2017年3月29日 (水)

左右(とにかく)なんとか過ごしてはきた 山田瑞穂先生

http://pop-a.net/mizuho/tonikaku.html

京大の同門の先生のサイトの記事です。

お目にかかったことはないのですが、いい先生だなあ、ということがひしひしと伝わってきました。

2017年3月27日 (月)

京大の卒業式

SENSE KYOTOから。
https://sensekyoto.com/2017/03/24/kyodai-sotsugyoushiki/

いろいろなのがいたようですね。

この頭、なかなかええなあ。。
マラソンのコスプレも結構たのしそうなので、いつかデビューしてみたい気もしつつ、、、でもやっぱがちで走りたいなあ、と。

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ジョー・プライスさんへの御願い

いま、日経の「私の履歴書」にでていますが、彼の死後、作品の多くが米国の某美術館に寄付されるとのことですが、御願いですので、日本の美術館に寄付してください。。。

私見卓見学術振興こそ日本を繁栄させる 総合研究大学院大学学長 岡田泰伸

有料会員向けのサイトなのですが。
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20170327&ng=DGKKZO14451620U7A320C1KE8000

岡田先生の御指摘の通りだと思います。
「2000年以降に17人の日本人がノーベル賞を受賞したことで、我が国の学術研究力の高さが誇れる状態にあると人々は誤解している。これらの成果はあくまで20~40年前に得られたものだ。

 日本の人口当たり論文数の世界順位は2000年以前の15~16位から13年には37位に転落した。台湾や韓国だけでなく、クロアチア、セルビア、リトアニアといった東欧諸国にも抜かれた。日本の研究力は00~03年をピークに低下し、現状は無残ともいえる状況にある。」

そして、これからにむけて、以下の様な提言をされてます。

「少子化・人口減少問題を解決する道は国民一人ひとりの質を高める以外にはない。国力の基本は文化と産業、文明であり、これを伸ばす源は学術研究力と高等教育力だ。これらの振興こそが財政健全化への王道である。花を咲かせ、農作物や果実を実らせるためには、長い期間、畑を耕し、土壌を肥やし、種をまき、水をやり、新芽を育てることが必須である。

 産業界・企業も将来の生き残りのために学術研究と高等教育の振興に身を切る努力をして大学と連携する必要があるだろう。すぐに製品化につながる果実ばかりを共同研究に求めるのではなく、畑作業にも加わり、その中から新芽を見つける役割を果たすことが求められる。」

その通りなのです。おそらく政府の少なくとも一部の人は気付いているはずで、それでも手が打てないのか。。。

海外の国々に、巨額の支援をしまくっていますが、その一部を教育に支援してくれれば随分変わると思います。教育には時間がかかるのでいますぐ行動に移さないと、まずいということもわかっているはず。

僕はとりあえず医局員にはしっかりチャンスを与え続けようと思っています。あと、皮膚科学会は現在極めて健全な組織なのですが、これを継続する必要があります。

ドバイに来て感じるのは、ここにオイルがでなければ全く違う世界だったであろうということで、そういう意味でやはり資金をきちんと然るべきところに投入することは重要で、それをやらずに根性で我慢比べをしてください、みたいなのは、やはりはたんがくるということです。

2017年3月26日 (日)

薬学会

7000名の参加とのことで、大きな学会でした。
東北大の川内キャンパスに初めて行くことになりました。

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シンポジウムのあとは、発表者のメンバーで打ち上げ。
うちらのシンポジウムは免疫と創薬に関するものでしたが、会場がメインの国際会企業から離れているにもかかわらず多くの方が参加して下さりほっとしました。

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黒田さんが「ジャンレモン」が気になるとのこと。
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予想以上のでかさでした。レモン味が利いていてかなりおいしかったです。

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脂ののったイワシです。東北の魚はうまい。
いい年こいたおっさん達もテンションが上がりました。

さて、こちらはこれからドバイです。
到着早々に二つの講演とmediaからのインタビューがあるのでしっかり機内で寝ます。。。

そうそう、薬学会でsubramaniam sriram先生のcryo電顕の講演を聞きました。
これは凄いツールです。衝撃。
以前から児玉龍彦先生にこの凄さを聞いてはいました(児玉先生も知の巨人です)が、ほんまにびっくりしました。
科学の発展はテクノロジーの進化に負うところが大きいわ。。。

そして僕らはそれをどう使い倒せるか。。。そして僕らの中にどれだけ肝の据わったquestionがあるのか。。。

関西膠原病フォーラム

昨日は朝5時から大学で仕事してました。
後輩の論文をチェックしたり、報告書を書いたりして、その後、少し仕事が早く片付いたので久しぶりにジョギングへ鴨川へ。
大会や移動の時にジョグする以外に純粋にジョギングを楽しめたのは二ヶ月ぶりかな。ジョギングは本当に気持ちいいと再確認しました。
そのあとは、関西膠原病フォーラムへ。
筑波大の藤本先生が特別講演でした。皮膚筋炎の臨床の話でしたが、いつもながらとても勉強になりました。抗体の分類は毎回覚えては3日後には忘れるというサイクルを一体何回繰り返しているのかと自身にがっかりします。
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後輩と藤本先生の写真です。

今日は日本薬学会のシンポジウムでの講演のために仙台へ。
その後、ドバイに向かいます。

ちなみにジョギング中は、

大森靖子のドグマ・マグマのリピートしてました。

15回くらい聞いたかな。

https://www.youtube.com/watch?v=IOqYBwBmX-0

2017年3月25日 (土)

これでいいのか、日本の医学研究者 実験医学

https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/book/9784758101622/index.html

今月号の中村祐輔さんとの対談は的を射ていました。
こういうworld wideに活躍されている人の意見に役人さんやAMEDはもっと耳を傾けて欲しいところです。
ただ、実はおそらく耳は傾けているけど、どうしようもない、というのが実際かも知れません。

ここ最近、ずーっと同じようなことが方々から指摘されているわけですから、彼らが知らないはずはないので。

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2000円くらいの本ですから、買って読んでみて下さい。

AIと皮膚科

昨日、卒業生と話をしてましたら、「AIが進むと皮膚科医はいらなくなるから皮膚科に行くのはやめる方がいい」と誰かに言われたらしく、皮膚科への進路を考えていた卒業生が悩んでました。

僕は何年も前から「AIが医療に入ってくるのは必然であり、これまで医師が行ってきた多くの作業にAIを介在することになる」とこのブログでも書いてきました。
これって当たり前のことで、心電図なんかずっと前から「右脚ブロック」とか自動的に診断されてきますよね。

そもそも医者が疾患を診断すると言うステップにおいて、情報って結構知れてます。
問診、採血、聴診などがまずは一般的で、そこからさらに、エコーだったり、CTだったりします。

こういう情報から診断を抽出することくらい、かなりあっという間ではないでしょうか。むしろ内科全般を含めた診断学というもの全体がAIの力に頼る時代は来ると思います。
X線やエコーやCTの解像度に比べると皮膚疾患の診断は、かなり細かいところまで見ます。経過という時間軸やこれまでの治療歴など多くの情報がさらに加味されるのでそう簡単ではないですが、AIへのアクセスとしては皮膚疾患というのはかなりいいです。

ぼくとしてはむしろAIを医療に取り入れるモデルとして皮膚科が大きな役割を果たすべきとすら感じます。ただでさえ皮膚科医は地方で不足していますから、テレメディシンの可能性も興味あります。

ただ、僕はそれよりも、もっと新しい非侵襲的な生体イメージングとか、病態解明に基づく創薬とかに興味があるので、AIやテレメディシンへどれだけ貢献できるかはわからないですが。

ということで、僕は逆に、こういう新しい技術が皮膚科からどんどん適応できるので、そこがむしろ面白いと思うのです。

「AIの医療への参入をちびるような医者にならないようにするためにはどうすればいいのか」とかそんなことを聞かれることがあったら、「そんな小さな事を気にせずに、おもろいと思うことを徹底的にやりなさい」という風に答えたい(はぐらかしたい)です。

世界長者番付2017、ビリオネア数は史上最多に

http://forbesjapan.com/articles/detail/15644

たまにこういう記事をみるのも面白いです。
ビリオネアって、一体いくらなんだろうって、指を折って計算してしまいました。大学にいるとこういう世界とは余りにかけ離れてしまっています。

ビリオネアの中国人が増えるのがいつまでつづくのか、というのは何年も前から話題になってましたが、ここまでくるとはあまりよそうできなかったのでは。なんやかんやでずっと安定して成長をつづけてますし、研究面も同じ印象。
日本の約10倍の人口なので、ビリオネアだけで考えるとほぼ同じということで、国民一人あたりの平均所得はかなり違いますから、資本主義の日本より、中国の方が格差がはるかに大きいことは歴然ですね。

前にも書きましたが、中国の大学病院では、教授に診察してもらうには患者さんはプラス5000円支払い、そしてその多くが教授の給料になります。
アメリカの大学でも、外来を増やせば給料が増えます。研究費を多く獲得すれば、そこから自分の給料をある程度設定することも可能です。
日本は一生懸命働いて結果を出そうが給料は増えず、それでもがまんしてください、というのが大学人でしたが、この「頑張り損」的な感覚ってこれからの世代には理解されないでしょう。

せっかく大学も独立行政法人化したのだから、もっと独自の色をだしていかないと、浦島太郎です。

2017年3月24日 (金)

臨床薬学懇話会

医学部と薬学部の距離を近づけるための嬉しい試みが京大では続いています。
こういう企画って医学部の教授会から生まれるのではなく、有志ではじまるところが京大っぽいけど、こういうことを京大全体がもっと考えるとええんとちゃうかな、と思います。

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この企画は成功していると思います。

医局員の送別会

5名の医局員が関連病院の部長や医員として来月から異動になります。
送別会を先日行いました。

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みんな違う環境にいっても、頑張ってくれることと思います。
大学は医局の中における実家みたいなところやから、いつでも立ち寄って下さいねー。

北大 長山雅晴先生のセミナー

数理のセミナーをしていただきました。
めちゃおもろかった。

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生命現象を数式でとくことによって、それによってまたあらたな生命現象の理解に繋がる時代が確実に近づいています。

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札幌から遠路お越し頂きまして本当にありがとうございました。

現役工学系教授からみた日本の大学の惨状

この記事、かなり的を得ていると思います。

http://anond.hatelabo.jp/20170323162129

祝日や休日の間にも世界のサイエンスは進んでいるのだと思うと、のんびりできずにじりじり焦っていたあの頃は僕も若かったなあ、、、と。

ということで、僕もだんだん毒されてきています。まずいな。

2017年3月23日 (木)

英科学雑誌 日本の科学研究の失速を指摘

我々がいつも口を酸っぱく言っていることですが、NHKでも取り上げられています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170323/k10010921091000.html

僕にできる事は、まずは自分の教室からできるだけたくさん研究や留学の機会を持たせることとか、そういう地道なところから始まり、あとは、皮膚科・免疫・アレルギーなどの自分が関わる学術領域において世界できちんと存在感を示す、というような感じのところとか、そういうのを意識はしています。
ただ、免疫などで世界で存在感を示すというのは「かんなり」難しいです。

評価される研究者の皆様へ

河野太郎氏の公式サイトから。
以下の件、心より期待したいです。

https://www.taro.org/2017/03/%e8%a9%95%e4%be%a1%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8b%e7%a0%94%e7%a9%b6%e8%80%85%e3%81%ae%e7%9a%86%e6%a7%98%e3%81%b8.php

大学の評価、病院の評価など、それで本当にプラスに作用するのであればええのですが、形骸化したものが世の中多すぎますよね。
疲弊するのも無理はないです。

2017年3月21日 (火)

のんびり月曜日

この週末は海外出張もなく、久しぶりにゆっくりできました。
天気もよくて、ただ、花粉症は増悪しましたが。

のんびりとたまったよみたかった論文を読んだり、関係ない小説を読んだり、後輩の論文を直したり、今後の学会発表の準備をしたり、と仕事もはかどり精神的に楽になりました。

週末は、後輩も結構頑張って仕事をしていて、すぐに結果には繋がらなくても、そういう姿勢はいつか必ず実を結ぶと思います。その思いを強く持つことが大切と思っています。

今日は外来ですので朝5時から仕事してます。そうしないと仕事が溜まる一方なので。。。

David Rockefellerさんが亡くなられたんですね。

http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040011_Q7A320C1000000/?dg=1

以前、Rockefeller大にセミナーで招いていただいたときに紹介していただきました。

具体的な金額はわすれましたが、私財の一部を毎年大学に寄付しているとかで、その額がとんでもなかったです(たしかある年にハーバードに100億とか寄附していたと思います)。

日本ではまだなかなかそういう資産家にお目にかかれないですね。

京大だと、稲森さんや山内さん(任天堂)が多大な寄付をしてくださりました。

2017年3月19日 (日)

日本循環器学会で金沢へ

週末は時間が結構とれたので、特に昨日は大学で仕事がはかどりました。
夕方6時頃から日本循環器学会での講演のため金沢へ。
遅めのスタートで、千取寿司にて夕食をとりました。
阪大の循環器内科の先生方とご一緒させていただき、さらにごちそうになってしまいました。
めちゃおいしかったです(藤尾先生ありがとうございました)。

そのあと、二次会にも参加させてもらいました。ロンドン大の大津先生をはじめ、個性派揃いで、あっという間に夜中の2時になってました。
次の日は少し二日酔いでしたが、無事に講演し、その後はまた大学に戻って仕事しています。

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大津先生によりますと、研究者はスケベィな人が向いているそうです。
ある意味納得しました。

循環器学会は1万6千人ほどの参加者があるとのこと。
よくぞ金沢で開催したなあ、と感心します。どこもかしこも学会参加章のタグを付けた人がうろうろしていて、金沢の町全体がジャックされている感じでした。

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金沢駅にまで垂れ幕がありました。

2017年3月18日 (土)

太陽紫外線防御研究委員会で大阪へ

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ちょっくら大阪まで講演に行ってきました。
紫外線の研究もしばらく続けていましたが、今はちょっと離れてしまっています。
マウスでみている現象がどこまで人の現象とつながるのか、どうにもうまく自分の中で繋がらない点が多くて、うまく消化できていないことに起因します。

またいつか自分の中で機が熟するのを待っています。
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いい陽気です。
大阪の高層ビルの合間の光を浴びて、元気に生きている事が伝わります。

やがて哀しき外国語 村上春樹著 マラソンについて

マラソン、あるいはマラソンランナーの本質を突いた文章だなあ、と感じます。
小説も面白いけど、彼のこういう文章もすごく好きです。
最近は村上春樹ネタばかりですね。

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Oliver Dreesen先生のセミナー

皮膚のAgingに関してセミナーをしてもらいました。
僕は、基本的には免疫・アレルギーを主軸にしていますが、だからといってそれにこだわり続けるつもりは毛頭なく、そのときに一番面白いと思えることをやればいいと思っています。
あとは、教室の若いメンバーの興味の対象とどうすりあわせられるか、ということくらいに気をつけているくらいです。

Agingも数年前から興味は持っていて、少しずつ始めていますが、何かもう一つ大きな突破口が見つからないか模索しているところです。

Oliverの話にはいくつかヒントになりそうなところがありました。
こういういい友人を持ててていることはありがたい事です。

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京大は徒歩圏内にいいお店が幾つかあります。
お庭がとてもきれいです。

55年間機密扱いだった核実験の様子を収めた750本のフィルムが機密解除されて一部がYouTubeで公開される

見れば感じるはずですので、僕がとやかくコメントする必要はないでしょう。。。

http://gigazine.net/news/20170316-declassified-nuclear-test-film/

2017年3月17日 (金)

不正乗車はむしろ「放置」したほうが公共交通は便利になる、という例

http://wired.jp/2017/03/15/ignoring-fare-evaders/

民意が高ければ、という前提ですが。
北欧などであれば、十分それで回るという気がします。

日本はどうかな、、、。最近スーパーのレジで同様のシステムを見かけますが、実際のところその効果がどうなのか気になります。

「運賃を払っていない乗客を排除しようとする努力をやめ」というところが僕は気に入っています。悪いことを使用という人は一定割合いて、その人を排除するためにシステムをがんじがらめにすることによって、一般の人が不便を被るような社会は生きにくいといわざるを得ないです。

大学もいろいろなルールがありますが、これはどんどん増えていると思います。「悪いことをしようとしてもできないようにする」のが目的なのでしょうが、本気で悪いことをしようとしている人はどんなことをしても抜け道を探してくぐり抜けるでしょうに。。。

2017年3月16日 (木)

プロの研究者になるために必要な素養とは?進路に迷っている人が「自分が研究に向いているか向いていないか」を判断するためのチェックリスト14項目

なるほど、と思います。
僕も同じ事を考えています。

http://scienceandtechnology.jp/archives/9571

是非お立ち寄りください。

僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう 永田和宏著

永田先生と、山中先生・羽生棋士・是枝監督・山極総長との対談をまとめたものです。
みなさま魅力的な人達ばかりですので、楽しく読めます。

何より凄いと感じたのは、永田先生が4人の方の魅力をうまく引き出されていて、研究者であり歌人という感性の鋭さです。

山中先生との対談で「純粋に喜べるのは若者の特権」という件がありますが、本当にそうですね。特に自分で実験をするのを止めてからそういうのが失われてしまい、自分はそれをランニングで補填している気がします。

あと、研究者である我々にもっとも良き示唆を与えてくれたのは羽生棋士でした。
「挑戦するときに気をつけないと行けないのは、ミスをしないことでなく、ミスをした後にミスを重ねて傷を深くしないこと」とあります。ゴルフでも同じですね。研究の場合は、メカニズムの詰めをしているときに本質とは違う方向にすすんで行ってしまっていることがあります。一歩後退する勇気も必要ですがそれがなかなかできないです。
あるいは、テーマそのものがあまり良くない事もあり得ませんが、一旦始めてしまうとそれをどう片を付けるかきめられずずるずる行く場合も多いです。
また、挑戦を続けていくために必要なのは、「様々な種類の物差しをもつこと」とあります。
僕も全く同感で、様々な種類には、時間的な要素も含まれます。数年かけて目標を達成させることが社会では求められますが、それに耐えられない人をよく見かけます。僕はアトピー性皮膚炎の研究なんて20年くらいやってますが、それでもまだ課題が残ってますから。
ほか、「クリエイティブになるには先入観を頭の中から完全に取り除くことが大切」とあります。若い人は中途半端な先入観に支配されて挑戦もできず、クリエイティブにもなれず、、ということが多いです。僕はこの点は、結構自信を持っていて、なにしろ「記憶力が悪い」という特技があります。

いずれにせよ、羽生棋士と永田先生の対談は素晴らしいので是非読まれるといいと思います。

2017年3月15日 (水)

小林隆先生の御来京

京大の皮膚科の同門の小林隆先生が大学をご訪問してくださりました。
また、いろいろな教科書をご寄付していただきまして、大変感謝いたしております。

もうすぐ90歳とはとても思えませんでした。

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(ちなみに小林先生が皮膚科に入局されたころは、泌尿器科と一緒だったそうで、腎臓摘出とか膀胱鏡とかまでroutineにやられていたそうです)

AAAAI 5km runwalk

チャリティーイベントに参加しました。

http://results.active.com/events/aaaai-foundation-5th-annual-5k-run-walk

5kmですが結構up and downがきつくてタイムはイマイチ。。。。
3位だったので表彰されました。

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1位と2位の人は別格に速かったです。

2017年3月14日 (火)

村上春樹 南京大虐殺について (騎士団長殺し)

まず、

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20170309/dms1703091130007-n1.htm

等をサイトをみると

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 論議を呼んでいるのは第2部、謎に包まれた登場人物「免色(めんしき)」のセリフ。ある人物の過去を語る中で、〈南京虐殺〉に触れ、主人公の肖像画家に対し、日本軍が降伏した兵隊や市民の大方を殺害したなどと説明。〈おびただしい数の市民が戦闘の巻き添えになって殺されたことは、打ち消しがたい事実です。中国人死者の数を四十万人というものもいれば、十万人というものもいます〉と語っている。

 南京事件の犠牲者数について、中国側は「30万人」と主張。日本では近年の研究でこれが誇大だとの見方が定着しており、「事件」というほどの出来事はなかったとの意見もある。

 こうした歴史研究の現状もあり、発売日の2月24日には作家の百田尚樹さんがツイッターで、〈これでまた彼の本は中国でベストセラーになるね。中国は日本の誇る大作家も「南京大虐殺」を認めているということを世界に広めるためにも、村上氏にノーベル賞を取らせようと応援するかも〉と皮肉った。ネット上の掲示板では、「中国が主張する30万人より多い」といった非難の書き込みと、「小説と歴史検証本を一緒にしたら駄目」などと静観する声が交錯している。
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とあります。あくまで「騎士団長殺し」はフィクションですから、あまりこの件でごちゃごちゃ言うのは筋違いかと思いました。

一方、「辺境、近境」という紀行文の中で、村上春樹氏は、ハイラルにおける日本軍の虐殺について、以下のように述べています。
僕もそう思います。

ただ、中国政府の反日政策にも辟易してきましたが。

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彼 の 言う こと が どこ まで 正確 な 歴史的 真実 ─ ─ 本当に 一 万人 も 殺さ れ た のか という よう な こと ─ ─ なのか、 もちろん 僕 には ここ で きちんと 証明 を する 術 も ない の だ けれど、 少なくとも ハイラル に 住む 中国 の 人々 は それ が 歴史的 真実 だ と 今 でも はっきり 信じ て いる よう だ し( だいたい 同じ 内容 の 話 を 現地 で 複数 の 人 たち から 聞い た)、 結局 の ところ それ が いちばん 重要 な こと では ない の だろ う かと 僕 は 思う。 戦争 中 に 日本 の 軍隊 が 中国 の 他 の 地域 で やっ た あまり にも 数 多く の パラノイア 的 な 行為 から 類推 し て、 そういう こと は たしかに( あるいは かなり 高い 確率 で) ここ でも あっ た の だろ う し、 その とき に 死に い たら しめら れ た 中国人 の 数 が たとえ 一 万人 で ある に しろ、 五 千人 で ある に しろ、 二 千人 で ある に しろ、 その 数字 の 変化 によって 今 ここ に ある 事態 の 本質 が 大きく 変わる もの では ない。

村上 春樹. 辺境・近境(新潮文庫) (Kindle の位置No.1873-1880). 新潮社. Kindle 版.



ラジオ日経へ

わずか40分ほどの会議のためではありますが、東京へ。

帰りは元BOSSのM先生と、天丼屋へ。
食事の前に、神妙な面持ちで「今ダイエット中なので、ビールは飲まない」とのこと。
あっさり「僕はビールを飲みますが、、、」と御返事したところ。
以下のような状況に。

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ダイエットは似合わないですし、やはり、ビールは天丼に必須です。
しかしながら、天丼だけでなく、ざるそばと、さらに天ぷらが注文されているあたり、さすがです。

(ごちそうになりました。ありがとうございました。)


2017年3月13日 (月)

3日連続の時間の流れとの齟齬

金曜日は東京で講演でしたので、例のごとく、大学から京都駅に向かってジョギングしました。途中で暑くなってきたので(もう春を感じます)、ランニング用の手袋を外してズボンのポケットにいれ、そしてようやく駅に着きました。すると、片方の手袋がなくなっている(落とした)ことに気づきました。数年使ってきたものなので、ずいぶん愛着があります。せいぜい最後の1kmのところで落とした訳なので走って探しに戻ろうかと思ったのですが、そうすると新幹線にも遅れ、どうにもぎりぎり講演に間に合いそうもない。仕方なく諦めました。

次の日は、京都に戻って皮膚科学会の京滋地方会です。その前にどうしても仕上げたい仕事があったので早めに起きて、新宿から品川経由で京都に向かいました。新幹線に乗った後、仕事をしようと思ったら、大切なパソコンをホテルに忘れてきたことに気づきました。品川から名古屋まで途中で止まりませんので、名古屋からもう一度ホテルに戻ると、今度は京滋地方会に間に合いません。仕方なく諦めました。そのあとも、コンピューターをどうするのか、それに、夕方は京大の泌尿器科でのセミナーがあったので、それにどう対応するべきか一悶着ありました。

3日目は、和歌山県立医大の皮膚科教授の古川福実(僕のパソコンはふくみといれると福美とでるのでよく誤記してしまいます。古川先生ご容赦くださいませ)先生の退官記念の大阪地方会でした。和歌山へ朝向かいました。プログラムをみると、和歌山県立医大の講堂で開催されるとあったので、紀伊三井寺駅まで行って、そのあと春の陽気の中、てくてくと学会場(と思われるところ)に向かいました。しかしそこは廃墟のようなたたずまいで、誰もいません。よくプログラムを見れば二日目は和歌山駅に隣接したグランビアホテルでの開催でした。googlemapで和歌山県立医大からグランビアホテルまでの距離を調べると5km少々。本来なら楽勝で走れるのですが、走ると古川先生のご講演に間に合いません。さらに、JRは30分に一本しかなく、これを利用しても間に合わないことが判明し、タクシー(これを見つけるのにも結構苦労しました。結局紀伊三井寺駅前戻りました)に乗って学会場へ。

古川先生のご講演には間に合い、これで少しは流れも変わるでしょうか。。。

明日どんなことが起こるのかと考えるとちょっと怖いです。

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昨日、もう片割れをさがしましたが、見つからず。。。

2017年3月 8日 (水)

海外出張

無事に伊丹空港に着きました。
アトランタのホテルをでて約24時間です。
いつも海外出張から帰ってきたときはぐったりしていて、できるだけ海外出張はへらしたい、と心底思うのですが、苦しみをすぐ忘れてしまう質なので、何度も同じ思いを繰り返しています。

いつも悩ましいのは、どういう経路で出張するかです。
今回は、アトランターサンフランシスコー成田ー伊丹と乗り継ぎました。
一つの大きな失敗は、アトランターサンフランシスコ間が5時間近くかかって、長すぎたことです。二度のlong flightは精神的に疲弊しました。

あとは、サンフランシスコから関空への直行便を使うべきだったかも知れないということです。ただ、この場合はunited airlineになります。それだったら、一度東京を経由してもANAを利用したい、という思いが今回はまさったのですが、かなりサービスなどが悪くても米系の航空会社を使って直行便の方が楽だったかも知れません。

しかしながら、関空から京都までもJRはるかで90分もかかるんですよね。。。
一方で、伊丹から京都へのアクセスももの凄く悪いし、そういう意味では京都は不便です。

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Nat Medからですが、

links.ealert.nature.com/ctt?kn=7&ms=NTM1NzQwMDAS1&r=MTc2NTQ3NjczNgS2&b=0&j=MTEyMTI0NDQxNQS2&mt=1&rt=0

ニコチンにより統合失調症が軽減されるという話。
たばこの効用とも言えますね。

このニュースは、愛煙家の家内には教えないでおこうと思います。

日本政府観光局 MICE アンバサダー

こういう仕事も、訳あって始めております。
とりあえず楽しくやっていこうと思います。
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2017年3月 6日 (月)

Debate能力

自分の中で、今、もっと鍛えないといけないと思うのは、debate能力です。
presentation能力は、努力に比例して比較的短期間で伸びると思いますが、質疑応答や、そもそもlobbyでのdiscussionや、論文の査読を受けているときのreviewerとのやり取りなどでdebate能力は非常に重要と思います。
そして、自分を含めて日本人は一般的にへたですし、押しが弱い。随分と損することが多いです。一部の海外の人は、日本人のそういう奥ゆかしさというかdebateが下手なところを理解してくれてむしろそういうところを高く評価してくれることもないわけではないですが、やはりこの武器は鍛えておくに越したことはないです。

学生時代を思い返すと、ESSクラブの中でdebate部門というのがありました。こういう活動を、僕は法廷劇のように感じ、近づかなかったのですが、そういうところに身を置くことも重要だったかな、と思います。
いまさら後悔しても遅いので、少しずつ、身につけようと思っていますが、なかなか難しい。ともあれ、海外では、できるだけ自身の意見は正確に伝えようと心がけています。

先日村上春樹氏の「やがて哀しき外国語」を読んでいたら、以下の様な文章に出会いました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

外国人 に 外国語 で 自分 の 気持ち を 正確 に 伝える コツ という のは こういう こと で ある。  
( 1) 自分 が 何 を 言い たい のか という こと を まず 自分 が はっきり と 把握 する こと。 そして その ポイント を、 なるべく 早い 機会まず 短い 言葉 で 明確 に する こと。  
( 2) 自分 が きちんと 理解 し て いる シンプル な 言葉 で 語る こと。 難しい 言葉、 カッコ いい 言葉、  思わせぶり な 言葉 は 不必要 で ある。  
( 3) 大事 な 部分 は できるだけ パラフレーズ する( 言い換える) こと。 ゆっくり と 喋る こと。 できれ ば 簡単 な 比喩 を 入れる。

AAAAIへ

OrlandoからAtlantaへ移動しました。
AAAAIに参加することが目的です。
AAAAIは米国のアレルギー学会のことで、その年次大会への参加しています。
JACIのeditorをしていますので、会議が結構あります。
今朝は6時半からJACIのinternational advisory board meeting、お昼にassociate editor meeting、夕方にreviewer's forum and receptionがあります。

その合間には、lectureを聞いたり、ポスターを眺めながらいろいろなことを空想しています。

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昨日はAAAAIに参加している日本人の夕食会がありました。
国際学会にいくと、他大学の人との交流が取れることも一つの魅力です。以前は海外の学会に参加していながら日本人でつるむことをよしと思っていませんでしたが、今はむしろ逆の考えです。
ということで、人のいうことなんて当てにならないと言うことです。もっとつっこんで言うなら、このブログで書かれていることなんて、もっと当てにならない、ということでしょう。
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トルコ料理のレストランでしたが、味は非常によかったです。
成育医療センターで研究している織茂先生がベリーダンサーと一緒におどってました。この写真はピンぼけというわけではなく、ベリーダンサーの腰の動きが速すぎてピンぼけっぽくなっているだけなのです。

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時間が前後してますが、Orlandoの学会場近くのpubで。
一仕事終わった後にはビールが一番。

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AAD学会の企業展示ブースにて。
米国の皮膚科学会のブースはアレルギー学会の3-4倍の規模でした。特にcosmeticsとbiologics関連企業の勢いは凄いです。

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AADでは、京大の先輩で現在コロラド大で皮膚科教授をされている藤田先生と、シアトル在住時にお世話になったFreckman教授と偶然お会いしました!

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Orlandoの空港にて。騎士団長殺しの第二部も半ばを過ぎ、別れがつらくなってきています。
ただ、この本を読んでて改めて思いましたが、彼のジャンルって、独自の世界はあるけれど、やっぱ大衆文学だから、ノーベル賞ってどうなんだろう、って。特にこういうジャンルの作品を毛嫌いしそうな女性(男性ももちろんいるはず)はいそうで、とくにそういう人が選考委員にいたら、きびしいんだろうな、と。




騎士団長殺し 村上春樹著

米国出張の機内や空き時間をフル回転させて読み終えました。
第二部の半ばを過ぎたあたりから、読み終えるのが惜しくて仕方なくなり、ゆっくりゆっくり読み進めていきました。

村上春樹のねちっとしたところを時に鬱陶しくも感じつつ、それでもやはり彼の世界観は好きだな、、と。
今回も完全に引き込まれてしまい、そこから抜け出したくなくなりました。読書が終わると、なんだか大切な友人を失った様な気分になるのはなぜだろう。。。

第三部を期待しながら読み終えましたが、今回はさすがになさそう。僕の中では、十分に納得し終えました。

AADにて

Orlandoでは、いくつも小さなclosedのmeetingに参加しました。
この10年で尋常性乾癬に対するBiologicsが使われるようになりました。
これは発症機序におけるリウマチとの疾患との共通性があったことも、開発の推進に繋がったと思います。

これからしばらくはアトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギーに注目が集まりそうです。喘息や食物アレルギーなどのアレルギー全般が発症機序を共通しているので、この領域は一気に新たな薬剤の開発が進むと思います。

国内の製薬企業もがんばっていますが、欧米の製薬企業の開発能力、とくに臨床試験を実施する上でに資金力は際立っています。
それ故、これまでは、臨床開発は欧米を中心に進みました。

今、僕が強く意識していることは、phase IやIIなどの初期の臨床試験から日本も積極的に関わっていくべきだ、ということです。できれば日本から出たシーズが臨床試験に入ることがベストですが、そうでなくても、薬剤開発において日本の存在感をきちんと示すことは、いろいろな意味で大切と考えています。

そのためには、internationalなレベルで信頼を獲得することが大切で、これは簡単ではないのですが、そのためにeffortを注ぐようにしています。

具体的には、global担当の製薬会社の人とのcommunicationを増やし、こちらの意見をしっかり述べること(これまでの多くの日本人はあまり意見をいわないので、せっかくinterviewしても、いいdiscusionができないということが多かったようです)を心がけています。
また、自分の持っている知識を出し惜しみせずに、openなつきあいをするようにもしています。
さらに、仕事以外の話も楽しくするようにしています。

少なくとも、アトピー性皮膚炎の領域においては、日本が無視されることなく、というよりも、欧米と対等な関係が築けるようにしたいと思っています。

ということで、わずか2泊のOrlando滞在でしたが、いろいろな方とmeetingをしてきました。これは日本のpresenceを示すためだけでなく、アトピー性皮膚疾患の治療の選択肢が増える事で、患者さんに還元できることにも繋がるはずです(ただ、薬価が高い新薬が多いので、これはこれで問題なのですが)。

2017年3月 3日 (金)

American Academy of Dermatology meeting in Orlando

AADの会議に出席のためアメリカのオーランドに来ています。
昼の2時頃到着しましたが、今日だけでも3つ会議があります。
そのあと、日本での会議にテレカンで参加するので(こちらで夜中の1時から)、寝不足ではありますが、きちんと頑張ろうと思います。

ちなみにこのAADは初めての参加なのですが、毎年1万人以上の参加があるようで、規模が随分大きいです。ただ、米国の皮膚科は、研修プログラムに入るのはとても難しいのですが、アカデミアで残って楽しむ人は皆無に等しく、専門医を取って間もなく開業したりしてしまう人が多いです。給料も破格。それ故過、ワシントン大やUCSFで一緒だった超優秀だった同僚もほとんどが開業してしまいました。
それに伴ってか、学会参加費が15万位しました。これもまた破格。。。

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アトピー性皮膚炎のかゆみ治療

アトピー性皮膚炎に限らないのですが、皮膚科の外来患者さんの多くがかゆみを主訴に来院されます。炎症に対するステロイド外用はもちろん治療の柱なのですが、かゆみを標的にした治療の選択肢はもっとあってもよいはずで、そのような中、アトピー性皮膚炎のかゆみにはIL-31の関与は無視できないと考えています。

IL-31の受容体に対する中和抗体は、まだphase IIが終了したところではありますが、有効性が確認されました。その結果がNew England Journal of Medicineに掲載され、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28249150
これからのphase IIIや薬事承認に向けて、これからも何らかの形で貢献したいと思っています。

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2017年3月 1日 (水)

ジョー・プライスさんの私の履歴書

今でも日経を購読していますが、大きな理由の一つが私の履歴書。
ただ、数ヶ月に一度くらいしか読みたいと思う人物が出てこないので、それは残念ですが。

今月はジョー・プライスさん。
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20170301&ng=DGKKZO13474550Y7A220C1BC8000
めちゃくちゃ興味があります。

2017年2月28日 (火)

臨床免疫学会 midwinter seminarの写真

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是非多くの人がこの会に興味を持ってもらえればと思います。

2017年2月27日 (月)

岡田節人先生の記事

直接は面識がなかったのですが、うわさはよく耳にしていました。
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そうですよね。余裕って、人生重要ですよね。
しかも、一生懸命に考え抜いた後の、余裕というかゆとり。

ゆとりだけ合ってもダメだと思います。

そしてゆとりとか余裕って、与えられるものではなく、自分で作り出すものかも知れません。
忙しいと嘆いているだけの人には余裕はやってこず、同じ忙しい人でも、自分でうまく余裕を作り出せる人もいます。
後者になれるかどうかは、自分次第でしょう。

騎士団長殺し

漸く手元に。。。
週末の海外出張の時の楽しみに取っておきます。
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2017年2月25日 (土)

臨床免疫学会 ミッドウィンターセミナー MWS XI

数日前は、沖縄に行ってました。
臨床免疫学会が企画しているMidwinter seminar (MWS) XIに参加していたのです。避寒でエンジョイするためではありません。
http://jsci-mws.sakura.ne.jp/index.html
しかも沖縄での滞在時間は36時間足らず。

さて、このセミナーの趣旨を一部転記します。

「専門医制度が注目され診療領域別の学会に参加するphysician-scientistsも多いと思います。一方で、臨床免疫学は診療領域を超越した学問であり、しかも、臨床応用を志向する点で基礎免疫学とも大きく違います。次々と新たな免疫療法が開発される中、この横断的学問に対する益々の重要性から2007年にMidwinter Seminar(MWS)が、生まれました。

MWSの特徴は、多領域の臨床免疫学若手精鋭研究者の育成を目的としていることです。日常を離れた沖縄の地に、各領域第一線で研究を展開するチューターの綿密な事前指導(詳細は下記参照)を受けた全国の若い研究者(Young investigators:YI)が集い、研究発表と活発な議論が行われます。

参加者は、通常の学会では得られない貴重な体験を得て、自信とやる気も得ることができるはずです。そればかりではなく、食事やフリータイムで、参加者同士の固い友情の絆を築く機会もあります。

2016年のMWSXでは、MWS卒業生の一部がRC(Return Commentator)として出席し、YIにロールモデルを示してくれました。2017年のMWSXIにおいても、理事クラス・チューター・RCがYIとともに会を盛り上げてゆきます。」

ということです。僕は今回senior commentatorとして呼んでいただきました(僕はまだseniorではないと心の中では思いながら)。

これまで免疫学会のサマースクールや、日本研究皮膚科学会のきさらぎ塾などの若手育成向けの合宿に参加してきましたが、この会は他の会とは一線を画しています。

なにしろチューター1人あたり若手が2人しか採用されません。そして本セミナーの前にプレゼンテーションやスライド作りを徹底的に指導されてから会議に臨みます。チューターの尽力に本当に頭が下がりました。。。

僕もその熱気にこたえるべく頑張ってプレゼンし、そしてその後の飲み会にも参加しましたが、どうだったかな。。。少しは彼らの役に立てたとすれば嬉しいです。

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チューターやシニアコメンテーターとの一次会。

その後、お風呂に入って、二次会は近くの民謡ライブハウスへ。

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オジイがむかえにきてくれました。

 

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オジイの演奏がよかった。


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もちろん、みんなで躍ります。


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臨床免疫学会でまたみんなと再会できるのがたのしみ。

おまけ

国立新美術館は乃木坂にあって、この地下鉄の駅のホームでは、電車の発車のときに乃木坂48の曲がかかりました。
こういうセンス、好きです。
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どうしても東京には勝てない ISID

international societies for investigative dermatology (ISID)という組織があって、その合同の国際会議が5年に一度開催されます。アメリカ、ヨーロッパ、アジアの順番で開催されることから、2023年はアジアの番になります。
2023年ISIDの開催国は、ISIDの理事会による投票により、日本と韓国の間で争われます。日本は東京、韓国はソウルでの開催を提案しています。
僕もそこに深く関わっているため、東京観光財団に足を運び、どういうstrategyで投票にのぞむべきか、そして、どういうことを東京都がサポートしてくれるのか、といったことを相談してきました。

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週末にもかかわらず、相談にのってくれて、ありがとうございます。随分今後の方針がクリアになりました。

さて、今回の東京出張は少しゆっくりしようと思っていて、その後、国立新美術館にいってきました。

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お目当てはここです。
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美術作品には最近興味を失ってしまい、いくらいい作品をみても心に響かなくなってしまっています。なぜなのか良くわからないです。ときどき感動することもないわけではないのですが。。。

ただ、草間彌生さんは、ちょっと別格です。
作品もさることながら、彼女の生き様にも凄く興味がつきません。

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不感症の僕も、今回は衝撃を受けました。期待以上。感動というよりも、なんだか彼女の狂気が僕を圧倒してしまって、なんだか力がへなへなと抜けて行く感覚を味わいました。

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写真をみても、まだ感動の余韻に浸れます。

またこようかな。。。
それにしても人が多くて、なにしろ、絵はがきとかを買うだけなのに40分も並びました。iphoneを使ってkindleで読書してたので、イライラはしなくてすみましたが、随分疲弊しました。

そして地下鉄は本当に苦手。普通なら走るのですが、今日は、先週の京都マラソンの疲労が残っているのと、あす、ボランティアでそれなりに運動しないといけないので地下鉄を利用するほかありませんでした。

地下鉄のエスカレーターに乗り込む間に人がごった返している姿をみると、そしてそこに実際並ぶと、表現しようのない感覚が僕に襲ってきます。
そして、凄くつかれて、「東京には絶対勝てない・・・」と思ってしまいます。同じ事を恐らく100回は感じてきたと思います。

ということで、ISIDの投票では、東京が負けるわけが無いと思います。
凄いところですから。。。

プレミアムフライデー

facebookで何人かの友人が「プレミアムフライデー」という言葉を使っていたのですが、最近テレビを見てなくて、なんのことか今朝までわからなかったです。
要は、最終週の金曜日は3時頃に帰ることを推奨しているわけですね。
今朝の日経を読んだら、「消費を増やすため」ということばかり書かれているのですが、これって日経だからそういう表現をするのかも知れないけど、消費を活性化するのが目的だとすると、がっかりです。
職場の仲間と、職場以外でのコミュニケーションを図るのにはとてもいいチャンスと思いましたが。。。

二つ気になりました。
一つ目は、働く時間を短くすること自体に反対はしませんが、それは、やるべきことをやってから、ということが大前提ではないでしょうか。日本人は非効率的にだらだら働く傾向があるので、短時間に集中して仕事を終わらせることができれば早く帰ったらいいと思いますが、そうでなくて、早く帰ること、あるいは働く時間を短くすることが目的であれば、それって単なる堕落じゃないのかな、と思ってしまいます。
もう一つは、月に一回そういう時間を設けるよりも、サマータイムとか導入してほしい。アメリカにいるときは、夏だと仕事を5時に終えた後でもゴルフでハーフラウンドすることが可能でした。日本の夏場は朝5時くらいからすでに明るいわけで、そういう時間に寝ているのはなんかもったいないです。

2017年2月22日 (水)

第4回 先進イメージング研究会

神戸で開催されました。
この会もすでに4回目。
イメージングの発展はすさまじく、ただ、それをいかに使い倒せるかが今後の重要課題です。
また、統計解析や蛍光プローブの作成などの他の学術領域の先生とのコラボも大切で、このコミュニティ全体が成長することが、トップサイエンスをするための必要不可欠なものであることを代表世話人の石井優先生も僕も重々感じているところです。
そして、感じるだけでなく、実際にそれを実行に移しています。

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2時にスタートして夜の12時までdiscussionを続けました。。。

若い人が中心の会なので、みんな体力がありあまっています。

象の消滅 英訳完全読解 

この本は、内容が面白いだけでなく、めちゃくちゃ英語の勉強になります。
村上春樹の本文のさることながら、飜訳も素晴らしい。そしてそれに対する解説もこれまた素晴らしい。ということで、楽しみながら英語が勉強ができる魅力的な本でした。

歯医者さん

一年ほど前に人間ドックにいったことを契機にはも少し手入れした方がいいかなと思い、軽い気持ちで行ってみたが最後、細かい虫歯がいろいろ見つかり、また、歯肉の交替があったりして、それを興味があったので手術療法で加療してもらったりしていました。そんなこんなで随分、この先生にはお世話になりました。

保険外の治療を受けたりしたので時に高くつきましたが、それでもそれだけの価値はあったと思えます。

これから僕は何歳まで生きるかわかりませんが長いおつきあいをする可能性が高いわけで、そういう意味でもメンテナンスをたまにする事は必要かと思います。

 

歯磨きの方法が雑だとか、いろいろと歯科技工士さんに指導を受けました。できるだけきちんとやりたいと思っています(がいつまで続くかは怪しい)。

 

まだ少し加療が必要なところが残っていますが、個人的には既に満足しています。昔に比べて歯医者さんも随分とハイテクになったなあ、と感じます。昔は良く神経を抜かれたりしてましたよね。。あれって良くなかったはずで、こういう今行われている医学が必ずしも正しいとは限らないと言うことは身をもって体験しているところです。

 

あと、歯医者さんでは素性を明かしていないのですが、診察中にずっとパソコンを膝において仕事しているし、処置中は爆睡しているので、相当変な患者と思われていたようです。昨日は疲れていたのでパソコンを診察台にもちこまなかったら、「今日は珍しく忙しくないんですね」と言われてしまいました。

 

また、歯医者さんまで大学から6-7kmくらいかなあ、、。走って行くか、あるいはチャリを飛ばすかでしたが、これもいい気分転換になってました。

2017年2月21日 (火)

京都マラソン

2年連続の出場です。
昨年よりはタイムを伸ばしたいと思いつつも、何かの間違いか、Gゲートスタート(最後列)となっていたためファンランでいいやと割り切ってしまってました。そのため、別府大分の後は、暴飲暴食がたたり、体重も増加していたのですが、前日のゼッケン受付の時に、サポートデスクで事情を説明したらSスタートへとゼッケンを変更してもらえました。
よかった。。。急にモチベーションがあがったのですが、スタートの前日なので、もう手遅れでした。

しかしながら、ぼくなりに果敢に攻める走りに徹して35kmまではサブスリーペースをキープ。そしてそこから軽い逆風と登り基調になって、一気にペースダウン。たしか去年も同じ事をしでかしましたが、足が残っていないので、頑張りようがなかったです。

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京都マラソンは最後の7kmがきついので、サブスリーを目指すなら35kmの時点で3分近くの貯金があるのが理想です。今年は1分しか貯金がなかったので、どうしようもないです。

京都マラソンの醍醐味は知人に会えることで、知り合いに色々なところで応援してもらえました。エネルギーを随分といただきました!!

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トレランの女王 丹羽薫さんに取ってもらいました。まだこのころはサブスリーペース。でもアゴが上がっている。

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木下さんに取ってもらいました。41.5km地点。完全にへろへろです。。。
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そのあとは、銭湯にいって、打ち上げ!
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丹羽邸にて。いろいろとごちそう準備してくれてどうもありがとう!!

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めちゃ広いリビング!

あと、山中先生がついにサブ3.5。
来年の別大は一緒に走れるかな、、、楽しみです。

2017年2月17日 (金)

下部内視鏡

先日、初めて検査を受けました。
我が家はがん家系ですし、また、以前、長距離を走った後で血便が出たことがありました。便の表面でなくしっくりと内部にまで血が粘液と共に混じていて、一瞬焦りました。
その時の僕の判断は、便が残ったまま長距離走ると便が直腸粘膜とこすれて出血することもありうる、というもので、多分正しいと思います。

ともあれ、下部内視鏡を受けました。某M教授に紹介していただいたのですが、素晴らしい腕で、あれよあれよという間に回盲部まで到達。
ほとんど何も苦しまず、そしてポリープなども一切見つからずに終了しました。

ということで、長距離のトレランのあとの血便は、僕の場合は問題なさそうです。
そして、健康管理はきちんとこれからも続けていきます。。。

東京へ

日本皮膚科学会の要件で東京出張です。
富士山を見るのを楽しみにしていますが、仕事に夢中になっていたら通り過ぎてしまってました。。。残念。

あと、府立医大がいろいろと大変なことになってしまっています。もちろん祇園での接待などの問題は論外ですが、そうでなく他人事ではない問題も含まれています。
病院にはその筋の人だって患者として当然来るわけです。そういう人達への対応も含めて、医療の行為において医者は守られていないということです。
障害者認定を含めて、医師の記載する診断書などが全ての責任を負うべき唯一の拠り所と見なされています。たとえば、医師の判断は、○○だけれども、司法は××と判断するので××とする、というようなシステムが存在してくれればええのですが。。。海外ってこういうケースはどうあつかってるんだろうか。。。

もっといろいろと書きたいことはあるのですが、この辺で止めておきます。
東京に着いちゃったし。

2017年2月16日 (木)

同僚との飲み会

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うちの医局のスタッフで飲み会(新年会とも言えず、でも、江川君の帰国祝いとしても遅すぎ。。。)。
かなりうまい中華料理でした。
また行こうかと思います。

リーダーは前任者を否定せよ プロ経営者の仕事術 藤森義明

まずは、僕はM名誉教授を否定するために読んだわけではなく、最近の社長で興味がある人のひとりだったので読みました(Lixilの社長)。
内容そのものは、ジャックウェルチと一緒に働いていたときのことなど、彼の自伝のような感じで、経営者の心構えについて説かれています。
自分よりすぐれた優秀な人材を持て、というあたりは納得ですね。僕を越える人がどんどん内部にいて欲しいです。たとえば、うちでも病理や外科を担当している人材は僕をはるかに超えているわけで、そういう人がいてくれるおかげで組織は成長するし、また、僕も学ぶことがあります。また、僕からの素朴な疑問が彼らを成長させる事もあるかな、とも思っています。

2017年2月15日 (水)

Vol.031 目先の小ガネをケチって、公共財を売り渡す滅びの道 ~オプジーボの光と影(9)

医療に携わっているスタッフはこの記事に目を通しておくことをお勧めします。

http://medg.jp/mt/?p=7314

あと、ドラッグ・ラグのことをきちんと知りたい方は以下のリンクをどうぞ。
http://www.jpma.or.jp/medicine/med_qa/info_qa55/q39.html


僕にできることは、
「国際共同治験に積極的に関わること」
「薬のタネを産み育てること」
につきます。
臨床試験の推進する上で京大はしっかりした人材がいるのですが、臨床試験を行う際にMTAを結ぶのに京大は時間がかかりすぎる、とかで煙たがられることが多い気がします。
あと、知財がしっかりしてくれているのはいいのですが、なかなか落としどころがみつからなくて暗礁に乗り上げてしまうこともあった気がします。
こういったことを他人任せにしてきましたが、自身ももう少しきちんと理解しておかないとあかんなあ、と最近は思っています。

あと、phase Iから国際共同治験に参加することが重要と考えられているようですが、これを実現するためには、その領域で国際的に認められる人材にならないといけないです。そのためにはサイエンスのみならず臨床もできないといけないのは当然ですが、それ以外に、国内外の医師や製薬企業の人との人間関係の構築が極めて大切になります。日本人は引っ込み思案の人が多いですが、それではなんともならんです。世界で認められるopinion leaderになることは、とても難しいのが現実。僕の意見に同意してくれる人がいたら、一緒にこつこつ頑張って行きましょう。大変ですが。。。

「食べない」人々――グルメ時代に抵抗感?

http://news.yahoo.co.jp/feature/508

結論は、「1日3食きちんとバランスよく食べるのが基本」
って、あまりにつまらなさすぎました。

自分に合ったスタイルを確立することに尽きます。
僕は、自分が心地よく生きて行くために食事をしています。

普通は、朝はあまり食べない(>食べなくてもしっかり仕事ができるから)
お昼は基本的には少しお菓子やフルーツなどをつまむ程度(そうすれば仕事もきちんとはかどるし、まず第一にあまり眠たくならないです。ただ、割り切って食べた後に少し昼寝する、というのもありかも)。
夜は好きなものを好きなだけ食べて、そして眠くなって寝ます。
こういう食事の取り方を体に悪い、と指摘する人も多いですが、何が悪くて何がいいかなんて、なかなか正しい答えはないと思っています。
少なくとも、絶対自分の考えが間違っていた、と思わせるような高いevidenceを有するdataって見当たらないです。


2017年2月14日 (火)

Good by Singapore

午前は、Florent lab (Dr. Ginhoux)との合同lab meeting。午後は新たにうちのラボに加わるZacと一緒に食事して、それからコラボしているメンバーとdiscussion。
夕食はYan(Dr. Barrandon)と一緒に。

YanのボスはHoward Green先生。Elaine FuchsやFiona Wattらの著名人のボスでもあります。いかに素晴らしいメンターだったかを熱く語って頂きました。Yanは元皮膚科医ですが、いまは研究一本。あっぱれです。Yanもそうですが、素晴らしい研究者というのは、人生のどこかで素晴らしいメンターと出会っているものです。そういう意味で、うちらのラボのメンバーは世界に飛び出て本物と一度一緒に仕事して欲しい。

また、YanがCDBの西川伸一先生、府立の眼科の木下茂先生、愛媛の橋本公二先生と長い友人と聞いてびっくり。。。皆様僕に良くしてくださっている先生ばかり。

この世界はともかくいろいろなところで繋がりまくっています。。。

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研究所の近くのホーカーズにて。めちゃうまかった。。。

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産業医大からの長いつきあいの坂部君と、そのボスのYan。
ミシュランのstarレストランでごちそうになりました。。。

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坂部君でかい。。。。

そういえば、今日はバレンタインズデーでした。特に感想なし。

今日の深夜便で帰国します。

帰国後そのまま外来です。

2017年2月13日 (月)

シンガポール

シンガポールに来ています。
こっちのラボの進捗や共同研究の打ち合わせなど意外に1日があっという間に過ぎ去ります。
今回は4月からうちの研究室に加わる方とお昼をしたり(以下の写真)、Th_img_6023

インド料理です。

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シンガポール国立大学の伊藤嘉明先生とdiscussionしたりしてとても有意義でした。
伊藤先生は、僕が学生時分にウイルス研の淀井先生のところで研究をしていたときに、ウイルス研で教授をされていました。京大を退官されたあと、シンガポールで10年以上に亘り研究を続けられています。サイエンスの話をするときの目は鋭く、こういう世代が日本のサイエンスを支えてくれているわけで、一方、うちらの世代は少しのほほんとしています。
どういう時代が訪れるのか、不安と楽しみと両方といったところです。

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後輩と、小汚いホーカーズへ。
シンガポールと言えば、僕はここ。

腹一杯食べて、腹一杯ビールを飲むのが流儀と心得ています。

もう二月も半ば

週末に気合いを入れて作業を進めたお陰で、仕事の借金がまずまず減って、ホッとしています。
が、どうせまたいろいろと仕事が平日は出てきます。

平日の仕事をこなしきれず、週末でなんとか帳尻を合わせる、というスタイルですが、大体週末も学会や海外出張などが入っていて、それで仕事が溜まっていく、と言うケースが多いです。
結局、僕の悪い点は、仕事を引き受けすぎることにあるわけで、その八方美人的な生き方をそもそも悔い改めないといけないです。
さらに、自分の趣味も貫き通しますので、余計にたちが悪い。

自分でわかっていてもなかなか自分を変えられないのが、人生の難しいところ。
今年はもう、ほとんどの週末が埋まってしまったので、来年はもう少しきちんとorganizeして自分のやるべきサイエンスに時間を確保するようにしたいと思います。

The Best Cities in the World by Conde Nast Traveler

Conde Nast Travelerという雑誌はアメリカにいるとときどき転がっていて、なかなかqualityが高い雑誌だなあ、と思っていました。
アメリカの富裕層向けの雑誌です。

The best cities in the worldを読者のアンケートによって選んでいますが、
トップ10の一位東京、二位京都。
http://www.cntraveler.com/galleries/2014-10-20/top-25-cities-in-the-world-readers-choice-awards-2014

たしかに東京は、a mix of contradictionsです。いま、アジアの国々が古き良きところをどんどん破壊して新しいビル群を建てまくってますが、あとで後悔するんじゃないかな。
香港なんかも九龍城があったころのほうが僕はずっと好きだった。

ベスト40が挙がってますが、30以上は行ってました。

日本皮膚科学会 東京支部総会

東京支部総会に参加してきました。

僕が座長を務めたセッションでは、40代前半を中心の比較的若手の演者に、自身の基礎研究によって解き明かされた臨床の病態などについて語ってもらいました。

横浜市大の山口先生、慶応の高橋先生、京大の大塚先生、熊大の神人先生、東大の浅野先生の5名です。
なかなか素晴らしいセッションで、将来の皮膚科もまずまず安泰やな、と感じ嬉しく感じました。

別の会議などもあって、しばし横浜での時間を過ごすことになりました。

2017年2月11日 (土)

AMEDの会議

AMEDの会議は、かなり気合のはいったもので、難治疾患克服事業とアレルギー関連の合同でしたが、錚々たるメンバーでした。知り合いばかりで、なんだかあいさつばかりしていたような。。。
AMEDが発足して2年以上が立ちましたが、出口志向という意味では大きな成果をあげつつあると感じました。
ただ、日本からすんごい基礎研究はあまり出てこないですね。これは別にAMEDが悪いというわけでは無いと思いますが。

正直、日本は伝統的に共同利用施設などのラボ同士の横の繋がりがうすく、各ラボで独立していい仕事を目指してきましたが、このやり方が限界に直面していて、それに対応できていないのだと思います。
オミクス、システムバイオロジー、single cell RNA seqとか、一つのラボでやることは無理です。
海外は僕が1993-4年という学生時代に留学した頃からそのあたりは本当に効率的にやってました。
20年は確実に遅れてますね。
理研などはかなりいい環境だと思いますが、大学は浦島太郎と言わざるを得ないです。

平尾誠二さん「感謝の集い」 山中さん弔辞全文 人を叱るときの4つの心得

https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201702/0009904992.shtml

人を叱るときの4つの心得

「プレーは叱っても人格は責めない」
「あとで必ずフォローする」
「他人と比較しない」
「長時間叱らない」

2017年2月10日 (金)

AMEDの会議

今日は、今年まで自身が大変お世話になったAMEDの報告会に参加するために、早朝ののぞみで東京へ。

昨日の会議でエネルギーを使い果たしてしまったのと、寝不足でぐったりしています。それにしてもいろいろな人に迷惑をかけてしまったなあ、と。

ここしばらくはこの会議の準備で仕事を溜めまくっていたので、こつこつ片付けていきます。

仲野徹先生のコラム

第19回 研究者のいごこち(教授の巻)

http://www.sumufumulab.jp/sumufumulab/column/writer/w/4

おもろかったです。

この半年間、某案件がずっと頭にあって、もやもやしていて、そしてこの一ヶ月ほどは時間を見つけては、その準備に取り組んできました。

その集大成が今日だったわけですが、あえなく撃沈。。。

読者には何のことだか訳がわからないと思いますが、どうしてもここに書けないこともあるわけでして、今日はそういう日でした。

最近、どうも運気の流れが悪いです。こういうときはどうすればいいのか、というと、できるだけ手を広げずにじっとする、ということです。

2017年2月 9日 (木)

一風堂のカップラーメン

今日は朝5時から早出して仕事を進めてます。
明日のプレゼンの準備が大変で他の仕事が滞ってしまってます。

なんとか目処が立ってきたので帰りますが、既に二時過ぎ。眠い。
しかも今日の晩ご飯はカップラーメン。

明日の夜も遅くなりそうで、何と過去の週を乗り切りたいです。

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これ、結構うまいんだよね。。。

2017年2月 7日 (火)

成宮先生と早石先生

宮地名誉教授のfacebookで知りました。

僕が以前、2年ほど編集委員を務めていた紅萌の記事です。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/public/issue/kurenai

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成宮先生による論文指導はdeath matchと呼ばれてました。
丸一週間ほど論文指導を受けることができたことが、今の自分自身の大きな糧になっています。

うちの教室の論文指導のシステムはかなりしっかりしているのですが、僕が受けた事と同じ事を学生さんにしてあげられていないのはあかんなあ、と思います。

別府大分マラソン

4年連続の参加になりました。

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結果は3年連続のサブスリーならず。
31秒の壁は大きかったです。あと数十メートル先を走ることができれば良かったのですが、だめでした。

風邪をひいていたり、マラソン用の練習不足だったりといろいろと言い訳はありますが、これは自身の心の弱さも反映しているなあ、と悔しいです。

来年はサブスリーに戻れるように、心と体の準備を整えておきます。

「この子は芸能界変える」 オスカーのスター発掘法 オスカープロモーション副社長 鈴木誠司氏

この記事、面白かったです。
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO12303850Q7A130C1000000?channel=DF180320167086&style=1&n_cid=DSTPCS020

「私は、野球もゴルフも芸能界も、ある程度のトップ人材を見て過ごしてきました。だから、けじめがつけられたのです。自分が納得できるところまでやってみてダメだとわかったから、育てる側に回ろうと素直に思えた。」

僕も同じような経験をしてきたと思います。
凄い人に出会えたことが、自分を成長させてくれたと同時に、自分の進むべき道を教えてくれました。大学院の時と留学時代に本物のサイエンスに出会えたことが特に大きかったと思います。

2017年2月 4日 (土)

Mira Rai 2017 Adventurer of the Year

トレランに興味がある人向けの記事です。
National Geographicの記事。この雑誌は長いこと取ってました。。。

Mira Rai once hauled rice sacks through the Himalaya. Now she wins international trail races and inspires young Nepali women. Meet your 2017 Adventurer of the Year.

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http://www.nationalgeographic.com/adventure/adventurers-of-the-year/2017/mira-rai-peoples-choice-adventurer-of-the-year/

2017年2月 3日 (金)

高橋健造先生の琉球大教授就任記念沖縄地方会 

先週末は、沖縄へ高橋先生のお祝いの地方会に馳せ参じました。

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新潟出張の後、京大で一仕事してからの沖縄入りだったので、那覇に着いたのが夜10時過ぎでした。
二次会からの参加となりました。

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三次会です。

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4次会です。
そして4時頃でした。

次の日はさすがに二日酔いでした!

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これがメインの仕事!

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iPSの高橋政代、淳ご夫妻も。
高橋先生の同級生ということで、凄い学年です。


AMEDへ

昨日はAMEDでの会議に出席のために東京へ。
短い時間でしたがpresentationをしました。
このプロジェクトでは、大変興味深いテーマを進めていますので、5-10年後に何かいいシーズを産みだして自己免疫疾患のピカ新の治療法につながればと思っています。

2017年2月 2日 (木)

後輩の学位発表

村田君の学位発表が無事に終了しました。
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質疑応答も、しっかりしていて、随分成長したなあ、ととても頼もしく思えました。

彼の素晴らしい点は、自分でquestionをしっかりもち、そしてそれを自身で考えて実験方法をたてて立証していくことができる点です。
サイエンティストとしての素質を十分に備えていると思うので、これから益々活躍して欲しいと願っています。

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2017年2月 1日 (水)

仕事消化できず。。。

皆様、メールの返信が遅れてしまって申し訳ないです。
自身の研究費の報告書、後輩の学位審査、論文のreviseやreview、などが重なってしまっています。
今週末には通常の状態に戻れると思います。
ブログの更新は週末にします。。。

2017年1月30日 (月)

ゴーンさんの考えるリーダーの条件

日経の記事からです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では、私が考えるリーダーの条件とは何か。1つは、結果を出せる人だ。トップはどんなに厳しい状況でも常に結果を出さなくてはならない。また、経営、組織の問題点をはっきりさせ、時には周囲が「右」と思っているところを「左」と言う必要がある。

 日本人には簡単なことではないかもしれない。控えめなことを美徳と考える文化があるからだ。日産とルノーの「アライアンス・ボード・ミーティング」を初めて開いた時、会議でずっとしゃべっていたのはフランス人だった。日本人は静かに聞いていた。だから私はフランス人に「仲間の意見も聞こう」と言い、日本人には「もっと意見を言って」と促したものだった。意見を積極的に言い合うことは結果を出す上で重要だ。

 第2に、リーダーは人々とつながる能力を身につけないといけない。堅苦しい、冷たいなどの印象を持たれては話を聞いてもらえないし、部下たちの働く意欲も損なわれる。リーダーは「共感(empathy)」される能力を磨くべきだ。

 最後に、新しいことを常に学ぶ姿勢だ。ゼロエミッション(無公害)や自動運転、インターネットとつながる技術は進歩が著しい。自動車産業は今、転換期を迎えており、新しい技術や動きに精通し、行動していなければ、たとえどんなに結果を出すリーダーでも行き詰まる。

 生まれながらのリーダーなど存在しないと私は思う。リーダーは周囲からリーダーだと認識されないと、なれないものだ。私も1999年に日本に来た時は懐疑的に見られていた。信頼を得たのは、従業員との対話を欠かさず、ともに結果を出し、常に学び続けているからである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とてもありがたい助言と思います。この三つをきちんと達成できる人は決して多くは無いと思います。

僕自身も、徐々にリーダーとして行動しなければならない機会が増えてきています。今は全く納得のいく仕事ぶりではないですが、失敗から学ぶことは多くあります。

焦らずに、また、正直かつ誠実にメンバーと接していくようにしたいと思います。

2017年1月28日 (土)

沖縄へ

これまで語り尽くせないほどお世話になってきた同門の先輩、高橋健造先生、の琉球大皮膚科教授ご就任の会の参加に向けて沖縄に向かっています。
今朝は新潟から東京経由でJRで京都に戻り、大学でしばらく仕事をしてから、関連病院との連絡会に参加して、それから関空経由で那覇へ向かっています。
ちょっとばたばたしているようにみえますが、移動の間は仕事ができますし、実際に大学にいるときも基本的にはdesk workが中心なので、そんなに違和感ないです。
ただ、移動距離は結構多い一日です。

今関空ですが、那覇に到着したら、そのまま懇親会の二次会に合流します。最近は皮膚科の先生方との交流の機会が随分減っていましたので、みんなと会えるのが楽しみです。

厚労省 薬疹班会議@新潟

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一本早い新幹線で向かい、会議の前に日本海を見に少しジョギングしました。
意外におだやか。そして雪もすくないしそれほど寒くもなく、拍子抜けしました。

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せっかくなのでお昼は寿司を食べにいきました。

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おそらく(記憶に自信がない)初めての新潟大への出張。
こうして写真をみると電線が鬱陶しいですね。

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阿部先生が引っ張ってくれています。

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立派な会議室でした。

そのあと、皮膚科の教室も見学させて頂きました。
若い先生達が、和気あいあいと仕事をしていました。

薬疹は、日本が研究の領域を世界で牽引してきました。
厚労省の研究費の元で10数年間にわたり薬疹の基礎研究が進められてきましたが、このサポートも今年度いっぱいで終わる可能性が高いです。
厚労省がサポートしてくれる研究は臨床の疫学調査が中心となり、これは非常に残念なことです。
難治疾患を克服するためには病態の解明を目指した研究が大切で、また、そのサポートは一つの研究室を対象にするのではなく、並列に幾つかの研究室を対象にして多様なアプローチで進めていくことが大切と思っています。

そういう意味では以前の厚労科研はとても意味がありました。出口志向の研究を応援することは素晴らしいこと思いますが、以前のような研究支援体制も何らかの形で継続してもらいたかったです(予算も限られているので難しいとは思いますが)。

2017年1月27日 (金)

Hybrid zoo: Introducing pig–human embryos and a rat–mouse

時代の流れは自分の想像するよりも速い。
僕が年を取ったと言うことでしょうか。

http://www.nature.com/news/hybrid-zoo-introducing-pig-human-embryos-and-a-rat-mouse-1.21378?WT.mc_id=FBK_NatureNews

ちょっと鳥肌がたちました。

臓器移植もこういう方向から進む可能性があります。

厚労省の薬疹班会議

昨日は、15時までみんなといろいろとdiscussionして、その後は教授会やその関連の行事で夜までかかり、そのあとも、なぜか眠気があまりこなかったので、結局12時くらいまで仕事をすることになりました。
30時間以上連続で仕事をすることになりましたが、海外出張の後は大体時差ボケがあったりしてこんな感じになってしまいます。
ただ、凄く効率良く仕事ができているかというと疑問なので、うまく休養の時間をとれるようにしないとだめですね。疲れていていい仕事はなかなかできるものではなく、そういうのって、年と共に良く感じます。

2時頃ねて、5時過ぎに起きて、今度は新潟へ厚労省の班会議です。新幹線はいい書斎ですので、仕事を進めています。

来週、別府大分マラソンがあって、その時は遊ぶことになるので、それまでにどうしても終わらせておかないといけない仕事が6つあります。。。。

2017年1月26日 (木)

帰京 体力の大切さ

フランクフルトからの機内では結局眠くなかったので、黙々と仕事をしていました。
スチュワーデスさんに褒めてもらえて疲れも吹っ飛びました。

大学での仕事が溜まっていますので、黙々とこなしていくことになります。
海外出張をうらやましがられることがありますが、是非同じ事をやってみてもらいたいです。。。結構大変ですから。

とまあ、これは冗談として、大学で働くということは、体力も要求されるなあ、と思います。村上春樹氏が、長い間いい小説を書くためには体力が重要、と以前どこかに書いていましたが、どの社会でも同じかな、と思います。
若いときに爆発的なエネルギーを発揮するのは誰でもできるかと思いますが、50,60になってもがんがん仕事をするには、相当の気力と体力が必要に思います。

別に、そのためにランニングをやっているわけではないですが。

2017年1月25日 (水)

ツールーズ

初めてのツールーズへの訪問ですが、ガロンヌ川がゆったりと存在していてフランスの町の落ち着きをさらに演出しています。
よくフランス人はあまり働かない、みたいなことが言われます。たしかに働く時間は短いですが、効率と結果への最短プロセスを重視してくれるので、仕事はかなり早く進みますし、宿題を残さずに、その場で結論までもっていってしまってくれるのですっきりします。

日本からは僕が参加し、あと、アメリカからはAmy Paller、ドイツからThomas Luger、アイルランドからMartin Steinhoff先生らが参加しました。
会議のスケジュールはびっしりだし、また、参加人数が少ないのでいろいろな意見を求められるし、また、こちらからも発信したので、充実感はありますが、疲れました。

アメリカ・ヨーロッパに比べて日本がいかに新薬の導入において後進国であるかを改めて実感すると共に、そのためのインフラ整備をどのようにすすめないといけないかについても考えさせられました。
基本的に、日本が欧米のようにやっていくのは極めて難しいです。
たとえば、case western大の皮膚科(Amyが主任教授)では、現在約60のclinical trialが進んでいるとのことです。京大皮膚科ではゼロが一つ少ないどころから、それ以下です。
海外は臨床試験を取り巻くスタッフの数と、実際彼らが準備してくれることの量が日本のそれを凌駕しているし、また、皮膚科医のスタッフの数も圧倒的に多いです(一方、アメリカの皮膚科医は基礎研究をやっていないとも思います)。
自分の教室を欧米のような臨床研究センターにしたいとは強く思いませんが、ただ、そういう仕事を日本のアカデミアもしっかり担っていかないと本当に浦島太郎になってしまい、患者が医学の発展の利益を享受できなくなってしまうのが残念です。

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2017年1月24日 (火)

永尾さんのセミナー

報告が遅れてしまいましたが、1月19日にNIHでPIをしている永尾圭介先生が京大に来てくださりました。
セミナーだけでなく、大学院生とのdiscussionにもおつきあいくださり、研究室のメンバーは大いに刺激をうけました。

サイエンスは、自分の研究室に留まっていては成長は難しいです。そのため、今回の様に、皮膚免疫に造詣の深い先生と直にdiscussionできる機会というのは大変貴重になります。

二つ返事で引き受けてくれた永尾先生に心より感謝すると共に、この機会を生かしていい仕事へ発展させていくことが何よりの恩返しと思います。

日本のサイエンスは今後益々停滞していくことが懸念されますが、そんな中でも、まだまだpresenceを示し続けることができる様に悪あがきしたいと思います。

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2017年1月22日 (日)

マラソンと研究の教育の共通点

日経の記事からです
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11646400T10C17A1TZA000/

瀬古さんの意見、僕も正しいと思うし、科学にもたしかに当てはまると思います。
マラソンでは、有能な人に指導のeffortをどんどん注げばいいわけです。やはりメダルをとれる選手を育成することが一つの目標ですから。

現在うちのラボの指導は平たくエフォートを注ぎがちです。。。少々できが悪くても指導者が頑張って教えてなんとかしようとしています。一方、優秀な人はのびのびやらせても勝手に育つ、という感じで。
でもこれは本当は正しくないのだと言うことを改めて考えました。

以下、一部抜粋です。

 ――日本のマラソンは距離を踏むことで世界のトップクラスの力を維持していたのに、そんな練習は古いと言われるようになりました。

 「やりもしないで古いとか、間違っているとか言わないでほしい。そんな選手はいらない。私はやりたくない選手に無理にやれとは言わない。マラソン練習は強制的にやらされても続かない。やりたいという選手が出てくるのを待つ。高橋尚子さん(シドニー五輪金メダリスト)のように、小出義雄監督から『もうやめときなさい』と言われても隠れて走っているような選手に出てきてほしい。2020年の東京五輪に向けた強化合宿では超長距離走をこなす『瀬古メニュー』をやろうと思っている」

 ――瀬古さんのような勝負強さはやはり練習ではなくレースで養われるものですか。

 「私は高校時代にトラック競技で勝ち方を身につけた。マラソンでは35キロでライバルと並んだときに『絶対負けない』と思えるようでないといけない。並ぶと強い相手はオーラを発している。オーラが出るようにするには誰にも負けない練習をこなすしかない。私は生活面でも誰にも負けていないと思っていた」

 ――いまの指導体制に気になる点はありませんか。

 「高橋尚子さんや野口みずきさん(アテネ五輪金メダリスト)らの例から考えると、マラソンは信頼関係をもとにしたマンツーマンの手厚い指導がないと厳しいのかもしれない。駅伝の弊害があるとしたら、そこだと思う。駅伝はチームの総合力を上げないと勝てないので、指導に掛ける力が分散する」


UTMTの写真

先日の香港で参加した100mileの大会のOfficial siteから写真などを無料でいただけました。
心温まるサポートをずっと感じ続けた大会でした。

日本では最近「おもてなし」という言葉ばかりが先走っていて凄く違和感を感じます。
たしかにemotionalには日本はhospitalityのレベルが高いですが、technicalにはinternationalではないです。
こういうのって、serviceに関わる人、とくに海外の人を相手にやりたいのであれば世界にいって、いろいろなことを経験する必要があります。
シンガポールはアジアの中では非常にいいと思いますが、先日ドーハのビジネスクラスのラウンジに入ったら
http://www.qatarairways.com/jp/jp/lounges-al-mourjan.page
世界の多様な人種や民族に対応できるサービスを提供していて関心しました。
日本の関空のラウンジなんて、国際空港の中では世界でも最悪の一つと思います。

食事だって、ハラールとかきちんと準備してあげないと観光客を増やしても、本当のhospitalityは示せないですよね。。。

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ちょっと疲れた顔をしているかも。。。

武田科学振興財団 chronic inflammation

http://www.takeda-sci.com/

シンポジウムにお招きいただき、参加してきました。
ここしばらく参加した研究の中で、最も充実していました。

1.テーマが絞られていること
2.しかしながら、そのテーマに多角的にアプローチしていること(多臓器、免疫、非3免疫、代謝、線維化、自然、獲得免疫など)
3.一会場で進めること
4.休憩時間、すなわちdiscussionの時間がたくさんあること
5.夜の飲み会が充実していること

などがポイントかと思います。

来年は、ゲノム編集がテーマとのこと。来年はaudienceとして参加したいです。

あと、ポスター賞の選考委員も務めさせていただきました。
約100の演題から7つという激戦でした。選ぶのも大変でした。

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オーガナイザーの宮坂先生、審良先生、松島先生、お疲れ様でした。

(写真ですが、運動靴って、ばれないですよね?)

フランス出張

某疾患の治療方針を検討するclosedの会議に出席するために、フランスへ。
こういうのは、断りたい気もするのですが、日本が無視されて世界が動いて行くことを看過できないので頑張って参加するようにしました。
しっかり戦ってきます。

人生というものは「ボランティア(奉仕)」なのだということがだんだんわかり、そしてそれを受け入れつつあります。

2017年1月20日 (金)

35歳の天才・唐鳳氏の素顔とは?

興味深い記事かと思います。
http://toyokeizai.net/articles/-/133963

日本の閣僚が他国と比べてどれだけ思い切った政策をできるのか、という意味に於いて、今の台湾に負けるなあ、、、と思わせる記事です。

こういうのは政治だけの話でなく、アカデミアの世界でも最近強く感じるところです。

2017年1月17日 (火)

ドーハにて 新聞からみる日本の鎖国性 遠藤周作の沈黙

タンザニアのモシ空港からザンジバル経由でドーハへ。
ここで3時間以上のwaiting中です。

出張中はその土地の新聞を読むのをモットーにしていますが、今回感心したのは、カタールの新聞である、GULF TIMES
http://www.gulf-times.com/

世界中のニュースがふんだんに盛り込まれています。
日本のことも、安倍首相がインドネシアの首相と会談したこととか、かなり詳細にいくつも記事が出ています。
どうしてカタールのような国の一新聞社が、dailyでこれだけの国際情勢をつかめるのか不思議です。どこかの海外の新聞記事を転載しているのかもしれませんが、そうであれ、結果として、国民にこれだけの情報が伝われば効果は大きいです。

日本の新聞って、国内のことばかりで、これはこれで大切なのはわかりますが、もっと視野の広い新聞社があってもいいような気がします。
japan timesとかがまだましですかね。。。

New York Timesは朝日新聞との提携で日曜版をしばらく頼んでましたが、自分が読みたいbook reviewなどの紙面がごっそり抜けた簡易版しか手に入らないのでやめました。こんな程度であれば、NYTのweb siteで十分と思います。

今回のILDSの理事会でも改めて感じましたが、日本人が海外で、同等の教養のレベルで話をするのはとても難しい。鎖国が残っているような気がします。

そんなことを思いながら、機内で遠藤周作の「沈黙」を読みました。途中から前に進むのがもったいないくらいの気分になり、じっくりじっくりかみしめて読みました。
キリスト教徒でない自分にとっても、信仰とは何なのかを深く考えさせてくれる名著です。中学の時に読みましたが、また違った栄養を与えてもらった気がします。

2017年1月15日 (日)

ILDSの理事会 Moshi タンザニア

なぜこんなところで理事会があるのかというと、ILDSがサポートしているアフリカの皮膚科医教育プログラムがタンザニアのMoshiにあるからです。キリマンジャロの麓にあり、海抜1000mのところにあるため比較的涼しく、過ごしやすいです。

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ホテルは、広大な土地の中におしゃれなレストランなどあります。
アフリカの料理はおいしいとは言いにくいのですが、僕はそれでも好きです。生野菜などもしっかり食べてますが、僕はいまのところお腹を壊してません。他の理事の人はみんなちびって火が通ったものしか食べてませんが。。

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キリマンジャロが見えます。
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これは学生の時に登ったときの写真です。
この頃と比べて雪や氷河がかなり減ってます。
今回は時間がないのでみるだけ。。。
富士山は見るのはいいけど、登るとちょっとつまらないですが、キリマンジャロは登っても最高。

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朝から昼過ぎまでみっちり会議。
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午後はこの教育施設と病院の皮膚科の見学。
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続きは後ほど。

2017年1月14日 (土)

タンザニア モシに到着

合計31時間かかって会議場に到着。
ドーハで、ドバイから現地に向かうHassanと一緒になりました。
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20年ぶりのタンザニア。あまり変わってないです。
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2017年1月12日 (木)

人間ドック

昨年から始めた年一回の人間ドック。
自家用車でも定期点検するし、それなりのお金も払う訳なので、自分の体もきちんと定期メンテナンスする方がいいと思っています。

前回とのちがいとしては、
1.胃カメラで前回は軽度びらん(生検はOK)があったものの、今回はなし
2.採血で幾つかの異常値あり(100マイルの後遺症?ASTやBilまで上がってました)
3.相変わらずの不整脈(これは一度専門の先生に見てもらおうと思います)
画像評価はしばらく結果待ち。

あと、下部消化管の内視鏡もどこかでやってもらいたいな、と思っています。

ということで、自分の現状をしっかり把握しておく必要はあります。

アルコールは少し減らし、寝不足などを減らして規則正しい生活が大切かと思っています。あと、100マイルレースなども楽しいけど、ほどほどにしないとあかんですね。脱水などにも気をつけないと。。。

規則正しい生活をしたいのだけど、海外出張が多いので、来年から減らしたいと切に願っています。
とかいいながら、今日もILDS(国際皮膚科連合)の会議などに参加のためにタンザニアへ。。。ビザも必要だったりで大変でした。
日本からの代表としてえらばれているので8年間頑張らないといけないのですが、正直しんどいです。でもがんばるしかないですね。


2017年1月11日 (水)

飲酒後にラーメン食べたくなる理由判明 英でマウス実験

http://www.asahi.com/articles/ASK174CM0K17ULBJ001.html

こういう研究いいですね。誰もが経験して何となく感じていることを、きちんと分子レベルで解明。。。。

昨日は、京産大の永田研の潮田さんと研究のdiscussionをしました。基礎の先生と一緒に仕事をするのがまたとても楽しい。

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山走りも楽しいし、臨床も楽しい。

いい一年にしたいです。

2017年1月10日 (火)

映画 MERU キネマ旬報

先日MERUを見に行ってきました。
何しろ、完全実写なので迫力が違います。こういう映画は劇場で見るに限りますね。
登山に興味がない人でもそれなりに楽しめると思います。

あと、キネマ旬報のベストテンがでてました。
http://www.kinenote.com/main/kinejun_best10/japan.aspx

邦画・洋画ともにほとんど見られてません。
というか、「シン・ゴジラ」と「怒り」だけですね。
永い言い訳は、原作だけ読みました。
この中では、「この世界の片隅に」は是非見に行きたいと思っています。
あと、

もみたいと思ってました。それ以外もおもしろそうです。機内でやってないかな。。。

「君の名は。」を入れてないところが、キネ旬らしくて好きです。

2017年1月 9日 (月)

勘とアイデアと知恵 【頂上対談】山中伸弥×羽生善治「AIは"勘"を再現できるか」

週刊現代もおもろいことをやりますね。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50589

以下の部分の、「「思い入れを捨てる」ことも大事」というところ、これが実は凄く難しいのだと思っています。
知恵がつけばつくほど、捨てることができなくなるのが人間の性(さが)であり老いなのかな、と。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山中 でもすごく感じるのは、20代、30代に比べると、ひらめきや創造性は確実に下がっているということです。昔だったらどんどんアイデアが出てきたのに、今は残念ながら昔ほどは出てこない。

ただ、ひらめきや創造性のカーブは下がっているけれども、経験を積んでいる分、知恵は付いてきています。差し引きどうなのか(笑)。

昔は研究アイデアを出すのも実験も自分がやっていました。今は役割交代と言うか、そういうことは若い人にどんどん任せて、僕はマネージメントや戦略を考えるほうに変わってきつつあるんです。

羽生さんは10代からずっとトップを走ってこられて、40、50になると戦い方も変わっていくものなんですか?

羽生 変わります。山中さんがおっしゃったことは将棋の世界もほとんど同じです。アイデアを最も出しているのは10代後半から20代前半。三段、四段くらいの人たちですね。10個のアイデアの中に1個すごく素晴らしいものがあって、それがブレイクスルーを生んで進んでいく。

どうしてそれができるのかを考えたことがあります。私は「いいとこ取り」できるからなんじゃないかなと思っているんです。持っている知識量は年長者のほうがあるけれど、若い人は使えない手をバッサリ切り捨てることができる。

そこから新しいアイデアを思いつけるのではないかな、と。その意味では「思い入れを捨てる」ことも大事なのかなと思います。

達人が選ぶ時間管理術 誰でもすぐ実践、10のワザ

日経プラスからです。
http://style.nikkei.com/article/DGXKZO11378120W7A100C1W01001?channel=DF180320167086&style=1&n_cid=DSTPCS018

僕も概ね賛成です。実は、既に実践していること、あるいは既に検討したことしか載ってませんでしたが。。。

特に、

7位 メールを開く時間帯を決める
10位 苦手な家事は外部に

はかなり重要な事かと思います。


2017年1月 8日 (日)

海炭市叙景 佐藤泰志著

新潟大の阿部先生に以前佐藤泰志を勧められてから、「そこのみて光輝く」などの映画を見たりしていました。

佐藤泰志は残念なことに若くして自死してしまったので、この小説も未完に終わるわけですが、それでも十二分に読み応えがあります。特に前半の力強さには一気に引き込まれます。
この作家は人の弱さが痛いほどわかる人なのだと思います。こういう作品と出会えて良い新年を迎える事ができました。

2017年1月 7日 (土)

慈眼洞画文帳 その三

京大の耳鼻科の名誉教授の本庄巌先生に頂きました。
なかなか手に入らないと思われる著書ですので、ここで紹介するのはためらわれるのですが、教養の深さにただただ感嘆するばかり。
僕らの世代の医学部教授は、なんとか論文を書くのが精一杯で、陶芸・茶道・オペラ鑑賞・絵画などをたしなめる人はほぼ皆無です。
自分を含めて、つまらない人間がどんどん増えてきていて、あかんですね。。。

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♪ 二階堂和美 ハミング・スイッチ

100マイルのトレランを終えて

約100km近く一緒に走ったStaffan(Swedish)からメールがレース後に来ました。
こういうのをopenにするべきではないと思うんだけど、ただ、以下の一節が僕はとても嬉しくおもったのでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・
Im so greatfull for your support in Yesterdays race. Your mentality is unbelievable! Never heard you complained about anything!
・・・・・・・・・・・・・・・・

100マイルも走る場合、一番大切なのは、mentalityやと思っています。
これは研究や臨床でも一緒やないかな。。。



新年会とジョグ

新春恒例のジョグと新年会。
飲み過ぎて、次の日の外来で、看護婦さんに「先生むくんでるね。。海外のトレランの疲労が残ってるんじゃない?」といわれましたが、実は前日の飲み会のためでした。。。

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飲み会の写真もupしようかと一瞬思ったのですが、止めることにしました。。。


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