上部の学生さんが練習しているのを邪魔しないように端っこをぐるぐる30周回り続けました。

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そしてそのあとまた大学に戻って仕事の第二ラウンド。

というか、今日は朝厚労省ーamedがらみの仕事があって東京出張して、その後大学に戻って臨床カンファ、ジョグ、そして第三ラウンドという感じです。なんか長い1日。

半歩遅れの連ドラ 逃げるは恥だが役に立つ

なかなかテレビをみることがないので、もちろん連ドラを毎週見るとかもうこの20年以上ないわけですが、国際線とかではときどき連ドラを一気に公開していることがあります。

今楽しみにしているのが、逃げ恥でして、シンガポール航空でみることができます。
ただ、anaのdrama boxでは逃げ恥はやってないので、ちょっと残念。。。

飛行機でドラマをみると、英語の字幕がつくので、意外に勉強にもなったりするのですが、日本でDVD boxとかを買っても英語の字幕はついてないですよね。。。

せっかくなので付けて欲しいです。

そういえば、一昨年の忘年会で、このドラマの恋ダンスを若い人達が踊っていて、その意味がさっぱりわからなかったんだけど、ようやく理解できました。

まったくもってあり得ない設定な訳ですが、それがまた非現実の世界を描いてくれてよい訳です。

ということで、誰ともこの密かな出張中の楽しみを共有できませんが、まあ、仕方ないです。

2018年1月16日 (火)

仕事の選択と集中

おみくじでの神様のお告げに従い、八方美人を止め、仕事の選択と集中を図ろうと思っています。
自分のactiveに活動できる時間が増やせるわけでは無い(むしろ必要とする睡眠時間は増えています)ので、仕事を減らすしか無い。

ということで、かなり多くの方にご迷惑をお掛けすることになりますが、役職などを減らしていっています。海外のjournalからのeditorial boardなども、知り合いからお願いされた場合は引き受けてきたのですが、今年は減らすために、幾つかのjournalには辞任のお願いメールもしたりしました。
そんなことから、多くの方に不快な思いをさせてしまって、この場を借りてお詫び申し上げます。

走る方も、今年は参加する大会をかなり絞り込みました。いいタイムはもはや期待できませんが、仕事を削って趣味を削らなければ角が立ちますのでやむを得ません。

これだけ削ろうと努力しても、なかなか自分の時間が作れないのが現実。

昨日は溜まりに溜まった科学雑誌とかをちょこちょこ目を通したりしましたが、こういう時間がとれたのも2ヶ月ぶりくらいかも。

あと10年は、できるだけサイエンスを満喫したいので、もっと仕事の選択と集中を図ります(やると言った仕事はきちんとしたいので)。

医師残業「80時間まで」 厚労省検討会 ニーズ満たせぬ懸念も

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20180116&ng=DGKKZO25695950V10C18A1EE8000

日経の記事からです。

「検討会は医師の人手不足への対応や緊急対応との両立などの課題を詰めたうえで、2018年度中に具体案を策定する。」とありますが、人手不足への対応って、期待できないですね。。。

大学病院なんて、80時間の残業ではなかなかやっていけないし、さらに教育の義務もあるし、研究だってやりたいわけです。
80時間の残業時間ではとても収まりきれないであろう研究に関しては、「研究を仕事で無くて趣味としてやりなさい」みたいな感じになるんですか。

日本の研究レベルが落ちていることに誰もが気付きながら、それでも事態が何も改善しないのは、特に医学系は明確で、以前よりも診療で取られる時間が増加しているという現実に対する術が無いからだと思います。

僕にはこの事態を解決することはできません。僕は個人的にこの仕事にやり甲斐を感じているか土日も働きますが、これからの世代で僕と同じように考える人がどれだけいるのかは、あまり楽観的でないです(ただ、めちゃくちゃ悲観的という訳でもない)。ただ、これだけ仕事が多様化している中で、凄く魅力的な選択肢ではないなあ、と。

それにもかかわらず、日生かなんかの保険会社が行ってた調査では、子供たちの成りたい職業の1位が科学者だったと記憶しています。

子供の夢を壊すような社会しかまっていないのだとすると、残念としか言いようがない。一方、世界は身近ですから、さっさと海外に目を向けてしまえばいいのでしょうが。
スポーツとかでも、まさにそういう時代ですし。

皇后盃 第36回全国女子駅伝 廣中璃梨佳選手

先週の日曜日に女子駅伝がありました。
ちょうど病院の前を通過しますので、ちょっと応援に行ってきました。

4kmほどの区間なので、マラソンとは全くべつもののスポーツですが、とにかく飛ぶように速く走ってました(1kを3分20秒とか)。

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ちなみに選手の向こう側に映り込んでいるのは医学部のK教授でした。
一生懸命声援されてました。熱い方ですね。。。。

4区を走っていた廣中璃梨佳選手は区間新記録。
まだ高校生なので、これからが楽しみですね(さすがに東京オリンピックには間に合わないけど)。

マラソンは男子は国際レベルになるとなかなか厳しいですが、女子にはまだ可能性が残っています。

ハンズフリーイヤホン

巷ではairpodsとかソニーから高級なものが出回っているようですが、後輩に教えてもらって1600円の代物をゲットしました。
ハンズフリーイヤホンの目的としては、これでも十分まずは満足できそうです。
どうせ走ったりしているときに、音質とか求めてもしかたないし。。。

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別に、これをお勧めしているわけでは無いですが、参考まで。。。
【正規代理店】QCY Q26 / イヤホン bluetooth ワイヤレスイヤホン 片耳 防水 スポーツイヤホン ハンズフリーイヤホン ノイズキャンセル 【メーカー保証12カ月 (ブラック) 
https://www.amazon.co.jp/dp/B06XZQC2R1/ref=cm_sw_r_cp_api_46DwAbEGP8G35

2018年1月14日 (日)

同門の会合

昨日は、大学の関連病院の先生方(主に部長)との情報交換会でした。
今年で18年連続で開催されています。
普段なかなか本音が聞けないので、こういう情報交換は大切と思っています。

懇親会のあと、一部の部長先生方と二次会にも行ってきました。



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ただ、僕の方はここちょっと 体調不良というか疲労が溜まっている気がします。
さらに、昨日から腹痛。。。ウイルス感染かも。

そんな状況ではありますが、朝ちょっとジョギングしました。
友人とキロ4分で20キロ走る予定でしたが、早々に失速してキロ4.5でひいこらの状態でした。
3週間後が別府大分マラソンというのに絶不調です。


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京大農学部北のグランドで走ったのですが、積雪。。。みんなでトンボをかけてトラックを走れる状況にまず雪ならし。

しんどかったですが、走ったことでメンタルのストレスが少し軽減しました。

ただ、ジョギングのあと大学で仕事を踏ん張ってやっているのですが、なかなか調子があがらないですね。

最近は大学などでいろいろと自分が得意とは言えないpoliticalな仕事も増え、そう言うのって、意外に堪えてきているのかな。。。
できるだけ政治的なところから離れてアカデミアに本来求められてきたサイエンスに注力できるといいのですが、そうもいかないですし、そうなると、今年はもっともっと積極的にいろいろな仕事において、選択と集中しないとだめですね。

2018年1月13日 (土)

週末 キネマ旬報ベスト・テン

漸く週末がやってきた、という感じです。
この週末で溜まった仕事をなんとか片付けたいところです。

さて、最近はほとんど映画を見る時間がないのですが、毎年キネマ旬報のベストテンには注目しています。やっぱ、ほとんど見てない。。。

そんな中、「三度目の殺人」はかろうじて見てました。映画なので全て映像として映し出されますが、映像のどれが真実なのかはわかりません。黒澤の羅生門と同じ演出ですが、今回の作品は羅生門に匹敵するくらいの素晴らしい作品でした。役所広司さんの演技がまた凄くて鳥肌が立ちました。これまでのどの作品よりも役所さんの役者としての、人間としての深さを感じました・・・。

『彼らが本気で編むときは、』も見ましたが、これはまあまあ。。。このテーマを取り上げるにしてはちょっと軽く感じてしまう内容か。


第91回キネマ旬報ベスト・テンは以下の通り。

【日本映画ベスト・テン】
1位:『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
2位:『花筐/HANAGATAMI』
3位:『あゝ、荒野』
4位:『幼な子われらに生まれ』
5位:『散歩する侵略者』
6位:『バンコクナイツ』
7位:『彼女の人生は間違いじゃない』
8位:『三度目の殺人』
9位:『彼女がその名を知らない鳥たち』
10位:『彼らが本気で編むときは、』
(次点:『ビジランテ』)

洋画の方は、『わたしは、ダニエル・ブレイク』が素晴らしいと僕も思いました。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』もまずまず。

沈黙に関してはやはり圧倒的に原作の小説が重みがありました。先日遠藤周作の「私にとって神とは」を読んだのですが、その中で遠藤氏が、「キチジローは自分自身だ」と触れられていて、遠藤氏のお人柄に改めて感動しました。「ラ・ラ・ランド」もみましたが、僕はこういう映画は苦手です。うまく説明できないのですが、ミュージカルが一般に苦手なんですよね。。。歌になった瞬間に、映画に入り込めなくなってしまいます。

【外国映画ベスト・テン】
1位:『わたしは、ダニエル・ブレイク』
2位:『パターソン』
3位:『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
4位:『ダンケルク』
5位:『立ち去った女』
6位:『沈黙 -サイレンス-』
7位:『希望のかなた』
8位:『ドリーム』
9位:『ムーンライト』
10位:『ラ・ラ・ランド』

2018年1月10日 (水)

北九州市の成人式

いろいろと話題になっているようで。。。
でも、以下のリンクが俯瞰的に見てくれているように思います。

https://www.age-cox.com/single-post/2017/01/09/seijinshiki

僕の育った町ですが、あまり変わってないな。。と。

2018年1月 7日 (日)

マラソンとシューズ

マラソンなどのレースは、よく、スタート時点に立った時点でほぼ勝負は決まっている、といわれますが、かなり的を射ています。
しかし細かい点としては、その日の服装や給水、ペース配分をどのようにするのかなどの気遣いは大切です。

そして、他にできる重要な事として、どのシューズを履くか、というのが挙げられます。各人の走り方やその大会の距離、マラソンかトレランか、雨が降っているのか、などの状況に応じて僕はシューズを使い分けてます。
この数年間で30足はシューズを買ったと思いますし、履いて気に入らなければ一回履いただけでお蔵入りのものも一つや二つではありません。
研究に限らず、自分がこだわるものには、とことん追求してしまいます。というか、この場合は単なる無駄遣いとも言えますが。

そして今、自分の中で是非試してみたいシューズが、
ヴェイパーフライ4%なのです。

ずっと在庫切れで、先日ようやくNIKEのonlineショップで売り出されたのでclick合戦をしましたがあえなく敗退。

絶対に転売目的で勝っている人がたくさんいるはずで、そしてまさにその通り。

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シューズが5万円って、、、、。
ほんまにむかつきます。

でもこのシューズは大迫をはじめ、世界のトップランナーががんがん使っています。
箱根駅伝でも東洋大を始め、多くの選手が履いてました。

ebayのオークションでも4万はします。あー悩ましい。

でも、実力が同じであれば、いい道具の方が有利ですから。

シューズに頼らなくてもコンスタントにサブスリーができる様な実力をつけることが一番大切なのはわかっています。
2月4日の別府大分マラソンに向けて、こつこつ頑張ります。そして年末年始の不摂生で68kgくらいまで増えてしまった体重を64kg位までは体力を落とさずに減量します。

2018年1月 6日 (土)

男たちへ 塩野七生著

現在の塩野七生ほどの迫力も説得力もないですが、ヨーロッパと日本の男性の違いを彼女の感性でバシバシ指摘してくれてかなり楽しく読めました。
そして女性のこともさりげなくちりばめられています。
「女は結局のところ、頭の良いのが最高だ」という丸尾長顕氏の言葉から始まります。
「頭の良いことが最高」というのは男にも当てはまり、ただ、頭の良い、というのは、
「何事も自らの頭で考え、それに基づいて判断をくだし、ために偏見にとらわれず、柔軟性に富み、それでいて鋭く深い洞察力を持つ」と言うことです。

あと、人前で泣く男、についての話も面白く、まあ、彼女のことなので、もちろん人前で泣く男は嫌いな訳です。しかしそこから話は飛んで、塩野さんは「苦節十年」とかそいうのがそもそも嫌いで、たしかにそういう人はえらいとは思うけど、そういうことをいう人はなにかしらゆがんだり貧乏くさかったりするところがあかんようです。できるならば人間、日の当たる道を進むにこしたこと無し、とおもわれているようです。特に40歳以降の人生はその人自身のせいで幸運にも不幸にもなるので、その年を過ぎた人が自分の人生の不幸をぶつぶつ言うのは見苦しい、との論理です。
ただ、彼女も唯一許せる男の涙があるとのことで、それは別れたいと告げた女に対し、ハラハラと涙を流しながら留まって欲しいと願う男の涙、とのことです。
これは僕には良く理解できませんでした。やはり女心は難しい。

登山部新年会

朝から仕事をして、夕方は京大医学部登山部の新年会でした。

登山部は運動部との兼部の人が多いですが、みんな山を愛する気持ちは共有しています。

部員の一部はトレランやマラソンにも興味を持っていたりして、話も弾みました。

山はいつ天気が変わって危険な状況になるかどうか予測がなかなかつかないこともあります。
この一年も大きな事故がなく、部員のみんなが山を楽しんで欲しいと思います。

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おみくじ

新年に、近所の粟田神社に参拝してきました。
おみくじもやります。

中吉でした。
主旨としては、

1.八方美人は転落のもとになるのでご用心
2.仕事はかどらないけどいらいらせずに耐えろ
3.健康は体調を壊す恐れがあるので自己管理で防ぐ努力をしろ
4.学業は、今が頑張りどころ

とまるで凶の様な内容でしたが、唯一の望みは、「物事がうまくいかなくても、あなたに好感を持った人達が支えてくれる」という文言です。

おみくじの内容は結構僕は信じる方ですので、肝に銘じたいと思います。

箱根駅伝

1月2−3日はテレビをみるとしたらこれです。
以前、何度か実際に応援に行ったこともありますが、もの凄い気迫と熱気でした。

東大の学生さんが第一区を走る予定で、それを見るためだけに早起きしようかとも思っていましたがまさかのインフルエンザで欠場。。。。

ただ、彼のブログを読んで安心しました。

http://blog.livedoor.jp/uttflongblog2017/archives/28605547.html

まだ先は長い。これからの更なる活躍を願っています。

大学受験もマラソンも自分を律することが大切な点においてはかなり共通したところがあると思っています。

いつの間にか「仕事熱心」をやめた日本人

日経の記事からですが、

 「日本人は仕事熱心」という常識はもはや過去のものかもしれない。米調査会社のギャラップが昨年公表した、仕事への熱意(エンゲージメント)についての国際比較によると、日本で「仕事に熱意を持って積極的に取り組んでいる」従業員の比率は全体の6%。調査した139カ国のなかで132位と、最下位級にとどまった。

 ほかの調査でもほぼ同様の結果が出ている。与えられた仕事を指示通りにこなす受け身の勤勉性はそれなりに高いものの、自ら主体的に仕事に取り組む姿勢に欠ける現状は非常に心配だ。

 働き手の熱意の低い職場から目の覚めるようなイノベーションが生まれないのは自明だろう。企業業績と社員の熱心さの間には強い相関関係があることも知られている。日本企業の収益力が低い一因は社員の熱意不足ではないか。

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とのことです。そこまでひどいか、、、という気はします。一つの理由としては、実際には取り組んでいても、「仕事に熱意を持って積極的に取り組んでいる」という項目にマークを付けないのも日本人の国民性と思います。さらに日経では、

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 かつて旺盛だった「仕事熱心さ」が後退した理由のひとつは、人員の年齢構成のいびつさだろう。若い人が新しいアイデアを出しても、職場で多数派を占めることの多い中高年層が抵抗し、はね返される。そんなことが繰り返されれば、あきらめムードが広がり誰も何も言わなくなる。

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と続きます。よく目にする解説です。僕は、組織内の流動性の低さが一番の問題と思っています。医局で言えば、海外や国内の他大学へ留学したり、というそういうのがまず簡単にできる解決策ではないかと思ったりします。

ただ、お子さんの教育を考えて引っ越しをいやがるところも多いですが、孟母三遷という言葉もあります。これは子供の教育だけではないでしょう。

一方、インドのIT関連の競争は熾烈のようで、大学を卒業したらそのまま海外へ飛び出す人材がかなり多いようです。大卒でもいきなり年収2400万円とかあるらしく、そんな中、日本はやはり内向きですよね。それだけ日本がいい国なのだとは思いますが。

2018年1月 5日 (金)

抱き合わせ文化

国民栄誉賞に羽生さんと井山さんが選ばれたようです。
囲碁や将棋といった領域が脚光を浴びるのはいいことだと思いますが、歴代受賞者と比べると井山さんは国内でこそ無敵かも知れませんが、世界トップという感じではないので、変な抱き合わせぶりを感じてしまいます。
仮に羽生さんが存在しなければ井山さんの国民栄誉賞はなかったと僕はおもっていますので、こういう抱き合わせ文化はあまりよろしくないと感じてしまいます。

ただ、囲碁ファンにとっては嬉しいニュースでしょうから、これはこれでよいのでしょうが。

すべての分野において、最良のものは、それぞれの固有の領域を超える

今朝の日経を読んでいたら、村上春樹氏の寄稿の中に、
「すべての分野において、最良のものは、それぞれの固有の領域を超える」というゲーテの言葉が紹介されてました。

これこそまさに自分が目指して来たことかな、と思います。
皮膚という臓器の研究を通してgeneral principleを見出したい、ということ。

村上春樹氏はレイモンド・チャンドラーの小説の素晴らしさを説くためにこの言葉を引用されたのですが、これはあらゆる領域に通じることですね。

2018年1月 3日 (水)

箱根駅伝 自己管理

箱根駅伝をときどきですが見ています。
自身の記録のみならずたすきを渡すために己の限界まで頑張り尽くす姿に感動を覚えます。
箱根駅伝を目指す中高大学生は数千人はいると思います。そしてそのほんのわずかの人がその切符を得て頑張ります。最終的には走ることで生きていける人なんてほとんどいるわけでもなく、損得を抜きにした20歳前後の若者が死闘を繰り広げる美しい姿です。甲子園とかぶります。

彼らは1kmを3分ほどで走り、僕は4分も切れないペースでフルマラソンを走ります。アスリートとして、天地の差を感じます。

こういう努力をできる人間はつよいはず。そしてこういう強さを示すチャンスに年は関係無く、いつでも僕らは本気でがんばれる力を示せるはず。

さて、レベルの低い話で申し訳ないですが、11月あたりから学会シーズンになると、朝に会議があってそこで朝食、ランチタイムはその時にセミナーを聞くとお弁当がでて、夜は懇親会、そしてその後二次会、、、、という生活を続け忘年会、新年会と続くと64-5kgがベースの僕も大体68km位まで体重が増えてしまいます。
2月の第一週の日曜日に別府大分マラソンがありますので、あと1ヶ月で4-5kgこれから減らさないといけないです。しかも、減量でへろへろだとgood performanceが発揮できないので平和に減量しないといけないわけで、そのためにはカロリー制限をして、頑張らないといけないです。

何度も繰り替え増しますが、減量できない、というのは僕には理解できません。もしも本気で減量したいのであれば、絶対に実現できるはず。僕は目標があるので、そのために少々苦しくても減量はできます。

一週間で1kgというのは簡単なので、明日からは減量モードに入ります。

それよりももっと大変なのは減量でなく、老化に打ち勝って自身のperformanceを保つように練習することです。
別府大分では3時間をなんとしてでも切りたいと思っていますが、そのためにはピークを越えた肉体をなんとかしばき倒して精神力も強く保たないといけないです。

減量なんて、そのための第一歩に過ぎません。
さて、別大のマラソンのタイムはどうなるのか?2年ぶりのサブスリーなるのかどうか、本気になって頑張ってみたいと思います。

2018年1月 1日 (月)

スポーツとサイエンス(医学)の共通の問題 今年の抱負は「こだわりを持って仕事に取り組む」

昨日で江夏氏の私の履歴書は終了し、結局彼の反社会的なところは現れなかったものの、改めて魅力的な人だと感じました。

最終回では、
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20171231&ng=DGKKZO25095440W7A221C1BC8000
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「指導者になって、江夏さんのような個性派を育ててください」とよくいわれる。けれど、それは無理な相談だ。選手が主体だった我々の時代と違い、今は管理野球、組織野球が主体だ。選手はチームの指令通りやっていればよく、個性は必要とされない。

 象徴的なのが4番打者の右打ち(右打者の場合)だ。昔なら王貞治さんがレフトへちょこんと当てることなどありえなかった。もしやったらファンが怒った。今は4番が当てにいって恥とも思わない。それを「つなぎの打撃」とほめるマスコミもいけない。

 プロ野球選手を計る物差しは年俸だ。3千万円の人、6千万円の人、1億円の人。昔はその違いがそのまま個性と格の違いになっていたが、今はいくらもらっても4、5千万円の平均的なプレーヤーとして平均的なプレーをしている。チーム全体、平均値の人の集団になった。寂しい話だ。

 個性は技術へのこだわりから生まれる。他人から何をいわれようが、俺のフォームはこれだ、といって頑固に貫き通すところに個性が出る。人にいわれたことをすぐ取り入れる今の選手は器用だが、個性はなくなるだろう。

 それでも自分はプロ野球の将来に関しては楽観的だ。時代は時計の針のように、同じところをぐるぐる回っているようなものだと思っているからだ。必ずまた、個性が求められる時代が巡ってくると信じている。

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江夏氏の言うように、「個性が求められる時代がくるから」ではなく、それでも「個性的な人は自然に生まれてくるんじゃないかな」、と僕も楽観的です。野茂然り、イチロー然り。。。

そして、スポーツ選手の話はそのまま研究者にも当てはまるところが面白いところです。僕は「人にいわれたことをすぐ取り入れる今の選手は器用だが、個性はなくなるだろう。」の部分をそのまま自分自身に照らし会わせてみました。痛いところをつかれてしまっています。

今年はもっとこだわりをもって仕事に取り組みたいと思います。これが今年の抱負。

紅白歌合戦 新年

紅白歌合戦、大体見ました。
個人的には、安室奈美恵さんがやっぱよかったなあ、、。
Perfumeの演出もさすが紅白だったし。カシマシの宮本さんも喜んでいてこっちがうれしくなりました。

あと、音楽って、オリンピックだったり、それを聞いていた頃の自分が思い出されたりと、耳から入ってくる感覚以上のものをもたらしてくれます。

音楽を聴いてぞくぞくっと鳥肌が立つのはgeneticに決まっていると言う話を聞いたことがあるけど、その真偽は別として、そういう感覚があることはありがたいことです。

さあ、1970年生まれの僕は年男ですから今年48歳になります。
そして次の年男になるのは還暦。人生はあっと言う間ですね。
死を意識して生きて行こうと思います。

それでは皆様、明けましておめでとうございます。

2017年12月31日 (日)

お片付け

年内では仕事の借金をとても返せそうもないので諦めました。
ということで、今日は、仕事も少ししましたが、家のお片付け。

この2-3年で読んだ本で、もう二度と読まなさそうな本を徹底的に捨てました。
しめて段ボール6箱。

段ボールが足りなくなったので全て捨てられませんでしたが、あと4箱分くらい床に置いてます。

ということで、ごちゃごちゃになっていたいた僕の書斎も随分すっきりしました。

2017年12月30日 (土)

バレー部のミニ忘年会

先輩にgood newsがありましたので、お祝いを兼ねてミニ忘年会をしました。
バレー部では不良部員でしたが、こうしてみんなとまだつきあいが続いていることはありがたいことです。
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ノーベル生理学・医学賞受賞の大隅氏「視野の狭い研究者ほど客観指標に依存する」

とてもいい記事でした。
https://newswitch.jp/p/11497

大隅先生の基金には僕も些少ながら寄附させて頂いています。

https://www.titech.ac.jp/giving/projects/ohsumi_fund.html

12月30日

例年この時期にゆっくり過ごせた記憶が全くないです。
研究費の申請書の審査だったり、論文のreviewだったり、後輩の研究論文のサポートだったり、何かしろ忙しくて、必死になっています。

仕事を溜めた状態で新年を迎えたくないですし。。。

今日は久しぶりにビィヤントでカレーを食べようかと思っていたら、さすがにお休みでした。
このラーメン、インスタントの割になかなかいけるので買いだめしていて、それを食しました。

明日中には何とかある程度溜まった仕事が片付きそうです(あくまでそういう希望)。

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2017年12月29日 (金)

Drugs that made headlines in 2017

Nat Medicineから
https://www.nature.com/articles/nm1217-1392

記事の詳細は西川先生の解説がわかりやすいです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20171229-00079859/

さて、dupilumabが最初に取り上げられていました。
アトピー性皮膚炎の治療に革命が起こったと言えます。ただ、値段が高い(米国で年間400万円)ことと長期的な副作用などは未定。安易な投薬は避けたいと個人的に思っています。

いつかここに挙がるような薬剤開発に携われればと思います。


2017年12月28日 (木)

年の瀬

こうしてまた一年が終わろうとしています。
最近は、一年一年を意識するというよりも、感慨も特になくあっという間に終わってしまっています。
これを年を取るというようです。

僕なりにはいろいろな意味で走り続けました。
もちろんUTMBの完走、というのもありますが、なれない役職の仕事が増えて、それをひいこらいいながらやってきました。

教授になるとそこにはそこで下っ端からはじまりますから下積みがまた始まります。

一番ホッとしたイベントとしては、ISID2023が日本の東京での開催がきまったことでしょうか。
これは日本研究皮膚科学会のためだけでなく、アジア全体のskin biologyの発展においても重要なイベントだと思っています。
presidentとしてきちんと役目をはたさないといけないので、5年半後に向けて今から少しプレッシャーを感じています。
先は長いんですが。。。。

来年の目標は特に考えてないです。ただ、新しい仕事がいろいろと増えると思いますのでその分他の仕事を減らす努力をしないといけないと思っています。

Most Beautiful Faces 2017が発表されたようですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Px_S0T4oOYo
日本人も数名ランクインしたようです。まあ、どうでもいいことですが。
もっとどうでもいいのは男の方です。
https://news.nifty.com/topics/mdpr/171228214459/

2017年12月26日 (火)

回転木馬のデッド・ヒート 村上 春樹氏

どういう理由だったか忘れたのですが、「タクシーに乗った男」という作品をどうしても読みたいと思って、本作品が収録されている回転木馬のデッド・ヒートを購入しました。
この本は村上春樹氏の実体験に基づいた作品集でして、こちらも追体験しながら読み進めていきました。
そして、あらためてタクシーに乗った男が素晴らしいさくひんだったことを確認。しかし、なぜこの作品を読もうと思ったのか理由がどうしても思い出せない。
googleで検索したけど、それらしい記事は見つからず。理由を誰か教えてください。

研究発表のためのスライドデザイン (ブルーバックス)  宮野 公樹著

学会などで発表しているときに、いい発表はもちろんパフォーマンスにもあるのだけど、見やすくわかりやすいスライドを準備しているところに負うところが大きいと思います。どんなスライドがいいのか、それをこの本はきちんと示してくれていて、自分のスライドでも随分修正するべきところが見つかりました。
これから勝負のプレゼンテーションを迎える方もあるかと思いますが、一読することをお勧めします。
先日たまたま生協で見かけて買ってみましたが随分と勉強になりました。

統合イノベーション戦略

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20171226&ng=DGKKZO25048970V21C17A2PP8000

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171225-OYT1T50072.html

どの程度のものになるのか興味あります。

ただ、有識者の構成メンバーにはもう少し現役のメンバーがいる方がいいような気がします。
http://www8.cao.go.jp/cstp/yushikisyahoka.html

2017年12月24日 (日)

堀尾武関西医大名誉教授のセミナー

紫外線のことをもっと知りたい、ということで、堀尾先生にセミナーしていただきました。
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京大系の先生方は、年は関係なくお元気な先生が圧倒的に多い気がします。
おそらく好きなことをやっているからなのではないかと察します。
それって実は、本当に大切なことで、限られた時間をどうやって楽しんで人生を生きていくか、これに尽きます。

幸い僕は、研究とか、好奇心を満たす作業がとても楽しいので、これは仕事であれ、読書であれ、それができている今に、かなり満足しています。

昨日は、京滋地方会でしたが、そこで今村・宮地両名誉教授とお目にかかれました。
お二人とも凄くお元気だし、いまでも皮膚科を楽しまれています。

世の中忙しすぎる人が多いようですが、それはいろいろと断りにくい事が多いからだと思います。それをどうhandleしていくのか、これは難しい問題。

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2017年12月22日 (金)

究発表のためのスライドデザイン (ブルーバックス) 宮野 公樹著

この本はできるだけ多くの方に読んで欲しいと思います。
いくらいい仕事をしてもプレゼンテーションやスライドが悪ければ、その価値は下がってしまいます。
TEDのようなドラマチックな演出やプレゼンは僕は全く必要無いと思っていって、誠実に、そして正しく、わかりやすく聴衆に自分のメッセージを伝える事ができればそれで十分で、ただそれが実は結構簡単なことではないのです。

学会の英語化について

先日、免疫学会、研究皮膚科学会と二つの学会に参加してきました。
免疫学会はworkshopとsymposiumが英語が公用語、ただし、review talk、sponsored seminarやdiscussionは日本語もありでした。一方、日本研究皮膚科学会は評議委員会も含めて全て英語です。

免疫学会は、臨床医にとって勉強させてもらう場としてとても大切な場ですが、workshopのレベルはもはや研究皮膚科学会の方が遥かにレベルも高いし、質疑応答も成熟しています。参加者も研究皮膚科学会の方が遥かに国際的です。韓国を始めとするアジアのみならず欧米からも多数の著明な研究者のみならず若手研究者の参加も多い。

かつては国際社会における日本の免疫学のpresenceは高かったと思いますが、今はうすまってきましたが、皮膚研究はむしろ逆です。学会としての取り組み方の本気度も大分違うし、免疫学会の将来についてはとても心配です。
というのも、やはり日本のサイエンスを大きく支えてきたのは免疫学だと思うからです。奮起を期待したい。

ちなみに研究皮膚科学会は2009年から英語化して、当時は反対意見も多かったのですが、そこを踏ん張って全て英語でがんばってきました。そして、以前とは見違えるほど若手も英語でpresentationや質疑応答ができる様になっています。

免疫学会では英語化に反対する意見が根強く残っていますが、これは若手の力を侮っているとしかいいようがありません。日本人も、同世代が普通に英語で発表、質疑応答を英語でしている姿をみれば、自身が勝手に作っていた英語へのコンプレックス、壁は取り除かれるものです。

江夏豊氏

なんとなく更新が滞っています。
仕事が溜まっているのも一つ。それと、ここしばらく能動的に仕事ができていないのもあります。
そういう状況でないと、頭に考えてくることもなくなってきます。
12月29日からはしばらく仕事が減るのでその時に自分の人間性を取り戻したいと思います。

そんな中でも新聞は読んだり、就寝前に少し読書をしたりはしています。
日経で何が面白いって、私の履歴書の江夏豊です。
もしも知らない人がいたら「江夏の21球」は是非読んでもらいたい本です。

陰と陽の両面がありますが、僕は圧倒的に後者を評価しています。

2017年12月17日 (日)

ISID 2023

先日、高知でのJSIDの会期中に、ISID2023の開催地のbiddingが行われました。
無事、日本(JSID)が選ばれました。
名市大の森田先生をはじめ、東大の佐藤先生、慶応の天谷先生の多大なるご尽力賜です(山梨大の島田先生の叱咤激励も多大)。
15年に一度のアジアでの開催です。僕もしっかりその責任を果たしたいと思います。(2038年のアジアでの開催の時はもうこの世にいないかも知れません)

2008年に国際研究皮膚科学会が京都で開催されましたが、その時僕も学会をいろいろとお手伝いさせていただき、その時に海外の著明な先生方と接する機会が持てました。それが今の自分に大きくプラスに作用しました。

このような学会を日本で開催できることは、次世代の人材育成に大きく貢献するものと思います。それが、我々教育者の役割です。

一方、あまり堅苦しく考えてしまうと人生楽しめませんので、fun runを企画したりして、自身も楽しみたいです。もちろん世界中の素晴らしい研究者との日本での交流が一番楽しみですけど。



日本の研究の行く末

柳田先生のブログに鋭い指摘があります。
http://mitsuhiro.exblog.jp/

シンガポールの事、また、分生を介した日本の行く末、全く同感です。柳田先生の研究テーマは僕と全く異なるのでなかなか評価ができないのですが、彼の仕事がその道で非常に高く評価されてきたのは、先を見通す野性的なカンの鋭さとつながっているのではないでしょうか。。。

柳田先生は日本人のモラル、やる気の低下について嘆かれていましたが、僕もここが一番腹立たしいところです。
忙しかろうがどうであろうが、気持ちさえ前に向かっていれば、時間はかかってもいい仕事ができるだろうに、それすら放棄しているのはやる気ではなく、これはもはやモラルの問題だということです。

2017年12月15日 (金)

免疫学会から研究皮膚科学会へ

非常に充実した日々を送っています。
学会のプログラムの充実と、さらに多数の委員会などの会議、旧友との再会を楽しんだりしているためにブログ更新が滞っています。
また改めてupします!

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初日の夜。

高岡先生、免疫学会賞おめでとうございました!

真ん中の女性はバーでピアノを演奏されてたプロの方。うちらはずっとおっさんのみで、過ごしてました。。。地雷也というめちゃくちゃおいしい居酒屋で食事しました。

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3日目は千葉大の後藤君と粘膜・皮膚免疫のセッションの座長をしました。

僕が免疫学会に入会した20年ほど前は、workshopに皮膚のセッションが全くなく、皮膚免疫をやっているものは居場所がなかったものですが、今は皮膚免疫のセッションがいくつもあり、ポスター会場をぶらぶらしても、皮膚免疫の発表が大量にあります。

20年前は、毎年免疫学会のアンケート欄に皮膚科から免疫研究者を沢山おくりこむので皮膚免疫のセッションも作って下さい、と書いていた時と比べると隔世の感があります。

2017年12月10日 (日)

鹿児島 第47回日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会総会学術大会・ 第41回皮膚脈管・膠原病研究会

僕の大好きな鹿児島へ行って来ました。
というか、椛島家のルーツはこっちなので、居心地がいいのも当然でしょうか。
帰りに駅に向かうタクシーを予約していたのですが、タクシーの運転手さんが、「椛島という名前は鹿児島ではいい名前なんだけど、どこ出身ですか?」と聞かれました。
ちょっと嬉しく思いました。椛島でもいろいろな人がいるんだろうけど。

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とりあえず、ラーメン(鹿児島駅西口すぐのところ思無邪)。おいしかったです。

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朝早く起きて、久しぶりにランニング。30分位しか走れませんでしたが、気持ち良い。疲れていても、走るとトータルでは気分はかなりよくなります。朝起きたとき、やめようかとおもったけど走ってよかった。僕の場合、体を動かさないと気分的に悪循環に陥りがちです。

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学会は大盛況でした。この学会は、基本的にその分野の専門家が集まって高い議論をするための場なので、どのセッションも盛り上がっています。ただ、以前は時間のことを気にせずにとことんdiscussionができる研究会が多かったですが、最近はそのあたりは少し厳しくなってきています。

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鹿児島中央駅で白鵬を見かけました。予想を遥かに超えてでかく(身長も192cmもあるんですな)、また、強そうでした。あんなの相手に相撲をとらないといけない力士は気の毒。

2017年12月 8日 (金)

西川伸一先生のセミナー

京大医学部の学生さんへの皮膚科の授業を西川伸一先生にお願いしました。
タイトルは、「皮膚科で習えない皮膚の話」
いきなりやられました。

ゾウザメを題材に取り扱って免疫の進化の話、脊索類からの皮膚の発生の歴史、なぜ人は毛がすくないのか、炎症と組織化、ネアンデルタール人と私たちのゲノムの関係についてなど、縦横無尽でした。

まさにサイエンス界における「知の巨人」ですね。

学生講義のあとは、皮膚科教室でもセミナーをしていただきました。
タイトルは「21世紀の4つのキーワード:IT,genome, cohort, collective intelligence」
でした。
とにかくいろいろなことを考えさせられました。
普通の講演って、受け身の時間がほとんどですが、西川先生の話は答えのない話が中心なので、それがとてもいいです。

臨床では、僕ら医者は患者さんの質問に何でも答えないといけないと思いがちですが、そんなことないです。

むしろわかっていないことをわからないと認識し、そこからスタートしていくことが大切やと思っています。

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学生さんも頭を困惑させられたはず。
これもまた良い経験でしょう。

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うちの教室でもセミナーをしていただきました。
江川講師は西川研で学位をとりました。野村先生も長いおつきあいのはず。。。

僕も20年近く西川先生にはお世話になってきました。

2017年12月 5日 (火)

博多でのラジオ番組収録

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昨日は日経ラジオの「マルホ皮膚科セミナー」の第2000回記念特別番組の収録で、博多入りでした。
1979年以来38年続いています。僕は2016年から企画委員を務めさせて頂いていますが、年に3回ほど、みんなで集まり皮膚科関連の学会のプログラムを全てチェックしながら企画を練っています。
今のトピックがわかるし、なかなか楽しい作業です。

もつ鍋、古江先生にごちそうになりました。白味噌のだしが薄味で、大変おいしかったです。

そして次の日は宮地先生と一緒に始発で帰京。。。

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2017年12月 2日 (土)

ボランティアな週末

週末はいろいろなjournalから依頼された論文の査読やすぐに対応ができなかったメールの返事などで終わってしまいます。
特に最近はNatureとかScienceの姉妹紙からの査読が増えて、こういうのはかなり気合をいれてやらないといけないので消耗します。
週末はちょっとジョギングでもしたかったのですが、なんとなくそういう気分にもなれず早朝から大学でずっと仕事に沈没してしまっています。

来年は出張やこういうボランティアワークを減らしてもう少しゆっくり腰を据えて仕事をしたいと思っています。新しい領域の研究にもちょっと興味が出てきましたし。。。
でも、すでに海外の出張はかなり入ってしまっていて、難しいかも。

ともあれ、あと一ヶ月で今年も終わりですね。

2017年12月 1日 (金)

京都皮膚科医会 ヒスタミンと血管炎の講義

昨日は京都皮膚科医会でした。
東北大の谷内先生とご開業されている陳先生のご講演を賜りました。
ヒスタミンを越えた様々な話題、血管炎の講義をお二人にしていただきました。
非常に勉強になりました。

陳先生とはかれこれ10年近く前から、脈管膠原病研究会などでお会いする機会があり、そのあともずっと血管炎について学ばせていただいてきました。
血管炎は、臨床、病理の両方ができることが求められますし、また、他臓器との関連もありますので、皮膚科の存在感を示すことができる重要な疾患です。
実際には診断も治療も非常に困難なことが多く、僕も外来でずっと頭を悩ませ続けてきましたし、これからもそれが続く気がしています。

しかし、できるだけ早く何とかしてあげたいと思う患者さんが何人もいます。がんばらんと。

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世界の食べ物 石毛直道著

私の履歴書の連載がおもしろかったので、一冊購入してみたら、既にかなり前に家内が読んでいたようで、また同じ本が二冊。。。
食が文化として語られるのはいまや当たり前になりつつあるけど、僕が子供の頃は文化もくそもなく、目の前のご飯をおいしく食べるだけでした。
一日を振り返ると、仕事と食事とトイレと睡眠でほとんどが終わっているわけで、これから食事と睡眠をどうするべきかはいろいろとおもしろさが残っていそうです。

それよりも今月から私の履歴書は「江夏豊」。
めちゃ楽しみです。

2017年11月30日 (木)

漫画 君たちはどう生きるか 吉野源一郎

話題になっていますね。

漫画でありながら、なかなか力強い作品でした。
良かったと思います。
若い人に読んで欲しいです。

Nat Rev Immunolのreview article

漠然とですが、皮膚免疫の研究を始めたときから、Nat Rev ImmunoやAnnual Rev Immunolにreviewをかけるような研究者になりたいと思っていました。
ようやくSenior EditorのYvonneから依頼が来ました。
これは全身全霊を込めて書きます。

あと、最近のあまりの深夜のテレカンなどで疲れが溜まったので、さすがにもう少し時間をずらして欲しいと連絡したら、あっさりアメリカ朝7時、日本夜10時あたりで落ち着くことに。。。
これなら未だ大丈夫。

話は飛びますが、日馬富士が引退とのこと。相撲には素晴らしい歴史があるのは間違いないですが、「国技」という扱いを止めてしまう方がいいのではないかと思います。相撲協会の税制優遇も全て止めてしまえばこっちはスッキリします。

そして、引退すればそれで終わり、みたいな日本の責任の取り方が益々当たり前の様になってきていますが、これも違和感あります。思考がそこで停止してしまっているようで。。。

2017年11月29日 (水)

テレカン

前々から愚痴ってますが、テレカンは大体日本で夜の10−12時頃に開始することがほとんど。
昨日も今日も、夜まで仕事や会議が続いてそのあとテレカン。。。
家に帰るといつも深夜ですし、また明日も朝7時20分から会議があります。

まあ、頑張るしかないのだけど、テレカンはうまく日本から繋がらなかったりすることもあるし、全くストレスが多いです。

2017年11月28日 (火)

リーダーのマネジメント論 「佐治さんが原点」 第一三共会長のリーダー育成論 第一三共会長の中山譲治氏

日経の記事からです。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO23871740U7A121C1000000?channel=DF180320167066&style=1

最近は情報のソースが限られていてあかんですね。

京大の伝統として、自主性を重んじる精神があります。最近は各学生や入局者の個性が少し弱くなった気もして少し残念に思うことも多いですが、それでもこの伝統は失いたくないです。

ーーーーーーーーーー
よく先輩には、『やってみなはれ(サントリー創業者・鳥井信治郎の残した言葉)には、よう考えて、というのがつくんだぞ』といわれてましたけどね(笑)」
ーーーーーーーーーー
という件がありましたが、「よう考えて」というのがつく、というのはいいですね。僕も同感です。

また、
ーーーーーーーーーー
 「一番いい育て方はね、言葉は悪いけど『地獄に落とす』ことです。やり方は、3つあります。1つ目が、険しいところにあえて行ってもらう。2つ目が、親会社の力が及ばないところでトップを経験する。3つ目は、孤立させることです」
ーーーーーーーーーー
これも凄いですね。
僕自身もこういう経験をもっとやらないといけないのでしょう。

それにしても最近はなにかと忙しい。。。
仕事が溜まりまくっています。

2017年11月26日 (日)

東京出張

先日東京出張でした。
東京での滞在時間は3時間ほど。
それでも往復6時間近くかかってしまうし、また、最近は車内で仕事をしたいので、出張費は当然指定席分しかでませんが、自腹でグリーンに乗ります。
以前は東京出張の時は駅まで毎回走ってましたが最近は疲れているとタクシーを使うので、結局東京出張の度に1万5000円ほどの出費となっていきます。
まあしゃあないんだけど。

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ここにいくと、いつも胸がキュッと締めつけられるような気分になります。
審査するのも審査されるのも、また、それとは関係の無い会議でも緊張感がハンパないことが多い。ということで、東京出張の度に寿命も縮まっている気がします。

医局旅行

僕が教授に就任してから三回目の医局旅行。
今年は山中温泉でした。紅葉も美しく、また、新人の芸のあまりの完成度の高さに感心しました。別に仕事だけでなく、どんなことであれ、一芸に秀でた人をrespectします。

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旅館からの景色もなかなか素晴らしい。おそらく京都の紅葉は美しいはずですが、近年は鑑賞できてないですね。。。

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この部屋でスタッフ4人と一緒に宿泊しました。寝食を共にすると意外な一面が見えたりするので、個室よりも大部屋の方がいいですね。。。
僕は整理があまりできないのですが、何でもきちんとたたんで片付けるスタッフもいたりして、これまた感心しました。

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ブルゾンちえみ、ってしらなかったので、この芸の後youtubeで確認しました。
正直、今回の出し物の方が面白いくらいでした。

もう一つの方はアキラ100%でした。これまた僕はしらなかったので、芸の後youtubeで勉強しました。
写真をupすることはちょっと止めておきます。

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若者達は夜遅くまで飲んでたにもかかわらず、次の日の朝ジョグ!自由参加です。パワハラはしてません。

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その後は、テニスとバドミントン。
普段は草食系のメンバーが、実はもと西医体で優勝していたりして、肉食系の一面も見ることができました。
それにしても、これって、3人もいるって事はダブルスでなくて、なんとよぶのやら。

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バドミントンも楽しかったです。
本田君とは、シングルスの21点マッチで13点もハンディをもらいましたがデュースの挙げ句撃沈させられました。
前後左右に振り回されて悔しいです。

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川沿いの散策も凄く気持ちよかったです。
いい感じでアルコールが抜けてくれました。

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朝ジョグメンツ。気合の入りすぎているやつが一人いますね。

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予想通り、帰りの電車ではみんな爆睡。

ということで、来年も楽しみにしてます。

2017年11月24日 (金)

トレランの事故の続報 トレイルラン後援せず 秩父市、死亡事故受け方針

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017112302000144

こんな結末になりました。さもありなん、という感じです。

一方、本大会の実行委員長の奥宮さんは、facebookで以下の様な記事を載せています。ぼくは開催側に落ち度があったとは思えず、全てのスポーツに起こりうるアクシデントに対して、市長の対応は少し頭ごなし過ぎるのではないかと思えてなりません。

https://www.facebook.com/FTR100FT50/posts/701902330014079?hc_location=ufi

2017年11月22日
【レース中止に至った経緯のご説明】
選手だけでなく、スタッフも、地域の人も、山を共有するハイカーも、みんなが楽しめる。そんなレースを開催したいと思い、「Fun Trails 100K Round 秩父&奥武蔵 / Fun Trails 50K Two Lakes & Greenline」(FTR100 / FT50)を開催してまいりました。開催は今年で3年目を迎えました。

埼玉県に住み、地元埼玉県のフィールドでトレイルランナーとして活動をしてきた私は、いつからか「埼玉県の山々のハイキングコースをつなげば、100㎞の壮大なトレイルレースが開催できるのでは」という夢を持っていました。国内外を問わず、様々なロングトレイルレースに出場してきた私にとって、地元の山でロングトレイルレースを開催して、埼玉県の素晴らしい山々の良さを知っていただき、楽しんでいただくこと。また、トレイルレースを通して地元に経済効果をもたらすことで、地元に貢献すること。そんなことをしたいという思いを持って活動してきました。そして、3年前に沢山の方々のご協力を得て、FTR100 / FT50の開催が実現しました。

開催を重ねるに従い、レース運営の向上をめざし改善をしてまいりました。安全の確保をするため、出場条件を設け、必携装備品も厳しく設定しています。また、コースマークも数多くつけ、安全上必要な箇所にはスタッフを配置しました。それでも、今回の事故は起こってしまいました。
事故発生時、目撃者からの連絡が複数入ったため、「滑落した選手は2名」という情報がありました。事実関係の確認をしながら、警察や消防との連携の必要もあり、急きょ事故対策本部を設置し、要救助者の捜索にあたることになりました。そのため、大会運営本部の中心メンバーのほとんどが事故対策本部にまわることになり、本来のレース運営にあたる人員が少なくなってしまいました。それでも、ギリギリの状態で運営は回っており、「要救助者が無事に発見され、搬送が完了したら大会の運営を続けれるのでは」という考えがありました。しかし、実際はそうはならず、最悪の事態となってしまいました。
もし、この状況でさらなる事故が発生した場合、大会の安全管理体制を維持できなくなることは明らかでした。また、11月18日(土)の夕方からは、寒気が南下して気温が下がるという予報があり、低体温症のリスク、また、それに伴う事故の発生も予想されました。中止の判断が遅くなり、暗くなった場合、更なるリスクも考えられました。そのため、選手に明るいうちに安全に下山していただくことが最優先事項でした。選手の皆様の安全を最優先に考え、救護本部数名と協議し、その意見をもとに最終的に実行委員長である奥宮が中止を決定しました。

大会中止のアナウンスをしたものの、亡くなられた方の持ち物にはご本人確認ができる顔写真入りの公的証明書がありませんでした。そのため、ご遺族に本人確認をしていただくしか方法がなく、本人確認に時間がかかりました。また、ご遺族はご本人の情報をできるだけ公にしたくないというお気持ちがあり、ご遺族のお気持ちを最優先した結果、選手やボランティアスタッフ、関係者の皆様へ、中止に至った経緯を公表するまでに時間を要しました。誠に申し訳ありませんでした。
フィニッシュをめざして走っていた選手の皆様は、明確な理由を知らされないまま、突然の中止の決定にご納得がいかなかったことと思います。また、ボランティアスタッフの皆様も多くの選手に「なぜ中止なのか?」と聞かれても答えることができないという辛い状況にいらしたと思います。そんな中、どの選手も冷静にボランティアスタッフの指示に従って我慢強く待ってくださり、落ち着いて行動してくださいました。また、現場のボランティアスタッフは情報が錯綜する中、それぞれの良識あるご判断により、選手の下山、安全に駅まで誘導する、選手の荷物を間違いなく返却するなどの対応をしていただきました。あの時、現場にいた多くのスタッフや関係者の皆さんの団結力は信じられないものでした。あの時の皆さんがいなければ、現場は大混乱になっていたかもしれません。本当にありがとうございました。

このたびの事故により亡くなられた方は、当レースが開催される山域が大好きで、当レースに出場することを楽しみにしていたそうです。このような結果になってしまい、本当に残念で悔しくてなりません。しかし、この事を無駄にしてはいけないと強く思っています。事故の原因を検証し、安全対策に対しても万全であったかを再検討し、レース中に二度とこのような事故が起こらないようにしていかなければと思っています。また、この事故を日本全国のトレイルレースの主催者様と共有し、日本のトレイルレースの今後につなげたいと考えております。
事故に関する詳細につきましては、事実関係を調べた上で改めて事故報告書にて報告いたします。

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族様へお悔やみを申し上げます。

大会実行委員長 
奥宮俊祐

2017年11月21日 (火)

Fun Trails 100K Round 秩父&奥武蔵における滑落事故について

先日、トレランのレースの途中で50代の男性が滑落して死亡するという事故がありました。

そしてまず始めに、亡くなられた方に、心よりお悔やみを申し上げます。
今回の大会側の決断など、僕なりに理解しています。

そしていろいろなことを思いました。たとえば、マラソン大会で低体温症で同じような事が起こったとしても、大会自体が中止になることはないでしょう。もうすこし違う例えでいえば、例えば北アルプスのキレットで誰かが落ちたとしても、キレットそのものの通行を中止にはしません(土砂崩れなどで道が破壊されたりすれば別ですが)。

結局事故の責任がどこにあるかによるのだと思います。今回の事故が、明らかに主催者側の不手際、あるいは天候条件などによるものであれば別ですが、そうでないのであれば、責任はどこにあるのだろうか。。。

同じような事が海外で起こったらどうだったんだろうか、とも思いました。今回の開催側は、事故に対して、大会をストップすると言う判断をしましたが、それが、後続の事故の予防に繋がるという判断であればいいのですが、きちんとそのことを検証したのか、あるいはそういうことを大会側は一度は考えたのか。おそらくは救助の事で精一杯であり、現場検証をする時間はなかったでしょうから、これに対する答えを求める方が無理かも知れません。

今後同様の事は起こりうるわけで、その際に、今回の事例が前例となって、当たり前の様に中止という判断を下され続けるようなことは本当にあってよいのか?
たしかに、トレランという競技は多くの人にとって人生をかけるようなものではないかもしれませんが、トレランというスポーツの今後をどう発展させていくべきか、そこに難しい課題が残されていると感じました。

2017年11月19日 (日)

海外の皮膚科人気

今回韓国のソウル大の皮膚科のJin Ho Chung教授とテーブルが一緒でした。
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(右はタイのPPom先生)

韓国は国が皮膚科の数を厳しくコントロールしていて、どんどん減らされているらしいです。来年は韓国全体で80名に限られ、ソウル大学ですら4名しか採用できないそうです。相変わらず皮膚科はもの凄い人気らしく、ソウル大の皮膚科に入局するためにはソウル大の卒業生であることは当たり前どころか、学年の1, 4, 7, 10位の学生が入局するそうです。他の科の先生から凄くねたまれているらしい、、、。

日本の話を伝えたら、羨ましいなあ、と最初にいった後、でも、うちの方が優秀な学生が来るので、それで十分!とむしろ誇らしげでした。ソウル大には研究室がいくつもあるのですが、Jin Hoの研究室だけでも総勢40名の研究者がいるそうです。
僕は心の中で、「うちのラボは人数では負けているけど、優秀な人材ががんばっているから問題ない」とつぶやいたとかつぶやかなかったとか。。。。

台湾出張

無事終えました。
台湾へ出張していつも感じるのは、古き良き日本がそこには残っている、ということです。
今回も台湾皮膚科学会の友人からお招きいただいての参加でしたが、往復の送迎に始まり、毎日夕食に招いてくれますし、僕の嗜好を考慮していろいろな配慮をしてくれます。毎回色々な先生からおみやげとかもいただいて本当に申し訳ない気持ちになります。
こういうのって、僕が入局した頃はまだそこにありました。大学院生のときは、海外からお客さんがくれば、僕が関空までお迎えに行って、ホテルまで送ったりしてました。僕の運転が基本的にちょっと粗いので外人さんがちびりあがっていて帰って申し訳ないことをしました。というような感じで、そういうことは当たり前でしたが、今、こういうことをお願いできる大学院生はほとんど見当たりません。

僕が台湾の学会に参加して、そこで学問的に学ぶことが多いとは言えません。
ただ、自分の職というのは、ある意味公人的なところもあって、こういう国際貢献も大切な仕事の一つだと思っています。これが何度も続くと体が持ちませんが、年に数回はこういう仕事も続けていきたいと思います。

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Chia-Yu Chu先生(左の男性)が本学会をorganizeしていました。
僕とほぼ同じ年ですが、素晴らしい学会を開催しました。
もしも日本に彼がいたら、間違い無く日本の皮膚科学会を牽引していたことでしょう。

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高雄大学から京大皮膚科に留学にきていたTeresaさん(真ん中)と再会。左はKathyさん。彼女にもいろいろとよくしてもらってきました。Teresaさんは短い留学期間にしっかり結果を出して(3本筆頭論文)、とても優秀でした。
優秀でかつ根性もあるので、日本人ももっと頑張らないとだめですね。

関空への苦言

講演を終わり、帰国の途につきました。
関空発の最終の特急はるかに間に合わず、これで京都到着も随分遅くなってしまいます。
関空は、空港としてはいけてないところが多いですね。まず国際的な競争力がないためか、機材がどれも古い。深夜便があるにも関わらずはるかなどの特急の運行時間帯が短い(実際のところ客も少ないので仕方ない気もする)、そもそも京都から1時間半もかかる(中部国際空港への時間とそれほど変わらないどころか待ち時間が結構長くなることも多いので下手すると羽田までいくのともそれほど違わない)、ラウンジは地方空港よりも貧弱なくらい、、、と散々です。


iPhoneX効果 日本にも波及 電子部品大手の受注最高

日経からですが、
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20171118&ng=DGKKZO23635970X11C17A1EA5000

こういう記事を読むと、うれしさというよりも複雑な気持ちになりますね。。

アップルをはじめとするグーグル、アマゾン、フェイスブックという「ギャング・オブ・フォー(四天王)」にしてやられている訳ですから。
gang of fourのあとにはuberとか海外の企業がずらりとある中、日本からの発信は見当たらないです。

日本の企業が彼らの期待に添おうとしていま懸命にがんばっていますが、いつ捨てられるかもわからず。

海外に出張すると特にそう言う事を感じてしまいます。

2017年11月17日 (金)

マラソン大会のコスプレ規制強まる 競技者と市民すみ分け

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000002-kobenext-spo

僕は個人的にコスプレで走っている人を応援しています。
世の中でマラソンやっている人の99%は仕事でやっているだけでなく楽しみや趣味でやっているわけで、好きにやらせたらええやん、ということにつきます。

こんなことまで規制する姿勢をもの凄く気持ち悪く思います。

甥っ子と姪っ子

ちょっと会ってきました!すくすくと育っていってます。
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ハロウィーンの衣装をきてくれました。

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シンガポール出張

シンガポールへ出張でした。
metabolismの学会に参加したり、共同研究者とdiscussionしたり、充実していました。
丸三日間、かなり忙しかったです。あと、頭が凄く疲れました。年ですね。思考の持久力が落ちてます。

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シンガポールで感心するのは効率性を追求しているところです。空港のタクシーは縦列で待つのではなく、写真のように待ってくれていますので、非常にスムーズに流れます。日本もちょっとスペースがあればできることなのに、なぜ導入のできないのか不思議です。
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今新しく建築中なのですが、17階が皮膚の研究所、そして18階がclinical trialなどに特化したfloorになります。
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このビルの20階からの景色。手前の白い建物がNational Skin Clinicです。一日の外来患者が1500人だったか、ちょっと忘れましたが、シンガポール中の重症あるいは難治の患者さんが集まります。
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皮膚科の知人と一緒にランチへ。
向かって右から二番目の彼が研究所の責任者になる予定です。
10年ほどarmyの救急病院で世界中で医療に従事した後で皮膚科に転身した変わり者ですが、エネルギーに満ちあふれています。

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夕食は九大の内科の小川教授や日本人研究者、さらには和歌山県立医大の医学部の学生さんと一緒にチリクラブを食べに行きました。
僕は屋台のようなところが大好きです。

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ひょんなことからチューリッヒ大のDummer教授とランチをすることに。
もう、あまりこんなことをもうこれ以上いいたくないのですが、アジアのライフサイエンスの中心は中国とシンガポールに完全に移ってしまっています。

2017年11月15日 (水)

初任給40万円 中国・華為になびく技術者たち

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23450200U7A111C1X12000/

初任給40万はたしかにいいのでしょうが、これくらいでいい人材が確保できるのであれば、日本の企業ももっとうまくできるのでは、と思います。
博士を取った人で特に優秀な人材であれば月収40万でも安いくらいではないでしょうか。
比較対象としてソニーの初任給が21万となってました。

日本人はまだ海外で働くことに対してハードルが高いのでそれほどの流出はないのかもしれませんが、グローバルな視点で見れば、中国にアジア全体からいい人材が流入していく可能性があります。

米国のサイエンスが凄い理由の一つは、世界中からいいポスドクが集まり、その中の特に優秀な人達が米国に留まって独立するからだと思います。

ということで、優秀な人材を育成する事はもちろん大切ですが、そもそもいい種を見つけてそれをまくことから既に競争は始まっています。

2017年11月13日 (月)

東京出張

ちょっと久しぶりの東京出張でした。
某財団の式典への出席で、知り合いとも一緒にお昼を食べることができたりして有意義でした。ただ、往復5時間かかるので、いくら新幹線で仕事をしているとは言え、京都からの東京出張は少し面倒です。もっとskypeなどでの参加が当たり前になるといいなあ、と思います。

皮膚病理学の大家のKen Hashimoto先生(Wayne state universityの教授をされてました)が亡くなられたそうです。つい先日までずっと病理の連載をされていて、毎回凄く楽しみにしていました。
ランゲルハンス細胞の項などを読むと、最新の研究の知見までしっかり理解された上で執筆されてました。
国内の皮膚病理学者は研究に対してアレルギー反応を示す人ばかりですが、Ken Hashimoto先生の知識欲・好奇心の強さには毎回感服していました。お亡くなりになられたとのことで残念でなりません。

グレートジャーニー探検記 関野 吉晴著

この人はただ者ではないです。まずはイントロとして手にしてみましたが、更なる興味を覚えましたので、これからもう少し彼の本を購入する予定。

湯川秀樹氏が、
「未知の世界を探求する人々は、地図を持たない旅行者である。地図は探求の結果として、出来るのである。目的地がどこにあるか、まだ分からない。もちろん、目的地へ向って真直ぐな道など、出来てはいない」
と述べられてましたが、探求心を有する研究が圧倒的に面白いし、そういう研究に若い人がのめり込んで欲しいと思います。
僕の場合は、いま自分で実際に手を動かしているわけではないので、それはとても残念なことですが、どれだけ研究室の若い人達と思いをシンクロできるか?もしもできなくなったら研究を止めるべき時だと思っています。

2017年11月12日 (日)

千鳥会総会

京大皮膚科の同門会でした。
古川福実先生の和歌山県立医科大皮膚科の退官・高槻赤十字病院・病院長ご就任記念と、松村由美先生の京大の安全管理部教授のご就任記念パーティです。
多くの方が日本各地から集まっていただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
同門会は家族のようなものですので、これからもみんなで和気あいあいとやっていければと思っております。

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同門会のまえにコロラド大教授の藤田先生と、高槻赤十字病院の古川病院長にご講演を賜りました。

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今村名誉教授は82歳とはとても思えないお元気ぶり。。

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宮地名誉教授もスーパーお元気。老化という言葉は宮地先生の辞書になさそうです。

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松村先生の和服姿は 素敵でした。

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神出鬼没の瀧川先生にもご参加いただきました。嬉しい。
大阪日赤の立花部長もバリバリにお元気です。

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新人のみんなと!

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関西医大の岡本教授から目録を古川先生へ。

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武田病院の松井部長から松村先生へ。
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大日先生、大役ご苦労様でした。

2017年11月11日 (土)

Perfume、東京/NY/ロンドンの3拠点に分かれて、遠隔のパフォーマンスを披露『FUTURE-EXPERIMENT VOL.1 距離をなくせ。』

perfumeの企画もの。
これは間違い無くartです。
動画凄い。。。

https://www.gizmodo.jp/2017/11/future-experiment-vol-1-perfume.html

2017年11月 8日 (水)

少し文化のある日々

ここ数日は、読書をしたり、焼き物を見に行ったり、歌舞伎(中村獅童の義経千本桜ーすし屋)やブレードランナー2049をみたりと有意義な時間を過ごしました。

歌舞伎は三列目の席からでしたので、役者の表情をしっかり見ることができて素晴らしかった。獅童と亀鶴の表情はやはり別格で、これまで獅童をちょっとチャラい輩と思っていた自分を反省しました。

ブレードランナーは期待が大きすぎただけにちょっと残念。全ての映像が想像の範囲内だったのが特に残念感を増したのでした。

11 things productive people don't do

https://www.roberthalf.jp/en/blog/11-things-productive-people-dont-do?utm_source=facebook&utm_medium=sponsoredpost&utm_campaign=rh-can-worklife-jan2017



1. Procrastinate

これは自分ではまずまずいけている方だと思います。

2. Go to every meeting

もっと減らさないと。。。

3. Be a slave to smartphones

そういうところあるかも。。。

4. Be a perfectionist

全然大丈夫です。完全主義者とはかけ離れています。

5. Count time in hours

まあ、大丈夫かな。

6. Fail to be accountable

最近仕事が増えすぎて、ちょっと投げやりになっているケースがあります。気をつけないと。。。

7. Always say yes

そういう傾向もありますが、日本人の中ではnoをつい言ってしまうほうです。

8. Stretch their focus

これはあまり大きな問題とは思ってないです。producitivityとは関係ない気がします。

9. Memorise everything

これ重要です。ただ、頭がよすぎて覚えてしまう人もいますよね。僕は覚えるのが苦手なだけでなく、覚えようともしないのが潔いところです。

10. Put stuff in a pile

これはあまりやらないですね。。

11. Never let go

たまに貧乏根性が出るときがあります。よくないですけど、ただ、ケースバイケースかも。

大学教育は生き延びられるのか? 内田樹氏

ネット掲載の記事としては長文ですが、お時間のある方はどうぞ。
http://blogos.com/article/256652/?p=1

日本の大学教育はこのままでは生き延びられない、というところから始まります。
そして、その理由がきちんと述べられています。そして明るい未来の処方せんは告げられないまま最後にこう締めくくられます。

「このまま手をつかねていたら、日本の大学は滅びます。

皆さんが生活を犠牲にして、命を削って、大学のフロントラインを死守していることを僕はよく存じていますし、それに対して敬意も持ってます。でも、生身の人間ですから、無理は効きません。どこかで燃え尽きてしまう。だから、燃え尽きる前に、声を上げて欲しいと思います。「もういい加減にしろ」って。ちゃぶ台をひっくり返して頂きたい。日本中の学校で先生たちが一斉にちゃぶ台返しをしてくれたら、日本の未来も大学教育も救われるんじゃないかと思ってます。どうぞ頑張っていただきたいと思います。」

本当にそうなんだと思うのですが、ちゃぶ台をひっくり返すエネルギーもないくらいに僕らは疲弊しているかもしれません。医療だけでも大変なのに、教育と研究までありますから。。。

ということで、僕はできるだけ自分も含めた医局員の仕事を減らしてやりたいことに打ち込んでもらえる時間を確保したいと思ってやってきました。
他大学、そして他の医局に比べるとうちの科ほど恵まれているところはあまりないのではないでしょうか。それでも国際的な観点からすると、全く不十分なのです。

みんなでちゃぶ台をひっくり返すことができるか、そんなこと、僕は絶対に起こらずに、彼のいうところの「立ち去り型サボタージュ」が中心になっていって、気付いたら日本の将来は真っ暗だった、ということになるんだと思います。

2017年11月 7日 (火)

英語のセンスを磨く 行方昭夫

この本はいわゆるハウツー本ではありません。
モームなどの美しい英文が30編ほど準備され、その文章をどう解釈するのかをcontextや欧米の文化に基づいて解説する素晴らしい教書です。
10編ほど読みましたが、一つ一つを読みこなすのにもの凄いエネルギーと時間を要してしまうので、一気に通読するのは止めました。元気なときに1-2編ずつでも読みながらじっくり楽しんでいこうと思います。

2017年11月 4日 (土)

週末

3連休なので、のんびり大学で仕事をしています。
仕事というか趣味ですね。読みたくて山積みになった文献を読んだり、過去に取って放置されていたメモを見直して知識の確認などをしています。
こういう時間を毎週半日でも取るようにしないといけないのですが、最近は目の前の出来事に忙殺されることが多くてまったくcreativeに生きていませんでした。

いい感じで取り戻せています。

田中将大選手の残留はよかったですが、イチローは放出か。。。頑張って欲しい。ダルビッシュもどうなるのか。。。この一年で気になったスポーツのイベントはMLBとbreaking 2です。あとはゴルフの松山選手。

2017年11月 3日 (金)

医師と患者のためのパッチテスト・アレルゲン解説書

おそらく外来患者でもっとも多いのが湿疹ですが、その中で多くを占めているのが接触皮膚炎だと思います。
外来で湿疹と診断が付いても、なぜ湿疹がそこに起こっているのかを突き止めることは至難の業です。

この解説書はアレルゲンによる皮疹の特徴などが網羅されていて皮膚科医にとって必携の書籍と思います。
最近の人達は教科書を買わなくなってきていますが、僕には全く理解ができません。
死ぬまで勉強やと思います。

2017年10月31日 (火)

ICIS 2017

http://www.icis2017japan.com/welcome.html

金沢に出張していました。
今日最終のサンダーバードで京都に戻り、明日は朝から外来です。

この学会は、松島先生が会頭で、吉村先生がprogram委員長、ということで、internationalに非常に成功した学会でした。
この数年間で最も海外の超一流の免疫学者が集まった日本の学会ではなかったでしょうか。
これくらいの盛り上がりが免疫学会の年次大会でもあれば、免疫学も盛り上がると思うのですが。。。

とにかく、大いに刺激をうけました。nature, nature immunology, JEMを始めmajorなjournalのeditorも参加していたため、演者の発表も多くがunpublishedのdataで気合が入っていました。
こういう学会がやっぱ最高。
サイエンスが本当に楽しい。
みんなに嫌われても、やっぱサイエンスに時間を注ぎたい。

2日目の夜の飲み会の写真

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診療報酬マイナスに 来年度、薬価大幅下げ 厚労・財務省、社会保障費抑制の柱に

日経の記事からです。
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20171031&ng=DGKKZO22883090Q7A031C1MM8000

選挙の直後にアナウンスですね。

薬価と人件費の両者の引き下げを図っているようですが、
1.薬剤の適正使用
2.不必要な診察の回避
などに踏み込んでもらわないと。。。。

2017年10月30日 (月)

中国配車アプリ「滴滴」、来春にも日本でサービス

日経の記事からです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22855700Z21C17A0MM8000/?dg=1

海外を旅行すると、
「シェア自転車やアリババの電子決済など中国発のサービスが相次ぎ日本に上陸。規制などのハードルもあって日本企業が手をこまぬいているうちに、中国など新興国企業の後手に回る懸念も強まっている。」

の部分を痛感します。
せっかく韓国客が増えても、日本にお金が入らないのであれば、その意義は薄まります。。。

2017年10月28日 (土)

アジアの億万長者数、初めて米国を上回る 中国とインドで個人資産が10億ドル超える「ビリオネア」急増

jp.wsj.com/articles/SB10370310206697423616204583478331678716500

欧州や米国よりも多いわけですが、経済界などで、あまり顔がみえてこないですよね。
何となくまだ世界は白人で動いていると感じるわけで、アジアがもっと世界の中でrespectというか対等の地位に立つためにはお金だけでなく、やはりまた別の何かが足りない訳です。

西部支部総会 熊本にて

なかなか皮膚科の学会に参加できずにもどかしい状態が続いていましたが、今回はなんとか参加できました。会長招宴会にも出席でき、やはり皮膚科のみんなと一緒に時間を過ごせるのは幸せだと改めて思いました。

ただ、どうにもこうにもばたばたしすぎてまして、今日もこれから金沢へ移動です。
明日から国際サイトカインインターフェロン学会。

世界中から大御所が集まります。かなりエキサイティングな会になりそう。
僕も微力ながらプログラム委員のメンバーとして貢献させて頂いています。

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いきなりクマモンがお出迎え。かわいい。
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久しぶりにgolf仲間のAlain Mauvielに会えました。
以前、パリの自宅にも泊めさせて頂きましたから、いつか京都にも来て頂きたい。

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後輩がお世話になっている松下先生と。

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Jazz live by a daughter of Prof. Mitsuya.

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尹大会長と。マフィアのボスのような先生です。

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満屋先生と!嬉しい!

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A先生、教授内定おめでとうございます!

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満屋先生のご講演。座長は島田組長。

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初めて姪っ子に会えました。これまためちゃ嬉しい!

2017年10月27日 (金)

東京の夫婦 松尾スズキ

ほのぼのとした夫婦の話。松尾氏も随分とまるくなったもんです。
北九州の出身ということもあり、折に触れて映画をみたり演劇をみたり、と長い間楽しませてもらっています。

話は変わりますが、先日作家の佐藤優さんと少しですがお会いする機会がありました。非常にロジカルに物事を考えて行動できる方でした。たまに僕の感覚とはずれた発言もありますが、日本はもっと多様性を受け入れるべきで、こういう人をもっと大切にするべきですね

こわいもの知らずの病理学講義  仲野徹

http://www.sankei.com/life/news/171021/lif1710210011-n1.html

の書評にはオランウータンとまで書かれている仲野徹先生の著書。
ようやく読了。。。

さすがに予備知識がある程度ないと理解はつらいところもあるとは思いますが、医学関連書の中ではこれほどわかりやすい例えで説明された書籍はないと思います。

個人的には最後の40pageくらいが一番おもろかったです。がんゲノムの話はいまや大切なトピックですし、プレシジョンメディシンも避けては通れません。

AIのところでは、近い将来「診断と治療方針においては、名医の出番はなくなるでしょう」とありますが、全くその通りだと思います。

ただ、帯に書かれている「ボケとツッコミで学ぶ病気のしくみ」というほどボケとツッコミが満載というわけではないので期待しすぎないように。

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ちなみに左端のおっちゃんです。

2017年10月26日 (木)

どたばた。。。

ここ数日間は予定がびっしりでメールの返事もままならないままの日々となってしまいました。
ただ、ラボのメンバー各自の研究の進捗状況が聞けたので充実していました。
これが楽しいから教授職も我慢できます。

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JEMのeditorのAlejoがうちのラボにきてくださったので、うちのラボの3名がpresentationして貴重なアドバイスをもらえました。

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某社の対談企画がありました。アレルギー関連の仕事をメインで行っている関西のメンバーです。和気あいあいの対談となりました。編集が大変かもしれませんが、Uさん、がんばってくださいね。


2017年10月23日 (月)

選挙も終わり、、、

野党のスローガンが、単に「自民党を倒せ」、というのではだめだということが明らかになった選挙だったのではないかと思います。野党が自民党にかわって日本の政権を任せられるようできるインフラを整備しないとこの国はこのまま変われないのかな、と思ったりします。

さて、台風一過とはいえ、鴨川はなかなか力強い状況でした。いつもおとなしい鴨川ばかり目にしていますが、こういう猛々しい鴨川も僕は好きです。

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2017年10月22日 (日)

AlphaGo Zeroの論文の要約

http://blog.livedoor.jp/yuno_miyako/archives/1068350228.html

もうかなわんな。。。
コンピューター同士でどちらの診断が正しいかを競い合っていく時代がくるんかいな。。
そうして、医学の長い歴史で築いてきた診断学が、わずか数日とかで塗り替えられてしまうんでしょう。それは恐らくどの科でも。
となると、これはもうSFの世界ではなくなるので、我々は一体何を学んでいくべきなのか・・・。
これはもう笑うしかないかも。

2017年10月21日 (土)

明日は大雨でかつ投票日

今朝は5時おきで溜まった仕事を片付けてきましたが、少し光が差してきました。
明日も雨のようですが、投票率は少し落ちるかも知れません。
京都二区は、これまで前原さんの牙城でしたが、今回はちょっと危ないかも知れないですね。
政界がごたごたしていますが、大切なのは、自民党に変わる政党が誕生したときにきちんと任せられるような枠組みをきちんと気付いていける世の中になっているのかどうかだと思います。
米国では、トランプは別として、二大政党が、仮にどちらが政権を取ったとしてもなんとか動きます。
ところが日本は自民党以外の政党は骨抜きにされてしまっていると感じます。
いくらポテンシャルがある政治家が野党にいても、実際の国政にほとんど携わる機会を得られなければかなり厳しい。。。民主党に一度任せたときのトラウマが日本人の中に残っていると思うのですが、それならなぜ、二大政党制のようなものをきちんと目指さなかったのか。。。
これは自民党の責任(作戦)でしょうね。

たとえるなら、サッカーの試合をするときに、ドリブルなどがうまい選手がいくら集まっても、試合を経験させてもらってなかったら、いきなり試合に出さされてもうまく機能できない、という感じでしょうか。

非常に残念なことだと思います。

バカほど「それ、意味ありますか」と問う 若者の思考レベルが"劣化"している

宮台さんの意見です。
http://toyokeizai.net/articles/amp/192336?page=3

この問題は僕の中では避けて通れないところです。
賛否両論あるかと思いますが、こういう考え方もあるのだ、ということは少なくとも理解しておきたいと思っています。

2017年10月19日 (木)

おだやかな日常へ

海外出張つづきでしたがようやく一段落し、外来や回診、臨床や病理カンファなどの日常を昨日から過ごしています。
ホッとします。

少し鴨川沿いを歩く機会がありましたが、鴨が仲間と共にすいすいと泳いでいてほのぼのとした気分にさせられました。

京都は東京の喧噪から離れていて、これがやはりいいところです。

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2017年10月18日 (水)

東大、京大だけじゃない 研究者の厚みから見るノーベル賞に手が届く大学

https://dot.asahi.com/aera/2017101600015.html?page=1

H-indexの観点から捉えた解析、まあまあ面白いんじゃないでしょうか。
しかし、これをとがった研究とか厚み、とか言うのはちょっと違うかなあ、と。
過去五年とはいえ、h-5でなくて、h-10くらいでせめて計算したもののほうが僕は興味がありますし、そういう日本の研究者のランキングもみてみたいです。

また、ここをみると、
https://dot.asahi.com/photogallery/archives/2017101600013/4/
もはや免疫・微生物は京大は阪大よりも低いわけで、これは現場の研究者は大いに納得するところかと。

2017年10月16日 (月)

Montagna Symposium写真

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いつもの仲良しメンバーと。僕も大概海外出張が多いのですが、John McGrath先生のせいぜい半分くらいです。
世界はもはや小さいです。
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石田君はscholarshipをとれました。さらに発表もばっちりして、きちんとpresenceを示してくれました。
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JIDのchief editorのMark Udey先生をはじめ、参加者の多くは著名人ばかりでした。
発表者もほとんどがCNSクラスの話ばかりで、また、posterの発表者も同じ感じでした。えげつなくレベルが高かったと思います。
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Marinkovich先生ともゆっくり話しができました。
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3日目の午後はfreeでみんなでお散歩に行きました。
美しい自然に囲まれた学会場だったので、心和みました。

この学会はテーマが自分の興味とあうのであれば無理をしてでも参加する価値があります。

Montagna Symposium

はじめての参加となります。
2年前にimagingがトピックの時に一度招待していただいたのですが、予定があわず、今回が初めての参加となりました。

http://www.montagnasymposium.org/

皆様には事後報告なので申し訳ないのですが、programが本当に素晴らしかった。
http://www.montagnasymposium.org/program.html

今まで参加した学会の中で最も勉強になりました。
これまで敬遠してきたcancer関連の研究の動向も少しは理解できました。
この学会に、日本からの参加は僕と京大から石田君、あと筑波大の先生が1人と非常に少なかったのがとても残念です。
こんなに良い会は滅多にないです。
来年のテーマはメラノーマとvitiligoなので、またどうなるのかわからないですが、とにかくよかった。

超お勧めです。

医師が明かす ストレスに強い人、弱い人の決定的違い

日経の記事からです
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO21776670S7A001C1000000?channel=DF140920160927&style=1&n_cid=DSTPCS020

名前は明かしませんが、ストレスに強いなあと感じている人がいます。
その人は、「ストレスがかかることで自分が成長する」と考えています。
いつまでも続くストレスは世の中にないわけで、どこかの区切りでかならず一旦ストレスから解放されます。試験だったり、大切なプレゼンだったり、全てどこかで解放されます。
その過程でどこまで自分が頑張って成長できたかどうかが最も大切なので、ストレスがかけられていることをこころのどこかで楽しめるようでもありたいです。

僕は根が楽天的なので、最後の最後までストレスを感じないことが多いですが、それでもストレスが自分を成長させるdrive forceになっているとやはり思います。

2017年10月12日 (木)

ピカソ「描くのにたった30秒しかかからない絵も100万円。だってそれは40年と30秒をかけて描いた絵ですから。」

http://heyazine.com/story/value_that_cannot_quantify

ピカソのエピソードは一理あると思います。
自分の時間の価値を下げてはならない。

コロラド大 3日目

コロラド大の皮膚科で教授をされている藤田先生にお昼に連れて行っていただきました。
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一昨日は雪が降っていましたが、今日はあおぞら。
それに暖かい。

海外に行っていつもすがすがしく感じるのは空の色。
本当に青い。そして空が高い。

ちなみに建物も日本は天井が低くて閉塞感があります。
米国にいかなければそんなことを感じずにすんだのに、、と思うこともありますが、こればかりはしってしまったので仕方ないです。

そしてこれからMontagna Symposiumに向けてOregon州のPortlandへ。
体力的にはかなりしんどくなってきましたが、きちんと日本の皮膚科のpresenceを示さないといけないと思ってがんばっています。
でもこんな生活を続けていたら体が持たないと思うので、今後は海外からの講演依頼ももっと断らないといけないと感じています。

今はまだ元気なのでこんな生活も可能ですが、正直、出張中も論文は書かないといけないし、大学の仕事や学会のいろいろな仕事などが減るわけではないので体力勝負です。

大体どんな感じかというと、
時差ボケもあって朝4時頃目が覚め、8時過ぎまでデスクワーク。
9時から5時くらいまでは学会だったりいろいろな人とのdiscussionだったり。
6時か7時くらいからみんなとdinner。
11時くらいに帰ってから少し仕事をして就寝、となります。
大体睡眠不足だし、時差ボケもあったりで体力的には楽ではないです。

帰国すると大抵体重が1-2キロ減ります。ある意味いいダイエットかも。

コロラド大 2日目

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こんな感じで色々な先生方とdiscussionをする機会を持てるのも海外出張のいいところだと思います。
日本では海外の先生をお招きしても観光などに連れて行ったりすることがメインになってしまって、最も大切な仕事のdiscussionの時間をあまりとれないことが多いように思います。
その点海外はバランスよく、日中はしっかりdiscussion、ランチタイムもdiscussion中心ですが、夜はおいしいところでdinner、という感じです。

こういう機会は僕に取ってはとても貴重です。いろいろな人とpublishされていない研究の話ができるわけですが、publishされていない仕事って、相手も真剣に話をしてくるのでこっちも力が入るし、また、自分の知らない世界を知るいい機会にもなっています。

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自分のセミナー後の写真です。
数名のコロラド大で研究している日本人の研究者も顔を出してくださりましたので、記念写真です。

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Dennis Roop先生にBarolo Grillというイタリア料理のレストランに連れて行っていただきました。ワインのセレクションが素晴らしかった。
海外の研究者や皮膚科は人生の楽しみ方も熟知している方が多いです。

2017年10月10日 (火)

そしてコロラド大学へ

ようやくコロラド大学への訪問が叶いました。
京大の同門の藤田真由美先生がコロラド大皮膚科で教授をされています。
僕自身も米国で臨床を経験しましたが、現地でずっとやっていくことの大変さは日本のそれとは全く違った大変さがあると思います。

羨ましいと感じるのは、departmentの規模の大きさのちがいです。
日本の大学の多くは教授が臨床、研究、教育の責任者であり、また、医局の人事(関連病院の維持)などにおいても大きな責任をはたさなければなりません。

海外ではこんなことはありえないです。身近なところでいっても韓国や台湾でも数名で役割分担をしています。それにサバティカルをとってどこかでリフレッシュしています。
京大医学部ではサバティカルを取った人はいないと聞いています。疲弊した場からcreativityを生み出せるかどうかが今の日本の過大なわけですが、結構酷な話です。

現実、臨床教授の仕事は増える一方で、creativeな仕事は激減していると思います。

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藤田ラボとのdiscussion後。
京大医学部から2人の学生さんが藤田ラボにお世話になりました。
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教授室にて。paperや書きかけの論文の原稿などが並んでいて、すごく健全でした。
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京大医学部の学生さんもお世話になっています。
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夜は、コロラド大でfacultyをしている日本人の方々と食事をしました。
みんな生き生きしているのが共通した特徴です。

日本の嫌な閉塞感を吹き飛ばさないと。

LCの学会終了

もともとはランゲルハンス細胞に特化した学会でしたが、前回京都で開催したときに、skin biologyの要素をもっと取り入れる方向に変換させました(学会名は変えませんでしたが)。

その流れは今回も継承されて、Rudensky先生のTregの話や、Elaine Fuchs先生のラボからも二つ素晴らしい発表があったりして、skin biologyとしてtop levelの学会に発展したと思います。

次回は2019年にドイツのマインツに決まりました。
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学会のあと、organizing committeeを中心に飲みに行きました。
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京大からは中島先生も参加。写真を撮ってくれました。
京大もこのsocietyから忘れ去られないようにしっかり頑張らないといけません。
今回は日本皮膚科学会の中部支部総会とかぶってしまったこともあり、日本からの参加がすくなかったです。
素晴らしい学会だけに残念です。

日本はいまだに学会がどんどん増えていっています。
ある領域に特化した勉強会は存在価値があると思いますが、その価値を見いだせない学会が多すぎます。
学会の目的は大きく二つあって、一つは学術領域のサイエンスとしての発展、もう一つは啓発活動。
二番目の目的はもういいんじゃないんではないでしょうか?
もっと日本の医者や研究者はサイエンスを発展させることにエネルギーを割かないと国際的に終わってしまうと強く危惧します。
安易な方向に流れてしまってはならないと思います。

2017年10月 7日 (土)

15th International Workshop on Langerhans Cells 2017 in NY

ようやく始まりました。
2015は京都で開催され、盛況でした。
ことしはNY。
program委員でしたので、学会のプログラムづくりでかなり貢献しました。
無事に開催にこぎ着けられてよかったです。
京大からは中島さんが参加です。

知り合いにも沢山あえて、また、高いレベルのサイエンスに触れられて幸せです。

昨日は名市大の山崎先生のtalkがありました。
今日は、僕もトークします。JEMのeditorらもいるのでしっかり頑張ります。

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それにしても今年は海外の学会が多いです。時差の調整などで、体がぼろぼろになりそうなので、来年はもっとしっかり依頼を断っていかないといけないと思っていますが、なかなかそれもいろいろな事情で難しいのです。。。

2017年10月 6日 (金)

グーグル、リアルタイム会話翻訳が可能なイヤホン発表

いつかは、と思っていたけど、もう今、という感じ。
http://www.afpbb.com/articles/-/3145625

英語は話せなくてもよくなる時代がきても不思議ではない。
それでも僕は話したいけど。

話はまた元に戻りますが、イシグロ・カズオ氏の受賞は、村上春樹氏には受賞させるつもりがない、というメッセージにも受け止められてきました。
方々で、村上作品よりイシグロ作品の方が上、みたいなコメントを見受けますが、そんなことないと思います。両者ともに、本の中でしか経験できない特別な世界を広げてくれています。村上春樹氏は世界の描き方にこだわり続けた形があり、イシグロ氏はむしろ新たな描き方に挑戦していく、という違いはあるかもしれませんが。

イシグロ・カズオ氏

知っている作家が受賞とのこと。
村上春樹氏の作品の中で知り、また、広田先生のブログ(http://blog.hypoxia.jp/)でもよく紹介され、「知の最先端」という対談などで人柄がよく伝わってきました。凄く寡作、でも、一つ一つの作品の完成度が凄く高い。

研究も同じかも。魂のこもった研究成果を人生で幾つか残すことができれば本望。

作品の中では忘れられた巨人など読んできましたが、独特の世界の広がりを感じます。ただ、なかなかのめり込むというところまでいけず、このあたりは言語の壁がおおきいのかなあ、と。

ただ、

who, in novels of great emotional force, has uncovered the abyss beneath our illusory sense of connection with the world

という受賞理由には納得します。

ちなみに家内は原著で読んでいて、英語が詩的で美しいそうな。。。ということで、早速アマゾンでThe remains of the dayを購入しました。
単なる睡眠剤になるだけかも知れません。

今朝の朝刊は関連記事が多かったですが、NYTがやはり一線を画している。

https://www.nytimes.com/2017/10/05/books/nobel-prize-literature.html?rref=collection%2Ftimestopic%2FIshiguro%2C%20Kazuo

https://www.nytimes.com/2017/10/05/books/kazuo-ishiguro-nobel-appraisal.html?rref=collection%2Ftimestopic%2FIshiguro%2C%20Kazuo

どちらもずっと深い洞察。日本の記事って、知り合いのコメントとか、そんなのばかりで作品そのものへの言及が少ない。

2017年10月 5日 (木)

ノーベル文学賞

あと1時間ちょっとで発表のようです。
http://www.nicerodds.co.uk/nobel-prize-in-literature
のサイトを見ると、村上春樹はもっとも近いと予想されているよう。

しかしながら、それ以外の人達を僕がほとんど知らないことにも気付きました。
彼らの作品を知らないのに、村上春樹がノーベル賞を受賞することをねがっているのは全く荒唐無稽です。
教養がない事の証ですね。

2017年10月 2日 (月)

Las Vegas Shooting Near Mandalay Bay Casino Kills More Than 20

ラスベガスの銃撃事件のNYTの記事
https://www.nytimes.com/2017/10/02/us/las-vegas-shooting.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=nytmm_FadingSlideShow_item&module=b-lede-package-region&region=top-news&WT.nav=top-news

記事の内容のみならず、写真といい、動画といい、真実を伝える力が日本の新聞とは全く違う。

戦争、震災、紛争、難民問題など、リアルに捉えきれないのはこちらの想像力のなさとマスコミにも責任があると思えてなりません。

ノーベル賞 今年はcircadian rhythm

ここにサマリーが出てます。
https://www.nobelprize.org/nobel_prizes/medicine/laureates/2017/press.html

つくづくphysiology and medicineが取り扱う対象が広いことに気付かされます。
日本人は日本人候補の人の事ばかり気になってしまっているようですが。

ノーベル賞候補となるクラスの研究は僕が思いつくだけでもざっと20-30は越えていて、その中に日本人が発見したものは3つほど。。。ということは、日本人がノーベル賞をとるのは本当に大変な事だと思います。

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